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2024年5月の読書メーターまとめ

コージー
読んだ本
4
読んだページ
881ページ
感想・レビュー
4
ナイス
112ナイス

2024年5月に読んだ本
4

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

コージー
★★★★★太平洋戦争中、極限状態に陥ったある日本兵の話。戦時下におけるカニバリズムがひとつのテーマとなっている。戦争という常軌を逸した状況の中で、正義とはなにか、善悪は誰が判断するのか、人として生きるとはどういうことなのか、そのようなことを深く考えさせられた。著者の戦争体験が基になっていることと、この小説の回想録のような形式が相まって、非常にリアリティ感が伝わってくる。生きるか死ぬかの日々を送っていた当時の人々の生活と比べると、今を生きている自分はいかに幸せであるかを感じざるを得ない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
4

コージー
★★★☆☆半身不随の夫の不可解な死をめぐる推理小説風の戯曲。立場が違えば抱える悩みや思考も変わってくるのだろうが、互いの価値観のぶつけあいが読み手の心をささくれ立たせる作品である。最後のシーンにおいて何が正しいのかなんて議論しだしたら、人間の利己的で卑しい面があらわになりそうである。
が「ナイス!」と言っています。
コージー
★★★★★太平洋戦争中、極限状態に陥ったある日本兵の話。戦時下におけるカニバリズムがひとつのテーマとなっている。戦争という常軌を逸した状況の中で、正義とはなにか、善悪は誰が判断するのか、人として生きるとはどういうことなのか、そのようなことを深く考えさせられた。著者の戦争体験が基になっていることと、この小説の回想録のような形式が相まって、非常にリアリティ感が伝わってくる。生きるか死ぬかの日々を送っていた当時の人々の生活と比べると、今を生きている自分はいかに幸せであるかを感じざるを得ない。
が「ナイス!」と言っています。
コージー
★★☆☆☆モーム初の短編。かなり期待していただけに残念。個人的な意見だが、とにかく訳がイマイチ。まったくリズムに乗れない。ストーリー自体も奥行きがまったく感じられなかった。
が「ナイス!」と言っています。
コージー
★★★☆☆ファッションデザイナーの女性をめぐる三角関係の恋愛を描いた作品。登場人物の個性や場面設定などは、いつもながら上手さが光っていた。恋に落ちるまでの描写は急展開な気もするが、三島の恋愛小説はそこからが本番なのであろう。さすが!今回もオチは読めなかった。三島の作品には自分には縁のない地位や職についている登場人物が多々でてくるが、最終的にはその゛鎧〝も剥がされ、近しい匂いのする人間味が表れてくるところに、どこか親近感や安堵感のような感覚も味わえ、つい次の作品も手に取って読んでしまうのである。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/03/30(2647日経過)
記録初日
2017/05/05(2611日経過)
読んだ本
1041冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
281386ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
1041件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

2023.1.27、ようやく目標の1000冊読破しました。好きな作家は、「村上春樹」「三島由紀夫」「へルマン・ヘッセ」「カズオ・イシグロ」です。皆さんのレビューを参考に素晴らしい本に出会えたら幸いです。

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