ネタバレ最初、天使の柄の悪さに閉口。読み進めることができるか不安になる。 が、だんだんと引き込まれていき、彼女の成長を応援する気持ちに。 途中、細かなお金のノウハウが入るのは原田ひ香さんだなぁと。 紆余曲折の末、納まるところに納まるのかと思ったら、最後が急遽不穏に。 えっ…と放り出されたような気持ちに。 天使ちゃん、せっかく真っ当に生きることを学んだのだから、道を踏み外すようなことはしないでね、と祈る。

ネタバレ2024年最後の本はこちら。 「完全なる首長竜の日」が良かったので、同じ作者さんの作品をと思い読む。 首長竜の方が好み。 ちょっと平凡な印象でした。 期待値が高すぎたのかも。

ネタバレ扱っているテーマは相当重いのに、読み口は軽やか。これは好みだろうけど、私は、ガッツリ問題と向き合う書き方をする作家さんの方が好みなのだなぁと思う。(朝井リョウのような) わちゃわちゃして、うやむやで、なんとなく終わっちゃったなという印象。 辛口な感想ですが、サラッと読みたい方にはおすすめ。

ネタバレ最初、天使の柄の悪さに閉口。読み進めることができるか不安になる。 が、だんだんと引き込まれていき、彼女の成長を応援する気持ちに。 途中、細かなお金のノウハウが入るのは原田ひ香さんだなぁと。 紆余曲折の末、納まるところに納まるのかと思ったら、最後が急遽不穏に。 えっ…と放り出されたような気持ちに。 天使ちゃん、せっかく真っ当に生きることを学んだのだから、道を踏み外すようなことはしないでね、と祈る。

ネタバレ再読。だいぶ前に読んだのでほとんど内容を覚えておらず、新鮮に読めた。 文体が好みで読みやすい。 他の本も読んでみたいと思った。 現実と非現実の境目は何なのか。 その人が現実と認識してしまえば、それはその人にとっての現実になる。 危ういけれど、そういうものだろう。 なんとなく伊坂幸太郎の「グラスホッパー」を連想した。

ネタバレはまる人はめちゃくちゃはまると思います。 私はファンタジー自体久々すぎて、まずカタカナの登場人物を全員把握するのにすら苦労し…。 頭の中で映像化できないままぼんやりと読み終わってしまいました。 勿体無い読み方しました。

ネタバレ朝倉宏景さん2作目読了。 この作家さんは人のの悪意とかは書かないタイプなのかな。 さわやか。 みんないいやつ。 ドラマになりそう。 さらっと読めちゃうし、読んでいる間の気分はいいけど、あまり後に残るものはないなという印象。

ネタバレ最初の1行が必ず「黒猫を飼い始めた」という文章から始まるというルールのアンソロジー。 まず発想がとてもおもしろいと思い、手に取る。 多少の好き嫌いはあるものの、どの作品も面白く読んだ。 私が猫好きなのも多少は影響しているかも。(うちの猫は黒猫ではなくキジ白。かわいい。) 特に好きだったものは似鳥鶏の「神の両側で猫を飼う」。 似鳥さん、何度か読んだことはあった記憶はあるものの、それほど意識していなかったので、これから他の作品も読んでみたい。

ネタバレ料理の鉄人を思わせる料理コンクールについてのお話。と思ったら、作者は料理の鉄人の書籍化の仕事をされていたとのこと。納得。連がとにかく細かく、ドラマを見ているよう。スピード感はありますが、形式としてはあまり好みではないかも。軽く読めて、あまり後に残らない感じ。この人数のキャラクターをきちんと書き分け、キャラ立ちさせることができるのはすごいと思いました。