ネタバレ上巻を読んだ勢いそのままに下巻も読了。下巻は特に中尾機長が頼もしくて良かった。ニッポン号の冒険物語でもあるけど、乗組員たちの熱いヒューマンドラマがしっかり描かれていた。あとがきを読んで、この方向性を提案した矢部さんの発想の素晴らしさに驚いた。また、大量の資料がある中で、事実と想像を膨らませながら、この物語を書ききった原田さんの凄さに圧倒された。エイミーがどんな余生を過ごしたのかは山田順平にも、自分にもわからないが、強い意志と翼を持ったエイミーはきっとどこかで幸せに生きたはず…そう願っているし、信じたい。

ネタバレ見た目で差別され、孤独なよだかは自分が生きるために多くの虫を犠牲している事実に嫌悪感を抱き、星になることを決意する。しかし、太陽に頼んでも、星々に頼んでも相手にされず、よだかは絶望しながらも力を振り絞り、星になる。切ない物語だが、これは日常的に起こっているシーンなのだと思った。「よだか」という言葉は耳にしたことがあるが、どんな鳥なのか調べた。そんなに変な鳥か？と思ったが、その線引を自分自身も普段から行っていて、人によってはそれに傷つくこともある。気にしすぎても生きにくいが、何も考えずに生きる怖さも感じた。

ネタバレ上巻を読んだ勢いそのままに下巻も読了。下巻は特に中尾機長が頼もしくて良かった。ニッポン号の冒険物語でもあるけど、乗組員たちの熱いヒューマンドラマがしっかり描かれていた。あとがきを読んで、この方向性を提案した矢部さんの発想の素晴らしさに驚いた。また、大量の資料がある中で、事実と想像を膨らませながら、この物語を書ききった原田さんの凄さに圧倒された。エイミーがどんな余生を過ごしたのかは山田順平にも、自分にもわからないが、強い意志と翼を持ったエイミーはきっとどこかで幸せに生きたはず…そう願っているし、信じたい。