ネタバレ史実の間を上手くミステリーに絡めて大変面白い（直木賞も納得）第二章の謎（首のすげ替え）がそのままスルーされて？ってなってたけど最後に回収。でも疑問が残る、前日に雑賀衆に登城に及ばずという情報だけで千代保は能登に対する責めがあそこでなされると分ったのか？多分、誰かがリークしてんだろうけど（郡だろうな）。またそれがさらに村重が城を抜け出る背中を押したのだろうか（最後に郡は城に戻ってるし）。言葉が分らなくて辞書引いた回数が多かった

ネタバレ七話からなる叙述トリック短編集。序文「読者への挑戦状」に書かれてる叙述トリックの話は笑った。そしてここに書いてあるヒントが三話目ぐらいから引っかかってきてどうにも落ち着かなくなる。個々の話はフェアな叙述トリックのオンパレードで面白いが、ハードルが上がりすぎたのか物足りなさもある。ところで気になった所が何個かある。一つ目は流れが速い川釣りで毎回この石に座ったとあるが、そんな川釣りがあるのだろうか？二つ目は特急も止まらないへんぴな駅が無人化されていない、それも泊まりの駅員が居るのは変じゃないかな

ネタバレ史実の間を上手くミステリーに絡めて大変面白い（直木賞も納得）第二章の謎（首のすげ替え）がそのままスルーされて？ってなってたけど最後に回収。でも疑問が残る、前日に雑賀衆に登城に及ばずという情報だけで千代保は能登に対する責めがあそこでなされると分ったのか？多分、誰かがリークしてんだろうけど（郡だろうな）。またそれがさらに村重が城を抜け出る背中を押したのだろうか（最後に郡は城に戻ってるし）。言葉が分らなくて辞書引いた回数が多かった

ネタバレ体験格差について発信したいという強い問題意識を感じるし、主張も同意するが、本当に問題なのかという客観的な裏付け（体験の有る無しがその後の人生にどのような影響があるのかなど、データが出た頃には遅いのかも知れんが）が欲しい。多分、体験したくないという子供もいるんだろうな