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2025年11月の読書メーターまとめ

はな
読んだ本
2
読んだページ
874ページ
感想・レビュー
2
ナイス
98ナイス
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2025年11月に読んだ本
2

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

はな
海族と山族の争いを中核に据えた八作品の「螺旋プロジェクト」なるものの一つとして書かれたらしい。昭和後期の前編はスパイ大活躍&アクション多め&敵味方共闘っていう伊坂作品の強みが押し出されてて楽しい。金の亡者的悪役が「多分この後没落するんだろうね」って想像させてくれるのもバブル期の話の良いところ。反面、近未来の後編は風呂敷広げすぎて回収しきれずっていう近年の伊坂作品の妙な癖が出てて読後感はぼちぼちって感じ。賢くなりすぎたAIが警察もニュースも支配して都合の悪い人物を消そうとするみたいな設定は先見の明を感じた。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
2

はな
ネタバレ「冷たい校舎の時は止まる」の登場人物がちらほら登場する中編4本立て。塾講師が一線越えまくってるとこを除けば「道の先」が相当好み。辻村作品の女性キャラって大体賢くてこじらせてて、優秀ゆえの悩みが見えるのも、そういう子が歳上の男に惹かれるのも、その男が「君と同級生として出会ってたら絶対に僕には惹かれない」って断るのも良かった。「トーキョー語り」の“正体”はわりと早く気付いたけど、携帯没収されて取り乱しすぎじゃね?番号くらい控えてるよな?とは思った。いずれにしてもちゃんと一皮剥けて筋通った千晶のキャラが推せる。
が「ナイス!」と言っています。
はな
海族と山族の争いを中核に据えた八作品の「螺旋プロジェクト」なるものの一つとして書かれたらしい。昭和後期の前編はスパイ大活躍&アクション多め&敵味方共闘っていう伊坂作品の強みが押し出されてて楽しい。金の亡者的悪役が「多分この後没落するんだろうね」って想像させてくれるのもバブル期の話の良いところ。反面、近未来の後編は風呂敷広げすぎて回収しきれずっていう近年の伊坂作品の妙な癖が出てて読後感はぼちぼちって感じ。賢くなりすぎたAIが警察もニュースも支配して都合の悪い人物を消そうとするみたいな設定は先見の明を感じた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/01/02(3266日経過)
記録初日
2017/01/02(3266日経過)
読んだ本
267冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
90508ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
267件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
30歳
血液型
O型
職業
教員
現住所
兵庫県
自己紹介

高校国語教師です。
直木賞作家さん中心に読んでます。

生徒に勧めるときのために
勧められたときの記録用に
感想は字数制限めいっぱい書きます。


【個人的ベスト5】
1.須賀しのぶ「革命前夜」
2.伊坂幸太郎「マリアビートル」
3.青山美智子「赤と青とエスキース」
4.有川浩「塩の街」
5.森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」

【生徒に勧めたい5冊】
1.有川浩「阪急電車」
2.青山美智子「木曜日にはココアを」
3.森絵都「DIVE!!」
4.辻村深月「かがみの孤城」
5.朝井リョウ「何者」

【推しシリーズ3選】
1.伊坂幸太郎「陽気なギャング」
2.有川浩「図書館戦争」
3.夏川草介「神様のカルテ」


世の国語教師は文豪の作品を勧めがちですし
そもそも現代文学読んでなかったりしますし

生徒はそのせいで国語嫌いになりがちですね
心の底から面白い本は現代にもありますよね

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