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ユキさんの感想・レビュー

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ユキ
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四畳半神話体系を読んでからだいぶ時間が経っていて、うっすらとしか覚えていない状態で読みました。無意味に思えることへの饒舌、情熱が可笑しくておもしろかった。
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ユキ
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芽野と芹名の関係性がとても良くて、表題がいちばん好みでした。藪の中も各人の語りで見えてくる景色がガラリと変わるところがおもしろかった。
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ユキ
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ひかりひとつ奏で終えても(ほら ふるえ)にんげんは詩のちいさな湊▼ 月を洗えば月のにおいにさいなまれ夏のすべての雨うつくしい▼ 葉月尽いとしいひととふるさとと青には青の挨拶がある▼ 解説で東直子さんが語るように、光、水、青のイメージが通底していた。完全には理解できないけれど胸の奥にちいさく響いてくる歌だと感じました。
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ユキ
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ネタバレおもしろかった。むらさきのスカートの女って少し変わっているんだな、という印象からからちょっと流れ変わってきたぞ、と語り手に不信感が募る過程がおもしろかった。ぜんぜん似ていないけど、結末はなぜか羅生門を思い出した。
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ユキ
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自由時間を生み出すための時間術というコンセプトに惹かれた。ビジネス書?自己啓発本?は敬遠していましたが、意識が高すぎる感じがなく読みやすかった。実践してみようと思える部分も多くあり、読んでよかった。
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ユキ
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謎の男、コンセント、王妃様とサミが好きでした。この人の書くボーイミーツガールは毎回絶妙なときめきがある。さくっと読める長さと軽さでした。
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ユキ
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ネタバレミステリにファンタジーをひと匙、のような作品として読んでいたら終盤の展開にいい意味で驚かされた。夜が、虚構が現実を塗り替える演出が鮮やかでした。万造と人形たちのその後を多く語らない余韻も大変好みでした。
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ユキ
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ネタバレとてもよかった。過去の事件と現在の事件が同時進行する様がとても鮮やかだった。小佐内の「わたしの次善」に痺れた。
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ユキ
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どんな嘘も混ぜないように歩いた、君と初冬の果樹園までを 煙草いりますか、先輩、まだカロリーメイト食って生きてるんすか 幾重にも重なる闇を内包しキャベツ、僕らはつねに前夜だ 言葉やイメージは軽やかなのに感情は硬質で重い。とても好みでした。
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ユキ
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ネタバレとてもよかった。松倉と堀川の関係性がとても好みでした。どの短編もおもしろかったけど、書き下ろしの友よ知るなかれが秀逸。結末の余韻が二人の物語の終着だとしても構わないくらい静かに胸に響きました。この余韻のすばらしさを超える続編が読めると思うととてもわくわくします。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/05/11(2814日経過)
記録初日
2017/05/03(2822日経過)
読んだ本
577冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
163736ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
122件(投稿率21.1%)
本棚
0棚
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