ネタバレギミックはすごい。≪メモ≫「書こうとした本当の動機は、ただ、面白そうだから。読者を驚かせる仕掛けを、思いついてしまったから」

ネタバレギミックはすごい。≪メモ≫「書こうとした本当の動機は、ただ、面白そうだから。読者を驚かせる仕掛けを、思いついてしまったから」

ネタバレ「男子は街から出ない」(ヨォ～シオ～)／「あるカップルの別れの理由」あなたのその鈍感さに、なんか蝕まれていく感じがする／彼女のその無神経な笑顔に、彼は今ちりちりと、蝕まれていく／「ぼくは仕事ができない」／「おれが逃がしてやる」俺は人差し指と中指の深い位置でタバコを持ち、顔を渋くしかめて吸い、後輩の肩を抱く。そして極めつけに、あの言葉をつぶやくのだ／「心が動いた瞬間、シャッターを切る」

ネタバレ≪メモ≫年々、読むのに覚悟のいる本が増えていく。皮肉なものだと思う。理解する力、作品の浸透力、感動の深さは、十代のころより俄然増しているのに、体力のないのがわかるのだ。(角田光代)／「キリスト教世界」と呼ばれる地域が、わたしたちが生きている「近代」という時代をつくりあげ、今のような人間観や自然観をつくるもとになっているからです。／時間とともに劣化しない書物をお読みなさい。／人間とは何か、人間はどんなことばを必要としていきてきたのかが、はらわたに沁みるようにわかるからです。(上野千鶴子)

ネタバレ11/8、ひとまず「秋の牢獄」だけ読了。初読の時よりなんだか美しく感じた、いつかは会えなくなることが定められた仲間たちと秋のうたかたの行楽の1日、