池袋にある古代オリエント初物館に行ってきた。前回行ったのはサンシャインビルができてすぐぐらいだったのでかなり昔である。博物館内は記憶にあるのとあまり変わっていなかったが、こちらが変わってしまった。以前は気がつかなかったこと、例えば強力な中央集権国家が成り立つには、強力な官僚制が必要だということである。そしてそれに付随して納税のための度量衡や交通網、地図、それに体系だった法律が必要になる。そう考えると古代とはいえかなり高度な仕組みが出来上がっていたことに気がつく。そして年を取るということは、視野が広がり多くのことを重層的に見ることができるようになるのだなと知った。温故知新とはこのことか、である。間違っているけど。
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