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2024年10月の読書メーターまとめ

抹茶カステラ
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2024年10月に読んだ本
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  • ましゅまろ

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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

抹茶カステラ
ネタバレナチス政権下のドイツ。体制に抗った少年少女達の物語。レオの手紙を読んで「あぁそうだったんだな。」と。ヴェルナーは覚えていなかったけど、レオにとって彼はとても大きな存在だったんだな。4人全員生きていてほしかった。生きていて友達であり続けてほしかった。でも、レオ達を助けてほしいと声をあげるヴェルナーとフリーデの訴えを聞こえなかったふりをしたり、強制収容所の存在やそこであった事を見なかったことにした大多数の人達の事を悪人だと思う事も出来なかった。彼らは平和な時なら多分ごく普通の善良な人達だったんじゃないかな。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

抹茶カステラ

先月のベストは「檜垣澤家の炎上」分厚いのにそれを感じさせない面白さだった。 これ以外だと「赤ずきんの森の少女たち」も面白かった。抹茶カステラさんの2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:7812ページ ナイス数:637ナイス ★抹茶カステラさんの2024年9月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/747934/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
16

抹茶カステラ
ネタバレ小説の有名な登場人物達(シャーロック・ホームズやドラキュラ伯爵など)が暮らす図書館"キャクストン私設図書館"。有名な登場人物がいる小説の作者が亡くなるとどこからかその小説の初版本が届き、図書館内にその登場人物用の新たな部屋が出来、その登場人物がやって来る。なんて魅力的な設定なんだろう。この図書館が舞台の2編を含む作品集。この図書館が舞台の作品をもっと読みたいなぁ。日本の小説の登場人物だったら誰が対象になるかなと考えながら読んだ。小説の登場人物に会ってみたいと一度でも思った事がある読書好きにおすすめです。
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抹茶カステラ
ネタバレ魔女裁判で女達が殺された山の麓にあるモンモール村に赴任して来た新警察署長ジュリアン。この村は田舎にも関わらず、ある実業家のお陰で最新の設備施設が揃っている。赴任した途端、村で続く怪死事件。いかにも何か起きそうな村の雰囲気。途中からパニックホラーもののように。そんな中で必死に真相を追うジュリアン目線になっていたので、カミーユが知った真相(仮と本当の方とどちらも)に驚いた。これは賛否両論だろうなと思うけれど、私はあの時のあれとかこれとかに、なるほど、そういう事だったんだと納得出来たので、これはあり派。
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抹茶カステラ
ネタバレミス·マープルものだけど彼女は終盤になってからしか出てこない。ちょっと残念。怪我をした軍人ジェリーが療養の為、妹ジョアナと共にリムストックという村に滞在を始めてまもなく悪意と中傷に満ちた匿名の手紙が住民に無差別に届くように。そしてある名士の夫人が服毒自殺。手紙はどれかひとつが本命なのかと思っていたけれど、全部煙幕だったのか。確かに普通に考えれば第一容疑者はこの人だ。メインの兄妹は「あっこの人とくっつくな」というのがわかりやすい。兄に関してはいきなりプロポーズしに行く。犯人の子供たちはどうなったんだろう。
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抹茶カステラ
ネタバレ自分を弁護したり、矛盾を指摘したり、揺さぶってボロを出させたり、クセ強めの証人達だったり、今にも「異議あり!」という声が聞こえてきそう、そんな逆転裁判味を感じる法廷ミステリー。これ絶対影響受けてるよね?主人公のシンデレラの性格がとても魅力的。おとぎ話通りの意地悪な継母と義姉にいじめられる可哀想なシンデレラ…ではなく、なんか言われても全然気にしていないメンタルめちゃくちゃ強くて頭が良くて家族の事が大好きなシンデレラ。ミステリー的に好きだったのがベッドの下で見つかったネズミの死骸。あぁ、そうだったんだ。
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抹茶カステラ
ネタバレロンドンの監獄。世間知らずで精神的に不安定なお嬢さんマーガレットが慰問に訪れたそこで出会った不思議な女囚シライナ。霊媒だと言う彼女にどんどん惹きつけられていき、深みにはまっていくマーガレットはとても危うく、なんとなく彼女がどうなるのかは見えていたような気がする。用意した現金やドレスは騙し取られるだろうなと思った。でも看守にも同じ事をしていたとは思わなかったし、そしてなによりヴァイガーズ。ただの小間使いだと思って全く気に留めていなかった。ああ、シライナを本当に支配しているのは彼女だったのか。
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抹茶カステラ
ネタバレ全寮制男子校が舞台のミステリ。表紙は完全に日常の謎系なのに、実際は殺人事件が起きる。購入前にあらすじを1度は読んだ筈なのに、表紙の可愛らしさにひっぱられたのか、殺人事件が起きた時には「えっ日常の謎ものじゃなかったの??」と驚いた。同じ寮に住む者の中に犯人がいる?!犯人は容疑者リストから順番に消していって···という丁寧な感じ。寮生が犯人だと後味悪すぎるので違ってよかった。登場人物達に関しては、男子高校生ってこんな感じなんですか?ヒナとエチカの距離が近すぎる。動物相手だと変わるエチカは面白い。
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抹茶カステラ
ネタバレこの物語における日本には怪獣に対抗するべく置かれた「怪獣省」が存在する。索敵、予報、殲滅を行う彼らのお仕事ぶりだけでも物語としては面白いと思うけど、今作はそれに加えて殺人事件も起こる。 怪獣省怪獣対策局予報班第二班の第一予報官の岩戸さんと怪獣に関連した特殊な事件を扱う警察庁特別捜査官の船村さんのコンビ。面白かった。ただ、この物語における日本社会はなんだか怖い。読み始めはそんな事思わなかったけど、怪獣対策が何よりも優先される社会って事だよね。でもその対策で命が守られている。難しいな。続編あってほしいな。
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抹茶カステラ
ネタバレ女性が1人と男の死体がひとつ。女性はこれは事故だったというが…。その女性エラを守ってやらなければと思った60歳のモリーは警察には通報せず古びたエレベーターシャフトに死体を隠した。事件前であるエラパートは過去へ遡り、事件後であるモリーパートは未来に進んでいく。誰にも共感出来ないし、正直誰にも好感は持てなかった。エラが全て計算済み全部演技な敏腕潜入捜査官であってほしかった。それか逆にモリーが肝の据わっためちゃくちゃ強い女性か。読むのに時間がかかった。先が気になってきたのは後半だった。
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抹茶カステラ
ネタバレプレオープンの日に起きた銃乱射事件により開園前に廃園となった遊園地イリュジオンランドに招待された明らかに訳ありの人達。これは絶対に誰か死ぬ。探偵役をつとめる廃墟マニアの主人公眞上くんがまず変。最初から変だったけど、確信したのはちゃんとコテージがあるのに、屋外しかも廃遊園地の観覧車のゴンドラの中で寝た所。どう考えてもただの元コンビニ店員ではない。胡散臭い関西弁でなんか食えない感じの小説家藍郷さんもすごく良いキャラだった。やっぱりそっち側の人なんだね。続編が来年出るようで読むのが楽しみ。
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抹茶カステラ
ネタバレ宮部みゆきさん→少年の夏の思い出。最初が後味の良いこれで良かった。新名智さん→懐かしいゲームブック風。普通に読むだけじゃ辿り着かないページがあって、全部読んで、ようやくわかる事件の背景。芦花公園さん→河童が与える3つの試練。SF?奇妙な話。内藤了さん→家ホラー。1番怖かったのはこれかな。三津田信三さん→イニシャルが多すぎてちょっと読みにくかったけど、安定の怖さ。近づいてくるなにかの描写が怖い。小池真理子さん→1番好み。引き寄せられたのはあちらなのかこちらなのか。映像が浮かんでくるようなラスト。
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抹茶カステラ
ネタバレワープロのフロッピーに残された1から54までのファイル。書き手は向井洵子、高幡英世、奥村恭輔、藤本幹也、若尾茉莉子の5人。あーこれ多分私の苦手なアレだ…と早い段階で気づいたんだけど、高幡は違うと思っていた。案の定アレだったけど、これは割と楽しめた。ラストこのファイルが何のために、誰のために作成されたのかがわかった時にはあぁそういう事だったんだなぁと。彼らが選んだこのラストは結構好きだな。
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抹茶カステラ
ネタバレVR空間〈バタフライワールド〉。ここは非暴力の世界であり、他者に危害を加える事は出来ない。そんな世界で住人達が殺されていく。犯人は誰なのか+もう1つの謎。舞台はVR空間内にある、ログアウトをしない者たちが住んでいるという噂の紅招館。その噂は本当なのか。なぜそれが可能なのか。読者への挑戦状にあるように確かにもうちょっと手を伸ばせば触れられそうな真相だった。彼らの正体はほぼほぼ正解、非暴力をすり抜ける方法はなんとなく、犯人と第二の事件のトリックとP3の事とかはわからず、だった。登場人物はあまり好きになれず。
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抹茶カステラ
ネタバレ少年ジェイミーには死者の姿が見え、彼らと会話も出来る。そして死者は嘘をつけない。この物語は22歳になったジェイミーが語っているので、物語の中でどんなに危険な目に遭ってもとりあえずここでは大丈夫だと安心出来る。リズが本当にひどすぎる大人だった。犯罪行為に手を染める警察官。ジェイミーの母もなかなか危険な橋を渡っているんだけど、ちゃんと息子の事は大事にしてるのでまぁ。教授がいい人でよかった。ジェイミーが割としっかりしてるのでホラーだけどそこまで怖くはない。正直、死の光のやつより、「私だ」の方が怖い。
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抹茶カステラ
ネタバレ高山カレンは会社の部下に誘われて大学のオカルト研究会による怪談会に参加し、ある怪談を聞いた後から怪現象が身の回りで起きるように。暗闇から聞こえるばしゃりという水音、異臭、汚水。結構怖い。オカルト肯定派でも否定派でもない晴子さんと助手的存在の越野、協力者である探偵の倉元、超能力者の犬井達による調査。キャラが立っていて小野不由美さんのゴーストハント的っぽくて面白かった。楓が予想外の立ち位置だった。怪異の怖さだけじゃなくてカレンの本性とかゆかりの裏切りとか人間も怖かった。晴子さんの存在が怖さを緩和していた。
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抹茶カステラ
ネタバレ幽霊文字。そんなものがあるんだ。これで初めて知った。日の下に非、本来は存在しないがパソコン等では表示される文字。読み方も意味もない。この文字が身体に残されているという不審死が4件。その謎を追う刑事2人。その最中、5件目の死が。あの人ってどれで出てきたんだっけ?電氣人間だったかな?幽霊文字、文字通りの真相で好みが分かれそう(これアリなの?ってなりそう)だけど、私は結構好きだなぁ。自殺願望がなさそうだった人達まで死んでしまったのはなぜか。間隔が短くなっていたのはなぜか。納得の真相だった。
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抹茶カステラ
ネタバレナチス政権下のドイツ。体制に抗った少年少女達の物語。レオの手紙を読んで「あぁそうだったんだな。」と。ヴェルナーは覚えていなかったけど、レオにとって彼はとても大きな存在だったんだな。4人全員生きていてほしかった。生きていて友達であり続けてほしかった。でも、レオ達を助けてほしいと声をあげるヴェルナーとフリーデの訴えを聞こえなかったふりをしたり、強制収容所の存在やそこであった事を見なかったことにした大多数の人達の事を悪人だと思う事も出来なかった。彼らは平和な時なら多分ごく普通の善良な人達だったんじゃないかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/23(2832日経過)
記録初日
2017/02/22(2833日経過)
読んだ本
1783冊(1日平均0.63冊)
読んだページ
641258ページ(1日平均226ページ)
感想・レビュー
1318件(投稿率73.9%)
本棚
12棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
自己紹介

読書メーターを始めてから読んだ本のみ感想を書きます(再読も含む)
ネタバレなしで感想を書くのが苦手なのでネタバレありの感想多め。
2019年〜お気に入り度を☆で表しています。
(☆5→大のお気に入り、☆4.5→☆5程じゃないけどお気に入り、☆4→好き、ここまでは家に置いておきたい。☆3.5→良かったけど再読するかは微妙。家に置いておくか悩むライン。☆3→普通、再読しない。☆2.5以下は苦手or嫌い。)

ミステリーが大好きで1番読みますが、SF、ファンタジー、ホラー、青春もの、お仕事ものなど色々読みます。
ドロドロ系の恋愛ものは苦手です。

読書メーターをしていると読みたい本がどんどん増えるのが嬉しい悩み。
よろしくお願いします。

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