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2024年11月の読書メーターまとめ

熊尾はなつ
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感想・レビュー
25
ナイス
139ナイス

2024年11月に読んだ本
25

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

熊尾はなつ
ネタバレ人間のモラルの崩壊怖すぎる。菰田幸子を倒したと思ったら次が来たし…厭!生命保険の本来の目的が…優しい世界はもうないんだ…。夢のクモが幸子となり、女郎蜘蛛、黒後家蜘蛛に変わるの巧かった。菰田幸子のあのにおい…演出としても巧かった。嗅覚が死んでると母体からの愛情が感じにくく自他ともに愛情というものが形成されにくいパターンがある、っていうのと、黒い家の臭さの一因と、クライマックスで会社に乗り込んでくる菰田幸子、今…においがしてるんだろうな〜ッって、そういう習性の特性のイキモノと戦っているって感じがして巧かった。
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2024年11月の感想・レビュー一覧
25

熊尾はなつ
ネタバレ母さん…エッグ(私はエッグはあんまり好きじゃない)…「ソロー(悲しみ)は沈まないで漂うのだ」…。他の兄妹たちは自分の世界に籠りがちだけど、ジョンとフラニーは互いの侵入をある程度は許して受け入れてる感じがある。小さい頃からのあの"近さ"、近親相姦行くのでは…と思ったけどそんなことはなかった。日常コメディ的おもしろさもあり、人生の楽しさ。父さん母さんのアルバイト時代のフロイトの適当さとか、上3人の軽口の応酬とか、あと地の文でも、静かな趣の文章の中にユーモアを叩き込んでくる。「クマ」じゃなくて「熊」なのが好き。
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熊尾はなつ
ネタバレ登場する色んな職の人々みんなが理路整然としてて誠実。邪魔する上司とかゴネる証人とか悪い奴とかが居なくて、整理された清々しさがある捜査。登場人物にストレスを感じずに、ロンドンとパリとベルギーを股にかけて謎の樽を追える。バーンリーとルファルジュたち警察も素敵に有能だったし、ラ・トゥーシュも流石の私立探偵力だなあ。タイプライター…好きだ。ボワラック突発的な殺人であそこまで頭回るの凄い。フェリクス…サン・マロ荘で奥さんと幸せにね!こういう重厚モノ(重厚モノ?)で最後に幸せエピソードくれるの、思いがけなくて嬉しい。
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熊尾はなつ
ネタバレ若林は、俺が倒れたら妻は介護なんてせずどっか行っちゃうよ、って言ってたけど、絵美はちゃんと側にいて、しかも全然どんよりしていなくて良かった。お互いに初恋の人と出逢えてたんだ…泣。自分の手の届く自分の人生を大事にしよ。時空のねじれ…『濡れ衣の話』の「一個くらいもらってあげるよ」この終わり方すごい優しくて好き。大藪さんがやりたかった「良い」ことは小笠原さんが継いでくれるから…泣。中島の喧嘩のときに山崎が思わず加勢してたのがアツかった。中島の親御さんは息子の味方だし…泣。あ゛あ゛大藪さん…小笠原さん…幸あれ…。
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熊尾はなつ
ネタバレシャーリーにとっては、チャーミングで我儘で薄情なヘンリーの世話をする闘いの日々が…本来の自分の人生だったんだ…シャーリーはちゃんと自分のこと分かってた…愛でくるまれたかったのはローラだったんだよね…小さい頃のローラ…。ローラの償いは…悲しいけどシャーリーが払ったから、ローラ幸せになってほしい。小さいローラの嫉妬と献身のところすごい好き。ボールディー「人生を正面切って考えすぎる」「不幸だから、どうだっていうんだね?」良いこと言う。厭なことがあったら神を恨も!人からの憎しみなんていくら受けても神は平気だから!
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熊尾はなつ
ネタバレ安全に魅力を感じないリン、流石の決断力!可哀想なアイリーン…。まさかのクロード一族全員白!ローリイがジャーミイ宅でフランセスのお父さんの写真見て引き返したの、巧すぎる。一族のそれぞれの生計の立て方とか困り事とか、世相が感じられる面でも面白かった。戦地での戦いよりも、こういう市井の生活感の描写が好き。今回なかなか人が死ななくて、そのぶん序盤は皆の窮状と思惑とをじっくり書いてくれてて、もう誰がどうなっちゃうのか、誰の計画が遂行中なのか、わくわくした!トリックも殺人も犯人もロマンスも二転三転して凄い面白かった!
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熊尾はなつ
ネタバレ人間のモラルの崩壊怖すぎる。菰田幸子を倒したと思ったら次が来たし…厭!生命保険の本来の目的が…優しい世界はもうないんだ…。夢のクモが幸子となり、女郎蜘蛛、黒後家蜘蛛に変わるの巧かった。菰田幸子のあのにおい…演出としても巧かった。嗅覚が死んでると母体からの愛情が感じにくく自他ともに愛情というものが形成されにくいパターンがある、っていうのと、黒い家の臭さの一因と、クライマックスで会社に乗り込んでくる菰田幸子、今…においがしてるんだろうな〜ッって、そういう習性の特性のイキモノと戦っているって感じがして巧かった。
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熊尾はなつ
ネタバレ今のアンなら、世界との繋がりを感じながら安らかに居られるね。しかしながら…セアラが幸せになるの、私は許せぬ…!母娘喧嘩の時のアンの発露、超スッキリした!アンはリチャードが出て行ってからは母を辞めてて、セアラの不幸を願う女の人になって、空港で抱き合った時にまた母娘に戻ったと思う。イーディス有難う…。デーム・ローラの言「他人の一生を台無しに出来る人間なんていない」他人からの影響があったって、最終的に決めるのは絶対に自分なんだよね…だからそんなに嘆くことない、って…。あの状態の母娘にとっては救いの至言だと思う。
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熊尾はなつ
ネタバレハティ可哀想だ…フォリアット夫人は息子を選んだんだ…夫人は悪くない…泣!スタッブス卿とその妻が極悪だっただけ…。フォリアット夫人…今までどんな気持ちでスタッブス夫人のこと見てたんだろう…。アレックは頑張れ!アレック走れ!最後、ばらばらだったヒントをポアロが組み立てていく勢いが凄かった。極悪な次男坊を持った高貴な夫人が気の毒だ…。スタッブス夫人は結局「低脳」なのか「抜け目ない」のかどっちなんだ!?ってドキドキで読んだ。まさかスタッブス夫人がスタッブス夫人じゃないとは…まさかスタッブス卿が既婚者だったとは…
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熊尾はなつ
ネタバレベティ、地獄に堕ちてほしい。家族に愛されてるくせに(もっと殺伐とした家庭かと思ってた)、腐りきった根性。ルースのご両親がベティの保護者を訴えて勝ってほしい…。あの立派なお母さんがトビーは「変」だって言うから、まさか本当にベティが被害者…?と一瞬思った…「悪い子だった」の過去形も…あの瞬間だけミステリーだった。ジョーダン…クリーム乗っけたパイ…泣。作中ずっとベティが憎くて忙しくて、且つアナベルがトビーの為に結構何個も嘘つくし真実も言うから、帯の「真実は、嘘より恐ろしかった」が結局どれのことなのか判らない…。
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熊尾はなつ
ネタバレあの死体、ルビーじゃなかったんだ!!そりゃジョージーが「ルビーだわ」って言ったらルビーって思うわ!パム可哀想すぎる…!まさか死体が最初はバジルの家にあったとは…!カモフラ用意する為に行った牧師館での微笑ましい光景とか、ラグがないと絨毯に焦げ目ができちゃうよってアドバイスから入るのとか、女の子の歯とか爪の件とか…この家庭的な女性的な観点が好き!最後アディが再婚のことをジェフに伝えたら、普通に娘扱いしてくれて…ピーターも孫扱いで…泣。バジルの過去も泣。極悪な犯人だったので、最後のほうは「絞首台」が頻出ワード。
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熊尾はなつ
ネタバレイザベラ…ゲイブリエルのこと愛してたんだ…そのままのことだったんだ…ゲイブリエルを愛してるから側に居ただけ…。イザベラみたいな生き方いいなあ…迷いがなくて…どこにいても大体幸せなんだろうな…過去の失敗とか未来の心配をくよくよ悩んだりせずに「今」を生きてるから…。あ゛あ゛…「イザベラはおれそのものを愛していたんだ」…あ゛あ゛…ゲイブリエル自身も、どうして成功を捨ててまでイザベラを手に入れたのか、このひとはお城を捨ててどうしてついて来たのか、わからないまま過ごしてたけど、本当はずっとハッピーエンドだったんだ…
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熊尾はなつ
ネタバレ「ジョン・トマスは少しうなだれた姿で、しかし希望に満ちて、ジェイン夫人におやすみなさいを言っています」…最後にこれ…良すぎる…!産業電信で繋がる世界で、もう「地球のはて」が無い…産業発達、早い!夜の森の自然の優しい静けさと、二十四時間勤務の炭坑の赤い光と鼓動が良い。ちょうど産業に呑み込まれてるところなんだ。クリフォード…人生が統合的に調和するなら、妻の気持ちはいいの…?森とか花のたっぷりした綺麗さが好き。メラーズ、あの肉の感情の描写があったからこそ、今の貞潔を愛せるくらいの忍耐力とコニーへの愛が映える〜!
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熊尾はなつ
ネタバレもうページが全然無いのに志村と垣見とお霜とで小旅行行ったりするからどうなることかと思った!そしてお霜と家にいるのを春代に誤解されて去られちゃう展開…とかじゃなくてよかった…!そっか…和子が手紙を送ってたんだね…で春代も真面目に応えて…。和子…志村のこと好きだったんだね。志村にも春代さんにも悪い…って泣いてて…可哀想だった。そしたらお糸が、和子さんがいちばん気の毒よあたしは和子さんの味方よって力強く言ってくれて嬉しかった。そうだよ!和子は悪く無いよ!春代がデパートでお霜を励ましてる時の優しい女性言葉が好き。
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熊尾はなつ
ネタバレ志村夫婦お互い謝って丸く収まるかと思ったら…「憎しみ」だった。和子が気の毒だ…遊びに行くのやめさせれば浮気もおさまるだろうって思惑も外れ…気難しい夫になっちゃった。まあ穏やかで優しかったのは春代がいたから幸せで心に余裕があったからかもしれないけど…。須田は性格が天邪鬼で、志村は春代に本気で恋してるから、それぞれ奥さんと揉める…。志村は「本気」の想いなら上等だって考えだけど、浮気は浮気だ。大沼家でのご飯会の夫たちと妻たちのテンションの差がリアル。和子は実家あるけどお絲は須田しか頼りがなくて心細いだろうな…。
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熊尾はなつ
ネタバレ最高の満足感!!この訳の、ひらがなの起用が多いのも好み!アンソニーがレイス大佐やケンプ警部のお仲間的職業って分かったときの頼もしさよ…!ルースがヴィクターに参っちゃってたなんて…。ピエール給仕がアイリスのバッグをヒョイと置いて、人知れず席順が狂ってあんなことに…。チェリー・ジャムでトニーの名字が分かるのも好き。アイリスも本当に怪しくて…中途半端に証拠を持ってて…、でも間に合って本当によかった…!アンソニー、階段を降りてきたアイリスに一目惚れしたの可愛すぎる。クリスティーの描くロマンスin殺人事件、大好き!
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熊尾はなつ
ネタバレ「俺」最後だけ「私」になるの、終わりか…ってしんみりした。ロシアの町で人がばたばた殺されてる夜を掻い潜って逃げて、コロドナも死んじゃって壮絶だった少年と、その後すぐ日本に帰って学業とか金策とか恋に奔走してる少年とが同一人物…同時期でも国が違うとこんなに違うんだ。お三輪さんとのロマンスが素敵!子どもの頃のふたりが虱の卵を虫眼鏡で焼いてるの好き。乗合馬車じゃなくて、乗合馬車橇!廃園の隣のお家に可愛い女の子ナタリアが居るのは物語的だなあ。俺がずんずん話してると思いきや、急に素敵などっしり巧い風景描写が入る〜!
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熊尾はなつ
ネタバレ『氷の宮殿』「明日帰るわ!」この叫びが好き。最後、また暖かい空気と安心の中で弛緩してるサリー・キャロル、良かった…。北の土地の寒さの描写が凄い!あと雪が降ってる風景を見て、死んだ何かが蠢いてるみたいっていうの初めてきいた…未来の寒い冷たいお墓の想像がつらい…南部のあの暖かい夕暮れのお墓よ…『F・スコット・フィッツジェラルド インタビュー』「魂の漆黒の闇の中では、時刻はいつも午前三時だ」好き。人は超落ち込んだとき(「午前三時」という概念)には、何したって明るい気持ちになれなくて、現実逃避の夢を見るしかない。
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熊尾はなつ
ネタバレ超おもしろかった。翠にパンチしてお餅吐かせる、珍しく真顔の路近、翠に目潰しして眼鏡を贈る路近…味わい深い。清賢院士の動じなさが凄い。運…でも羽緑も頑張ったよ…でも頑張ってる人は沢山いるから結局運…頑張っている全員を拾えるように、長束様頑張れ!下の者の不誠実ごと飲み込んで行けと…宗家だって言うんなら、広い度量を保ちなさいと。翠寛の長束様育て、コミカルで楽しかった。子供から胡瓜貰ったのアツかった。長束様も路近を可愛いと思える余裕が出てきて、翠寛という頼もしすぎる側近も来てくれて、これからも安泰の主従で嬉しい!
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熊尾はなつ
ネタバレ構成と今までの積み重ねの活かし方が巧すぎ…より深い絶望…最低で最高の高揚感だった。統治、成功してなかったんだ…。表紙がどこのシーンか判ったときも絶望の興奮だった。雪哉…見てなかったんだ…奈月彦のこと…いつのまにか…。じゃあ今まで忠誠を誓ってた対象は何…?っていうショック…。明留の死つらい…無理すぎる…千早の反応もつらい…顎…!澄尾と真赭の薄が結ばれてたことだけが救い。上層部のみんながいつのまにか正気じゃなくなってたのが判るシーンが怖すぎた。大人雪哉と奈月彦の絆が…底の底ではすれ違ってたの…つらすぎる…。
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熊尾はなつ
ネタバレ雪哉…何故ここから「幽霊」と「雪斎」になるの…!?『かれのおとない』みよしとの約束の果てが…雪斎…。青春時代の温かい自分は捨てちゃったのかな…。『ちはやのだんまり』オチが大好き。シンが明留と殴り合いしながら結の好きなところ挙げてくシーン、幸せしか見えなくて尊すぎて泣いた。『おにびさく』お養母さんが登喜司を励ますシーンと、お養父さんが登喜司を引き取った理由教えてくれたシーンで泣き、最後の「お抱え」さんとの負けないぜのアツいシーンで泣き、大紫の御前が藤波さまにあの灯籠を贈ったんだ…娘のために…と思って泣いた。
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熊尾はなつ
ネタバレ紫苑の宮、絶対「幽霊」だ…!幸せに育ってほしかったのに…両親殺されたとか不穏なこと言ってた…若宮も浜木綿も真赭の薄も澄尾も…雪哉…雪斎が、殺…!?明留死んじゃったんだ…千早が明留のことちゃんと友人として見ててアツい。茂丸がいたらなあ…梓さんはいないのか?はじめが御内語話し出したのアツすぎた。朔王の息子!頼斗がはじめ側に付いてくれてアツかったのに嘘だった…しかもはじめも分かってるし…地の文の頼斗が純粋だったから騙された…そういえば松本清張賞受賞者だった…。今の金烏…誰!?どう見ても紫苑の宮追い出してるし…泣
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熊尾はなつ
ネタバレ澄尾と真赭の薄、良すぎる゛!「構わねえよ」!忍熊の愛がちゃんと伝わってて良かった…い゛や゛つらい!松韻…!冬木が子を欲しがった理由をみんな権力云々嫉妬云々性悪云々言うけど「単純に子どもが好き」…その真実と、赤ちゃん雪馬を抱っこして優しく微笑む冬木さまのシーンが相乗効果を生み…泣いた。若宮と雪哉と時々澄尾の珍道中おもしろすぎた。蝉の足が出てるよって言われて流石に遂に若宮に殴りかかる雪哉最高。最初に「鳴かぬ蛍が身を焦がす…」で不穏なのに、最後に「諦め切れぬと諦めた」なの良すぎる…余韻…爽やかに終わるじゃん…泣
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熊尾はなつ
ネタバレ良かった…雪哉…泣けるんだね…まだ心があって良かった。闇堕ち終わりかな?…ていうか志帆と椿が!この話、『玉依姫』の八咫烏側バージョンだったんだ!!驚き。澄尾は真赭の薄のこと好きだったんだ。澄尾助かってよかった…真赭の薄頑張ってた。茂丸の死、本当につらすぎる。大猿も烏もまさかの女の人なんだ!ライバルみたいな軽口叩いたりしてそう。翠寬と路近いいキャラだ。雪哉…大勢の命を囮にする作戦を実行出来る胆力と精神力が怖い…。茂丸…。山内は結局…滅びの運命…。雪哉が若宮よりも「何考えてるか判らない怖い奴」化してしまった。
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熊尾はなつ
ネタバレ避暑地の少女モチーフ行く前の初期の感じも好き。お洒落な灰色の街の物語みたいな感じ。『不器用な天使』槇に惹かれてるのは、彼女を介しての思いなのか、自分の本当の気持ちなのか判らない…彼女が僕を操って、槇の恋人の擬似体験してるのかもしれない…それかもう全然違って、僕も最初から槇が好きなのか!?堀辰雄って夜の幻想の街を歩くの好きなのかな?良いよね。『羽ばたき』塔から鳩たちと飛び出す少年…外国の絵画みたいだ…屍が「空っぽの手袋のように」落ち…。『恢復期』人間の身体の生きようとする意志を醜く感じる彼…。時々私も思う。
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熊尾はなつ
ネタバレ行友…倫の最期の言葉が届いて…この家から立派な葬式を出す、って…沁みる。倫は何十年も心半分は日陰者みたく悩みながら諦めながら孤独に生きたんだ…お妾からは僻まれ鷹夫には逆恨みされ…。夫に続き孫まで…注いだ真心も愛情も返ってこない倫の人生、悲しい。行友が娘達を次々お手つきしていく様は最早エロスのエンターテイメントだった。女性達の容姿の描写がそれぞれ素敵で…酔う〜。由美のお輿入れを須賀が羨ましがってて切ない。着物とか小物の描写がずっと最高で好き。着物詳しくないから漢字の豪華さと優雅さと、言葉の響きで楽しんでる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/02/24(2856日経過)
記録初日
2017/01/09(2902日経過)
読んだ本
718冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
258862ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
718件(投稿率100.0%)
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