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2024年1月の読書メーターまとめ

抹茶カステラ
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感想・レビュー
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ナイス
596ナイス

2024年1月に読んだ本
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2024年1月のお気に入り登録
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  • 花嵐

2024年1月のお気に入られ登録
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  • 花嵐

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

抹茶カステラ
ネタバレ物語の終わりかたが凄くよかった。語り手の「執事」スティーブンスは結構面白い人物だと思う。心の中ではめちゃくちゃ多弁だし、ちょっと自慢っぽく聞こえる部分があったり、手紙の内容を自分に都合よく解釈してそうな感じがあったり。あと今の所その成果は出ていないけれどジョークの練習をしていたり。ミス・ケントンが彼に向けていた感情は読み手には割とわかりやすいのに、当の本人には全然伝わらない。そんな喧嘩腰にならなくてもとミス・ケントンに対して思うんだけど、彼もここでそれは絶対にダメだって言葉を絶妙に選んじゃうんだよなぁ😅
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

抹茶カステラ

あけましておめでとうございます。 去年も、積んでいる本が少なくなったかと思えば、ここや本屋さんで読みたい本をどんどん見つけてしまい、また新たな本を積んでしまうという相変わらずの1年でした😁ベスト20に入れた本はどれもよかったし、私好みでした。また今年もそんな本に沢山出会いたいです。 今年もよろしくお願いします😌 2023年おすすめランキング https://bookmeter.com/users/747934/bookcases/11891508?sort=book_count&order=desc

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2024年1月の感想・レビュー一覧
14

抹茶カステラ
ネタバレ物語の終わりかたが凄くよかった。語り手の「執事」スティーブンスは結構面白い人物だと思う。心の中ではめちゃくちゃ多弁だし、ちょっと自慢っぽく聞こえる部分があったり、手紙の内容を自分に都合よく解釈してそうな感じがあったり。あと今の所その成果は出ていないけれどジョークの練習をしていたり。ミス・ケントンが彼に向けていた感情は読み手には割とわかりやすいのに、当の本人には全然伝わらない。そんな喧嘩腰にならなくてもとミス・ケントンに対して思うんだけど、彼もここでそれは絶対にダメだって言葉を絶妙に選んじゃうんだよなぁ😅
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抹茶カステラ
ネタバレ強盗犯達が乗った車が峠で土砂崩れに巻き込まれた。助けてくれたと思った金崎一家は恐ろしい山賊のような者達だった。金崎一家の脅威(金崎夫人強すぎません?妖怪みがある老女だった。最後まで生き延びてるし。)に加え、「やまのめ」という怪異が。いつの間にか1人増えている。なのに誰が増えた1人なのかわからない。疑心暗鬼になる悪人の彼ら。怪異は存在するんだけど個人的には怪異より人が怖い系だったなぁと。やまのめがどういうものかわかると、あぁだからこのタイトルなんだなと思った。
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抹茶カステラ
ネタバレ大泰荘で起きた殺人の犯人がそれぞれ違う7つの結末。面白い試みで楽しかった。加藤くん。君は小説家より料理人を目指した方よかったんじゃないかな?今更だけど。登場人物では洸一先輩と大家さんが面白くて好き。特に面白かったのは犯人じゃない洸一先輩の「そんな◯◯だったなんて」シリーズと館ものの推理小説が好きな大家さんの口から出た□□さんという人はもうこの世に云々というニヤニヤしてしまうセリフ。好きな真相は1番最後のかなぁ。その犯人が好きという訳ではなく、黒幕のあの人が好きです。洸一先輩は犯人じゃない方が面白くていい。
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抹茶カステラ
ネタバレ国立歴史科学博物館の犯罪史研究グループ長鵜飼半次郎氏(あなたは一体何者??)が知られざる人類の犯罪史について話す『ディスカバリー・クライム』というラジオ番組というていの連作短編集。読みやすい。収録されている短編は全て人類最初の◯◯というタイトル。「人類最初の誘拐」神を讃える言葉は刻まれているのにそれがどの神か一切わからない。その神殿はなぜつくられたのか。「人類最初の密室殺人」罪人は山のお裁きで死ぬ。無実なのに山のお裁きで死んでしまった父。山のお裁きの不正を暴こうとする娘ヒミコ。この2編が好み。
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抹茶カステラ
ネタバレ私の予想は"誰"は合っていたけど、動機は違った。動機は「復讐」だと思っていたんだけど、実際は、うわぁ・・・。うん。確かにこっちの方が戦慄だ。怖すぎる。花束は毒、このタイトルも上手いと思う。最後、木瀬君はどっちを選んだんだろう。私は法律の道を志している木瀬君には真実を話す方を選んで欲しいと思う。たとえその真実が誰も幸せにしないものであったとしても。だって本当に無実だったんだから。と思うんだけど、自分が同じ立場だったら言えないかもしれない。でも話さないという選択をした場合、彼は法律の道に進むのを辞めると思う。
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抹茶カステラ
ネタバレ好みの作品は以下のもの。☆5→初っぱなの「可愛いミミ」凄く好みだった。やってる事はアレなのに、タイトル通り、ミミが可愛い。可愛いと思ってしまう。☆4.5→「車夫と三匹の妖狐」人ではないモノを乗せていた高祖父の話。「帰投」超能力が使える子供達を戦争に使う。だけどその使い方は。あまりにも恐ろしい真実。「キャラセルは誘う」題材になったこの乗り物がまず良い。これは読み終わった後、あったかい気持ちになった。☆4→「くるまのうた」移動販売車が流す歌に関する都市伝説。このざらざらするような嫌な気持ちになる感じが良い。
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抹茶カステラ
ネタバレある作家さんによる石持浅海さんの裏ベストの中の1冊(残りの2冊は既読)。私達の知っている日本と同じようで所々でだいぶ違うパラレル日本が舞台。主人公はそんな日本にアメリカから留学に来たリリー。彼女が日本で出会う不思議な風習と事件。人柱、黒衣、お歯黒、厄年、鷹匠、ミョウガ、参勤交代。現代日本ではもう存在しないものもあるこれらがこのパラレル日本では今なお存在し、重要なものであったりする。この中だと人柱と厄年が特に面白い。「厄年は怪我に注意」1年の厄年休暇。この時期だから隠せる。この設定ゆえの計画で面白かった。
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抹茶カステラ
ネタバレモンスターパニックものかな。時代は江戸、東北の山中の村を襲った怪物。蛇と蛙と蜥蜴を合わせたような、周りの環境に合わせて体の色を変え、酸の液を吐き、動きも早く、尾と舌を自在に操り、知能もある恐ろしい怪物。隣り合う二藩の立場の異なる人びとと怪物の戦い。登場人物達がどんどん死んでいった。あの双子。兄の気持ちもわからないわけじゃない。だから怪物を倒してもそれはもうハッピーエンドじゃない。特に残されたおせんの事を思うとつらかったな。源じいが生きていて簑吉と再会出来たのはよかった。
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抹茶カステラ
ネタバレ「Yの悲劇」は以前読んだ事があった。探偵役のドルリー・レーンは犯人はわかっていると何度も言いながらなかなか言ってくれない😅名探偵はそういうものだとはいえ、「早く教えてあげて」とサム警視達がかわいそうになった。警視さん結構好きだな。思ってもみなかった所から犯人が現れた感じ。見えない人間。確かに私も見えてなかった。確かにこの人なら可能だなぁ。あの生活大変だっただろうな。最初の方の警視の「ここには、じじいしかいねえのか?」でちょっと笑ってしまった。クェイシーもなんかかわいくてお気に入り。
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抹茶カステラ
ネタバレ「どちらかが彼女を殺した」より今作の方が大分難しかった。容疑者は3人。婚約者の兄(正直あれは気持ち悪かった)、元交際相手の女、好きな女性を盗られた男。誰が彼を殺したのか。カプセルとピルケースの動きを頑張ってメモに書いていたけど、途中で間違っていた…。あとペアの存在を覚えていなかったので身元不明の指紋の持ち主が誰か分からなくて、今作も自力では真相に辿り着けず。袋綴じの解説を読んで、ペアの存在を読み返して確認し、元奥さんの私物が置いてある場所は覚えていたので、それでやっとわかった。
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抹茶カステラ
ネタバレ君が探偵役するんだ😮美女ローズマリーが誕生日パーティで毒をあおって死んだ1年後、彼女の事や自身の過去を回想する6人の男女。登場人物達の中ではアンソニーに「彼らはファラデーだってことだよ」と評されるふたりでひとつなスティーヴンとサンドラのファラデー夫妻がなんか好き。絶対バレてるだろうなって思ってた。スティーヴンはもう2度とこんな事はしないだろうし、サンドラがこれからも共にいる事を望んでいるのなら、お互いがいれば強くなれる2人はとてもお似合いの夫婦だと思う。ところでローズマリーの事件って結局どうだったの?
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抹茶カステラ
ネタバレ本番(北海道で行われる「聖遺物」獲得の為の推理ゲーム)より前、各国の特殊能力持ちの名探偵達の物語の時点ですでに面白かった。むしろ本番よりそっちの方が面白かったかもしれない。どの名探偵もそれぞれキャラが濃くて魅力的で、それぞれで1冊読みたいくらい。キャラで選ぶなら、ベタなボケで相手にツッコミを求めてくるマシンガン関西弁トークの日本代表高崎さん(根室出身)。物語で選ぶなら2人の少年が親友になるまでを描いたマテウス君の話が好き。廻くんのあれは、ゴールド免許の所で一瞬、ん?と思った気はするけれどわからなかった。
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抹茶カステラ
ネタバレスマホがある現代設定なのにいつの時代かって程、閉鎖的で怖すぎる川田集落。田舎の嫌な部分てんこもり。ホラーとミステリーが混じりあって、何が起きるのかドキドキしながら読んだ。頭が良くて行動も伴っている強かな奈穂ちゃん良い。好感が持てた。曾祖母や祖父母達に一目置かれているのもわかる。最後は「えっ結局それを選ぶの?」となったけど。亜矢子ちゃん何か隠しているとは思っていたけど、うん、村の人達よりこの子の方が怖かったわ。この村はこの先どうなるのか。2人が組んで強かに村を動かすようなダーク展開を見たい気もする。
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抹茶カステラ
ネタバレ読み終えた後、頭がクラクラする、そんな連作ミステリ短編集。正直、難しくて理解が出来ていない部分もあるけれど、面白い。宇佐見博士が迷いこむ、字義が文字どおり現存している世界、ノアの方舟の世界、多重人格者の脳内世界、銀河鉄道の世界、不思議の国のアリスのような部屋の世界。その世界ゆえのロジックによる謎解き。「言語と密室のコンポジション」と「アリア系銀河鉄道」が好みだったかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/23(2683日経過)
記録初日
2017/02/22(2684日経過)
読んだ本
1711冊(1日平均0.64冊)
読んだページ
613771ページ(1日平均228ページ)
感想・レビュー
1246件(投稿率72.8%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
自己紹介

読書メーターを始めてから読んだ本のみ感想を書きます(再読も含む)
ネタバレなしで感想を書くのが苦手なのでネタバレありの感想多め。
2019年〜お気に入り度を☆で表しています。
(☆5→大のお気に入り、☆4.5→☆5程じゃないけどお気に入り、☆4→好き、ここまでは家に置いておきたい。☆3.5→良かったけど再読するかは微妙。家に置いておくか悩むライン。☆3→普通、再読しない。☆2.5以下は苦手or嫌い。)

ミステリーが大好きで1番読みますが、SF、ファンタジー、ホラー、青春もの、お仕事ものなど色々読みます。
ドロドロ系の恋愛ものは苦手です。

大好きな作家さん
辻村深月さん、米澤穂信さん(このおふたりは飛び抜けて好きです)
恒川光太郎さん、小野不由美さん、上田早夕里さん、小川一水さん、津村記久子さん、小川洋子さん、有栖川有栖さん、麻耶雄嵩さんなど。

読書メーターをしていると読みたい本がどんどん増えるのが嬉しい悩み。
よろしくお願いします。

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