万葉集を現代の感性で、そして奈良弁で訳した本。 超訳っちゃあ超訳だし、でもこういう感じだよねとも言える。 万葉集ってどんなものって感じるには良い本も思うし、昔の人も今の人間と同じように人を好きになったり思い悩んだりしたって事が良くわかる。 なかなか面白かった。

良い戦略の立て方。集中するとは何か。目標と戦略の違い。 言ってしまえばこれだけのことなのだが、結論んい至るまでの多くの実例、経験を紹介している骨太な本。 骨太なので読むのが大変だったが、和訳はこなれており、読みやすい。 一方で、当たり前だが、結論というか実践は、最終章になるまで出てこないので、そこまで耐えられるかが試される。 良い本だった。

タイトルの通り。 CEO CFO FP&A 経営企画部など業務でROICに携わっている人向け。 実践編なので、基礎から知りたい人にはオススメできない。 一方で、実践編とある通り、実務における考えを整理するのに役立つと思う。 自分の難しかったが、悪くない本と思う。

横浜駅近くの地名にある高島の元になった高島嘉右衛門の伝記。あるいは歴史小説というべきか。 もっと実業家的な人だと思っていたが、この本では易学による占い師部分が強調されている。 横浜の部分は全体の1/3くらいかな。読み物としてはまずまず面白かったかな

マイクロソフトの米国事務所でエンジニアとして働く筆者による、マイクロソフトエンジニアの仕事の進め方、考え方、マネージメントスタイルを解説している本。 讃えあう、失敗を許容する、年間のKPIのみを気にして具体的な方法は現場に任せる、エンジニアでも高い給与・権限を持つなど、日本社会にはない仕事の進め方が整理されており、大変勉強になった。 米国やマイクロソフトの強み・良い所がよくわかる本。 日本でもできるとことがたくさんあるが、社会的環境のせいもありそのまま使うには少々工夫が必要かもと思った。 よかった

皇族の彬子女王の英国オックスフォード大学への留学記。 皇族というレンズ抜きに、若者の留学先での苦労、博士号取得までの試行錯誤など、微笑ましく、かつ応援したくなるような文章で、楽しく読めた。 単純に、イギリスに留学するとはどういう感じなのか、博士号を取るにはどのような生活を送る必要があるのかという、留学のための参考としても良い本だと思う。

万葉集を現代の感性で、そして奈良弁で訳した本。 超訳っちゃあ超訳だし、でもこういう感じだよねとも言える。 万葉集ってどんなものって感じるには良い本も思うし、昔の人も今の人間と同じように人を好きになったり思い悩んだりしたって事が良くわかる。 なかなか面白かった。

シェークスピアの劇。テーマはシーザー暗殺。 タイトルはシーザーだが、主人公は多分ブルータス。 解説が半分くらいあるので、実際の分量は本の半分くらい。と同時に、解説が充実しているので本を理解するのに役立つ。 本文も結構面白く読めた。ハムレットやリア王とかに比べると読みやすいかなと思うので、シェークスピアに興味を持ったらこの本から始めるのもありかなと思った。