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shoka
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4つの短編集。どれもが青春の淡くて切ない1ページをこれでもかというほど濃密に描いている。青春を華やかに謳歌する者もいれば、薄暗く、地味に過ごす者もいる。甘くも苦くもない「完成しきっていない感情」を描くのが上手い作家さんだと思った。その感情の中で芽生える少年少女たちの恋心は、はじめは読者を不安にさせる。しかし物語を終えたときには、ほっと安心でき、大切に見守っていた何かがしっかりと育ったような満足感が胸に残る。 今まさに青春時代を謳歌している若者にも、青く輝くことを忘れてしまった大人でも楽しめる傑作である。
0255文字
shoka
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とてもノスタルジックで不思議なお話。主人公のミチルは、引っ越してきた街・夏流で誰もが知っている「みどりおとこ」に出会う。それからミチルの元に、呼ばれた子供は必ず行かなければならない夏流城へと招待される。同じくそこへ呼ばれた五人の少女。 そして少女たちとの共同生活を経て、明かされる悲しい秘密。それを綺麗で叙情的な文体で描いている。 「八月は冷たい城」にも繋がっているのか、そちらも読みたいと思う。
0255文字
shoka
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静かで、それでいて熱い物語でした。主人公のハジメは最も愛した島本さんと結ばれないまま大人になる。二番目に愛した女性と結婚し、子供もいる。幸せそうな形に身体ははまっているが、圧倒的に何か一つが欠けている。そんな中、再開した島本さんとその反動とも言えるように、熱く溶けるような恋に堕ちていく。村上春樹特有のエロティックで、美しい性描写は圧巻。 そして「国境の南、太陽の西」と言う言葉に込められた意味。これは、何かが欠けたまま生きている私たちに向けられた言葉だ、そう思いました。
0255文字
shoka
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とてもまっすぐな話だった。タイムリープの王道モノ。ひと夏の二度と取り戻せない三か月をヒロインが笑顔で過ごせるように奔走する主人公には胸を打たれる。キャラクターが個性的だが、ヒロインのキャラが何より良くて、いいなあ、可愛いなあと羨ましく思った。ただ、王道なために展開が読めてしまい、どんでん返しのようなものがなかったのが惜しかった。あとはとても読みやすい文体のため、主人公の心情表現が一辺倒だったのが気になりました。 全体的に見たら、THE青春! という感じでとても良かったです。
0255文字
shoka
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アイデンティティというものは、その他大勢に染まるということなのか。それを教えてくれた気がする。マイノリティは社会から糾弾、もしくは排除され、一糸乱れぬ足並みをそろえた兵隊の世界が出来上がる。恐ろしいと思った。普段使っている「普通」というワードに、これほど恐怖を覚えたのは初めてだった。 「コンビニ人間」でいる時のみ社会の歯車になることが出来る恵子は、これからもきっと普通の弾圧に身体を晒しながら生きていくのだろう。社会は変わらないからこそ、ストレートに「普通」「アイデンティティー」を訴えかけた本作は瑞々しい。
0255文字
shoka
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ただただ、心を抉るような青さだった。この物語は、誰かを傷付け、傷付けられながら終わっている。でも、読んでいて、それでいいと思った。完全な青春なんてそれこそ嘘で、不完全だからこそ痛いし、まばゆいのだと、この小説を通して教えてもらった。 すべての登場人物との関係も不完全なまま終わったのは、そういう意味も込めていたのだろうなと思った。 何者にもなれていない主人公たちが考える、人との距離の考え方は唸るほどよく共感できた。 あの頃、自分が生きていた青くて痛くて脆い日々を思い出したい方はぜひ。
0255文字
shoka
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胸を刺すほどに美しい、記憶の物語。間違いなく三秋縋の最高傑作だった。残酷な世界の中で限りない幸福を見つける。時に、本物よりも偽物の方が幸せだと感じることがある。今作はそんな偽物の記憶の中に本物の幸福を見つけだそうと必死にもがく、藍色の物語だ。 不幸と幸福は表裏一体で、常に私たちの傍にいる。これは、そんな未来を歩むかもしれない私たちへの教訓だ。 主人公たちの幸福の記憶は、読者によってさまざまな解釈が出来る作品だろう。私は、久しぶりに小説を読んで心が揺さぶられた。幸福という夏の魔法に罹りたい方は、ぜひ。
0255文字
shoka
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アインクラッド編最終巻。攻略の途中でのシリカやリズ、月夜の黒猫団との物語。どれも涙腺を刺激してくるようなものばかりでした。 それにしても、リズが可愛すぎて反則ですね。あんな無邪気に想いを告げられたら首を縦に振ってしまいます、はい。 アニメでも泣きましたが、サチの話は切ねえですね。あんなポップな「赤鼻のトナカイ」をこんなにも切なく表現できるとは……。さすがサチ。 10月に放送のSAO3期のアリシゼーション編までには、原作を読んでおきたいです、頑張ります。
0255文字

読んだ本
62

読んでる本
1

積読本
38

読みたい本
13

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読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/22(3022日経過)
記録初日
2016/08/15(3151日経過)
読んだ本
62冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
18517ページ(1日平均5ページ)
感想・レビュー
60件(投稿率96.8%)
本棚
1棚
性別
血液型
O型
職業
サービス業
現住所
東京都
自己紹介

小説好きなただの凡人です。感動・恋愛系の話を主に読んでいます。

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