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１７世紀のオランダを生きた女性画家とその作品をめぐる物語。物語は３つの時代と場所を交互に巡って進んでいく。ややこしそう、と思うもさほどの違和感を感じず読み進めていけた。絵画や美術を愛する人に楽しめるのはもちろん、ミステリーの部分もしっかりと描かれていて面白かった。原題は“The last painting of Sara de Vos”。これを“贋作”とのの和題にしたのはこの本を多くの人に手に取って欲しいとの出版社の願いか・・。そしてまんまと乗せられた感。

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再読。無実の罪を着せられ、故郷を離れていた主人公が昔の親友に乞われて逡巡しながらも戻っていくところから物語が始まる。のだが。ジョン・ハートの作品の中では一番苦手かも。最初から最後まで主人公はじめ出てくる人出てくる人にイライラされっぱなし。確かに、ミステリーというよりは“家族をめぐる物語”、なのはわかるんだけどなぁ。。。ただ、彼の作品に共通して、最後に茫漠とした希望を残してしめるところを救いをとるか。

川は静かに流れ (ハヤカワ・ミステリ文庫ハ 24-2)ジョン・ハート

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あらすじ・内容

ナイス ★13

コメント(0)2018/06/12

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もうすぐジョン・ハート氏の新作が出るということで１作目から再読。主人公にも周りの人々にも共感できず、『イライラする～！』『う～ん、ゲスの極み！』と非常に消化に悪い作りながらもなんだかんだで読ませてしまう。評価が分かれているのもこころへんに耐えられるかどうかなのかな。主人公の近所に住む医師とのやり取りが唯一の救いであり良心か。でもまた読んじゃうな～。さ、次作の“川は静かに流れ”と“ラストチャイルド”へレッツゴー！

キングの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫ハ 24-1)ジョンハート

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あらすじ・内容

ナイス ★8

コメント(0)2018/06/05

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大学の同窓生３人の女性にそれぞれのパートナー、楽しくなるはずだった披露宴を兼ねた旅行が一転、ある悲劇に見舞われる。昔亡くなった女の子の幽霊譚も絡んできて物語が進んでいく。読んでる間、今回もどっぷりとシェトランド諸島の世界に入ることができたのだがペレスよ、そこまで厳しく自分を律しなくても・・と思うことが多々。ウィローじゃないけどペレスを「も～っ！」と、揺さぶりたくなってしまう。でも昔のペレスが戻ってきたようだとサンディが喜ぶシーンもあったりで、ゆっくりだけど前に進んでいるのかな。。。

空の幻像 (創元推理文庫)アン・クリーヴス

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あらすじ・内容

ナイス ★20

コメント(0)2018/06/04

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殺された“はず”の夫の死の真相を探るうちに姉の死、さらには１７年前のある事件へと糸が繋がっていく。主人公マヤの他者からの助けを頑なに拒むスタンスに『何もそこまで・・』と釈然としないものを感じていたのだが、読み進めるうちにこれは・・もしかして・・・と、全てが繋がっていく様は圧巻。この作者の本は初めて手に取った（たぶん）けど他の作品も気になる！探してみよ～っと。

偽りの銃弾 (小学館文庫コ 3-1)ハーラン・コーベン

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あらすじ・内容

ナイス ★10

コメント(0)2018/05/25

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家計調査士の主人公がある裕福なビジネスマンの依頼を受け調査をしていくうちに次から次へと謎＆調査妨害に合いながらも諦めることなく突き進んで行く。最近、家系図や何かに興味を持ちだした私にはﾀｲﾑﾘｰなｽﾄｰﾘｰ。ＪＴが飛行機嫌いだったり、彼自身が自分のアイデンティティに心もとない思いを持っていたりと主人公の人物像にも惹かれるものがある。入り組んだ家系図に頭がこんがらがりそうになりながらも面白くてあっという間に読んでしまった。本国ではすでに６冊刊行されているらしいこのシリーズ、日本ではどうかな。続きが読みたい！

或る家の秘密 (ハーパーBOOKS)スティーヴロビンソン

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私も図書館で予約しますね。

05/22 17:26

ともこさ～ん、面白かったのでぜひ！感想お待ちしてます(^^♪

ナイス ★1

05/23 17:34

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ネタバレＮＹで起こった銃乱射事件、その容疑者となった元恋人の弁護を引き受けることになった主人公オリヴィア。三角和代さん翻訳との記載を見て手にとったのだが・・・。いやぁ、どうしちゃったんだろう三角さん。原作を読んでない（読めない）ので何とも言えないが主人公のしゃべり方に違和感ありまくりで内容がなかなか頭に入ってこなかった。誰と誰が離しているのか混乱してしまうこともしばしば。購入本だったがもし次作が出るとしたら図書館で借りて様子見しよう・・。

償いは、今 (ハヤカワ・ミステリ文庫)アラフェアバーク

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あらすじ・内容

ナイス ★6

コメント(0)2018/05/08

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私好み、どストライクの作品がまた一つ！対人スキルは低いものの、少数精鋭のチームを率い抜群の捜査力を誇るキム・ストーン警部。カワサキ・ニンジャを乗りこなし、メンテもお手の物。チームの中でも彼女の相棒的な役割を担う良き家庭人でもあるブライアントと時には軽口をたたきあいながら陰惨な連続殺人事件に挑んでいく… この作品の魅力は何と言ってもキムにあるのは間違いないが他の登場人物もきちんと描かれていて最後まで飽きさせない。本国では7作目まで出版されているとのこと、翻訳が待ち遠しい！