町のコミュニティハウスの図書室では、人生で迷ったり躓いたりしているあなたにぴったりの本を紹介してくれる不思議な司書さんがいる。仕事と育児の間で葛藤する三章の夏美のエピソードに特に惹き込まれ、いつの間にか涙が出ていた。（自分は専業主婦だったのだが）読み終えて元気が出て、またいつか読みたくなるような、作家さんの心優しいお人柄が伝わる素敵なお話だった。

ドラァグクイーンのシャールさんが営む夜食カフェで、心に栄養を貰う人々のお話。励まされて癒されて、ゆっくりゆっくり味わいながら読みました。秋の読書におすすめ。読書メーターで何年も前から人気なので、ずっと読もうと思っていた作品でした。続きが楽しみ。

町のコミュニティハウスの図書室では、人生で迷ったり躓いたりしているあなたにぴったりの本を紹介してくれる不思議な司書さんがいる。仕事と育児の間で葛藤する三章の夏美のエピソードに特に惹き込まれ、いつの間にか涙が出ていた。（自分は専業主婦だったのだが）読み終えて元気が出て、またいつか読みたくなるような、作家さんの心優しいお人柄が伝わる素敵なお話だった。

自分にとっての大切なもの、幸せはその人だけのもの。たとえ普通ではなくとも、常識から外れていたとしても。親友のロボットの復活を誓う秋くん、美大を目指す安曇くんと過去の秘密を隠して来た美少女の立花さん、優しい隣人の西島さん夫妻。亡くなった旦那さまの幽霊と暮らすうる波の物語は、何ら違和感無く、すっと心に入り込んで来た。様々な人も幽霊も、ありのままに受け入れてくれる場所、神様のビオトープ。また好きな作家さんが増えました。