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2024年4月の読書メーターまとめ

Copper Kettle
読んだ本
3
読んだページ
1473ページ
感想・レビュー
3
ナイス
27ナイス

2024年4月に読んだ本
3

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Copper Kettle
下巻では「王様の耳はロバの耳」の話も出てきて、勝手にあれは中世(王様のイメージから)かと思い込んでたけど古代ギリシアの話だったと知った。中盤ぐらいから今まで読んでた「イリアス」「オデュッセイア」「アエネーイス」やそれらの叙事詩で語られていなかったエピソードなどもあって楽しんだ。最終的にはオウィディウスが生きていた時代、カエサルとアウグストゥスに繋げているところは「時代性」が感じられて興味深かった。詩人が最後に書いているように2000年という時を超えて確かに詩人は「名声によって永遠に生きる」ことができた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
3

Copper Kettle
下巻では「王様の耳はロバの耳」の話も出てきて、勝手にあれは中世(王様のイメージから)かと思い込んでたけど古代ギリシアの話だったと知った。中盤ぐらいから今まで読んでた「イリアス」「オデュッセイア」「アエネーイス」やそれらの叙事詩で語られていなかったエピソードなどもあって楽しんだ。最終的にはオウィディウスが生きていた時代、カエサルとアウグストゥスに繋げているところは「時代性」が感じられて興味深かった。詩人が最後に書いているように2000年という時を超えて確かに詩人は「名声によって永遠に生きる」ことができた。
が「ナイス!」と言っています。
Copper Kettle
食品会社に勤務する主人公は今の私より少し上だがほぼ同世代。娘を不幸な事故で亡くし、妻はそのショックから立ち直れずに鬱病が発症している。自分がそんな状況だったら...などと思いながら読み進めていくと物語は意外な展開を見せていく。たしかに「我思う、故に我あり」はひとつの真理ではあると思うし、だから世界が存在するということも分からなくはないが、私には主人公の選択はやや自分勝手のようにも感じられた。最後はそのことに気づいたようだが。逆に言えば「今を生きる」ということがどういうことなのか、その意味を示しているのかも
が「ナイス!」と言っています。
Copper Kettle
古代ローマの詩人オウィディウスがいろいろなモチーフの物語をつづった作品。「ギリシア・ローマ神話と伝説の一大集成」とされているが、解説を読んでいないので勝手な推測になるけど、おそらく古代ではここにある物語と同じようなモチーフが世間で語られていたのではないだろうか。まずは上巻なので世界の始まりや人間の誕生、金、銀、銅、鉄という4つの時代区分、そしてノアの方舟を連想させる洪水伝説あたりは大変興味深く読ませてもらった。次から次へと出てくる人名は少々追いきれないものの読むのに夢中になる。古代の人たちも同じだったろう
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/25(2566日経過)
記録初日
2017/04/25(2566日経過)
読んだ本
287冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
104045ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
287件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
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