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筒井康隆の自伝（完結編！）と掌編小説が載っている。老人介護施設に入ってもまだ筆力が衰えないことが凄いし素晴らしい。傑作、名作、快作を数多く産み出しているこの天才文豪は日本の至宝と言っても良くてもっと評価されるべきだと思う。

文學界 2025年4月号名手の短編　筒井康隆町田康吉村萬壱/奥泉光×高山羽根子 [雑誌]

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あらすじ・内容

ナイス ★10

コメント(0)2025/03/29

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恐ろしい話だ。ホラー小説よりカフカより恐ろしい。なにしろ現実に起きたことだから。理由を告げることなく警察署に連れて行かれて逮捕、拘束。そして真相は不明のまま。権力を持つ者が公正さや正義感を失ったとき何が起きるのか。ああ恐ろしい。

冲方丁のこち留こちら渋谷警察署留置場冲方丁

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あらすじ・内容

ナイス ★17

コメント(0)2025/03/16

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言わずと知れた直木賞受賞作です。粒ぞろいの短編集で主人公に凄惨な事件が起きないので安心して読めます。ちょっとした謎解きもあり、科学的とか理系小説とか言われているけれど若干の蘊蓄はあるものの理科が苦手な人でも大丈夫です。各地方の方言の使い方も自然でいい味を出していました。

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竜と美少女の物語と来れば「氷と炎の歌」の竜姫デナーリス・ターガリエンを生み出した国だから期待は高まった。でも、これは竜が出てくるファンタジーを装ったロマンスソフトポルノか。ゼイデンは２３歳なのにスケベな中年男にしか見えず、主人公も愛欲に狂った女だ。痴話げんかばかり続いて戦いはどうなったと思わせる。最後に戦闘シーンがようやく出てきたが、お馴染みの展開で目新しさがなかった。次作に続く匂わせで終わったがもういいかな。

フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 下レベッカ・ヤロス

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あらすじ・内容

ナイス ★23

コメント(0)2025/03/03

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アメリカでは売り上げ４００万部突破で、しかも高評価が多いと聞いた。期待して読み始めたが、さして能力がありそうもない男女の話が延々と続き騎竜団の話なのになかなか竜に乗らない。面白くならない。第１３章で竜の騎手になれてからやっとましになったけれどそれでも並以下だ。こういうのがアメリカ人受けするのだろうか。下巻はどうなる。

フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫- 上レベッカ・ヤロス

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あらすじ・内容

ナイス ★20

コメント(0)2025/03/03

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悪人ばかり出てくる話は苦手どすなあ。ほんまにいややわあ。ここには神も仏もあらへんどす。「機龍警察白骨街道」で京都経済のいやらしさを示唆していた作者が全力で京都の闇社会を描いた。巨大仏教界と暴力団、さらに海外にまでつながる闇の深さに警察は無力なのか。虚都市は納税しない連中に食いものにされて財政破綻するのか。仏陀の教えを私利私欲に利用しない清貧な僧を登場させて欲しかったが、令和の世では、ないものねだりだったのだろうか。

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Ｚ世代に心地良い会社作りができればすばらしい。組織でどれぐらい実行されているのかわからないが、そうなら今の若者は恵まれていると思った。昔は、野球大会、ゴルフ、麻雀、深夜までの飲み会に付き合えない奴は本来の仕事の出来に関係なく評価が下だった。休日返上で付き合いのいい奴が出世した。仕事とプライベートは別という考えは変人扱いされた。今では上司がここまで配慮しなければならないのか。それで、本当に効果があったのか、他社に勝てる人材が育成できたのか。このコンサルに研修やセミナーを依頼した企業の管理職に聞いてみたい。

新しい教え方の教科書　Z世代の部下を持ったら読む本北宏志

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あらすじ・内容

ナイス ★17

コメント(0)2025/01/22

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億を超える金を支払っても介護サービスという面では超高級ではないことがよくわかった。部屋が広くて豪華だとか食事が高級ホテルや旅館並みだとか景観がいいとかで選んでも、介護が必要になってからの対応が不十分な施設では大金をドブに捨てているのではないか。現在、親の介護を体験している身としては、豪華な施設など必要ない。超高齢な親が着替えや入浴や排泄といった日常生活が介助により不便なくできて、幼児扱いされずに尊厳が守られて、余生をいかに快適に過ごせるかが最も大切だと思う。