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Masako Yamada
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第四話は、後書きにあるように、シェイクスピア『ベニスの商人』と同じ形の民話。シェイクスピアはイタリアの小説からとったが、こっちの方が古い。 ホレおばさんやシンデレラ、ヘンゼルとグレーテルなどドイツ民話と同じものであっても、結末が違っていたりニユアンスも異なる。復讐心に燃える主人公も多い。  ユダヤ人への圧政遠回しの皮肉ともとれる作品もある。  単純で楽しい昔話は少ない。ユダヤの怨念のようなものが感じられる。こういうものを聞いて育っておれば、『ベニスの商人』をみて涙ぐむユダヤ詩人がいてもおかしくない。
0255文字
Masako Yamada
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 先崎棋士が廊下をうろうろと歩き回るシーン。本人がアカシジアではないというが、ならばちゃんと薬品名を明示して、分量を書くべきであろう。アカシジアでない根拠として薬をやめてもすぐに治まらなかったとあるが、この日数も書いていない。  問題なのは、先崎棋士の兄が慶應の精神科医なので、この国の精神医療についてまことにノーテンキな、いや好意に満ち溢れた文言が並ぶ。兄はよい医者らしく、その体験があたかもすべての患者や医師にあてはまるようにそう感じさせてしまう。暴れてもやさしい妻や友人、半年休める職場
0255文字
Masako Yamada
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二日かけて読みました。ひきこまれました。ルソーの絵、きれいでいいですよね。わたしも大好きです。作品の中の、動物園やホテルから見下ろす町など、ちょっとした風景も絵の中のようで味わえます。旅をした気分、かな。
0255文字
Masako Yamada
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ルコントらしい、フランスらしい物語。家族に忘れられたことが本人はさらっと受け止めているような口ぶりであるが、おそくかれを支配しているようだ。そのひとに「忘れ去られる」というシバリから抜け出して、似たようなものの集まる船の上で自分をみつける。  つねに忘れられるということは居場所がないということ、根無し草ということ、だから一言でいって、根無し草の男が自分の居場所をさがす物語。  フランスらしいというのは、そのふわっとした繊細な語り口。どこかかなしいユーモアがあった。
0255文字
Masako Yamada
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 もとはアメリカの2016年の本。その後、アルツハイマーは様々な本が出版されたため、2020年現在は最新の情報とはいえない。しかし現在にも通じる食事療法である。  著者のイサクン博士は尊敬するおじさんボブをアルツハイマーで亡くした。この本ではボブ氏の写真も載せられ、なんとしてでもアルツハイマーを食い止めたいという情熱にあふれている。全粒粉のパンや鳥の皮なし胸肉など、最新の食事療法と共通する部分もたくさんある。脳のための食事の重要性がひしひしと伝わる一冊。
0255文字
Masako Yamada
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お屋敷サスペンスラブもの。作者のビートンは1936スコットランド生まれ、そのせいか作中にもスコットランドなまりをバカにする英国人が出てくる。上流の雇無主と、地下に住む執事ほかの使用人グループとの事件が並行し、からみあう。この本は二作連作であり、ロンドン社交界の時期に、ワケあり屋敷をかりだし、娘を金持ちに嫁がせようとする親の姿も描かれる。さくさく読めて、たのしい。かしこい執事も登場。
0255文字
Masako Yamada
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なつかしい英国の雰囲気あり。スコットランドヤードから、青年刑事さん登場。お話そのものは素朴。けれどロープの結び方など、のちの世のアメリカ刑事ドラマにも使われています。いまや時代は流れて科学捜査ですけれども刑事ものの基本があり。時代のふんいきが出ており、たとえば語り手の、戦争による喘息などそうですね。また時代は女性の職業にもみてとれます。女性のわたしが読むと、秘書にしかなれない聡明な女性に応援したくなります。ほかにしたたかな女性も登場、女性陣のキャラはたっています。1935年発行、ミステリの昔。
0255文字
Masako Yamada
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2010年発行の本だが、いまも通用する。むしろ喫茶で勉強するひとは増えているから、ピンとくると思う。すらすら読める本なので、図書館で流し読みできると思う。重に喫茶店での勉強がいかに快適かを熱く語ってくれている。ほぼ作者のしているようなことをしているため、新たな発見はなかったものの、再認識、ああ、喫茶店でないと勉強はかどらない自分は仲間がいるんだなと思った、また作者ほど喫茶店に通っていないため、またタイトルの15分では入らないため、自分ていどでは決してムダ使いではないと確信をもった。
0255文字

読んだ本
114

読んでる本
2

読みたい本
2

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読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/29(2894日経過)
記録初日
2017/02/01(2981日経過)
読んだ本
114冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
40065ページ(1日平均13ページ)
感想・レビュー
112件(投稿率98.2%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
http://ameblo.jp/ecranapoji707/
自己紹介

慶應大学通信教育部 ドイツ文学の学生 エッセイ、短編小説を書く。

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