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ネタバレ近々、映画観ることになりそうだけど、図書館の書棚に普通にあったので借りて読んだ。母は週刊新潮で読んでたらしい。詳しい表現は手元に本が無いので言葉で上手く書けないけど、被害者なのに世間や身内（彼氏や夫までもが！）から言葉や暴力や精神的に苦しむ『かなこ』が自分を否定しない人物と一緒にいたいと考えた時に、罪の意識を感じ事件のことで絶対かなこを責める権利の無い尾崎選ばざるを得なかったのかなと思う。また、自分より幸せにならないでほしいから一緒にいたいというのにも納得。また会えればいいな。

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最後のページにでも良いから人物相関図が欲しかった。一度読んで人間関係を整理してから再読すればもっと内容を理解できるかもしれない。とりあえず自分で書いてみる。

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SNSの書き込み記事や週刊誌の記事など、後半部分が資料になっていて本編を読みながら資料をめくって経過を見るところなど斬新な感じがして面白かった。内容もスラスラ読めたけど、事件になった動機とか薄かったかな？現実社会と照らし合わせると、もしかしたら週刊誌に書かれている内容や、関係者談とかって鵜呑みにするもんじゃないよと母に言ってあげなきゃって思いました（笑）

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タバコ・コーヒー代だったのが、ブランド物やマンションになっていく。横領する人って「後で返しておけばいいだろ」から始まっていくんだろうなぁと思っていたが、やっぱりきっとそうなんだろうなと…。なんだかその横領の記述がとてもリアルに思えたので。

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映画になる以外の前情報は無く、まだ図書館の書棚に並んでいたので借りてみた。田舎から上京したばかりの大学生の話を読みながら、田舎から上京した当時の自分に重ねてみたりして。途中で、この物語には、実際の事故が題材となっていることが分かり、ショックを受け、その後、続きを読むかどうか悩んだけど最後まで読んだ。物語としての横道世之介の主人公世之介は田舎から上京した普通の大学生だが、周りの人々に与える影響は大きく関わった者たちのその後の人生に太陽のような温かさを残した。良い物語だったが、とても切なかった。

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映画の予告を先に観ていたけど、なんか誤解していた？「DNA鑑定より確実な、それが黒と言ったら絶対真っ黒なのっ！」という完璧な変えようのないデータのことだと思ってました。実際、近い将来にはDNA登録という時代が来るとは思っているけれど、やはりそうなっても守られる人（悪いことをしても捕まらない人）はいるんだろうな。やはり、すべての人が法の下に平等であってほしいものです。スズランの正体にはビックリ。あと、浅間さん好きです。

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ナイス、ありがとうございます。暮礼路市の北峰県警本部長は悪徳で意地汚いなぁ、と記憶してます。

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02/01 07:58

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木の葉は森に隠せ…一人の生徒に何かを感づかれた気がして、その生徒を恐れ、殺してしまい、その一人の死体を目立たなくするには死体の中に隠せばいい。…うわぁ！死体がいっぱいあったらもっと簡単にバレるじゃん？と気晴らしにツッコミ入れながら。犯行の夜の場面になってからは書いてある時間経過に沿うように一気に読んだ。原作のハスミンはやはりボロがいっぱい出ていた。でも映画も原作もハスミンの心は最後まで理解出来ず。結局あーなるのかな？

悪の教典下 (文春文庫き 35-2)貴志祐介

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あらすじ・内容

ナイス ★16

コメント(0)2012/11/18

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思ったより読みやすくて一気に読んだ。男女間の気持ちのすれ違いが女性目線でとてもよく書かれていると思った。一生懸命思いを伝えているつもりでも、相手の反応が思うようでなかったり、思ってもみなかった返事が来る。日常でよくある話でも、こうやって文字にして文章にしてみるとおかしさや怖さを感じる。読後感はモヤモヤだけど、鍵のない夢を見る…あ、夢か、と思えば納得がいく。