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2024年5月の読書メーターまとめ

SEI
読んだ本
7
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感想・レビュー
7
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14ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

SEI
ネタバレ東大卒弁護士の中崎隆が、法律単体で400頁以上、関連法令は400以上と複雑極まりない外為法とその関連貿易法について解説した本。原本にあたるのが原則で、第3次資料であることは注意喚起しつつ、法政省令通達を繋げて意味を成す1本の条文を読み解く作業を、10年超に渡って心血注いで解説してきた力量で省略し、素人にも分かりやすく語る。 以下、印象に残った点。 そもそも外為法とは、外国為替及び外国貿易法の略で、国際的な平和・安全を期し、健全な対外取引発展、国際収支均衡、日本の経済発展のために対外取引を規制する法である。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

SEI
ネタバレ東大卒弁護士の中崎隆が、法律単体で400頁以上、関連法令は400以上と複雑極まりない外為法とその関連貿易法について解説した本。原本にあたるのが原則で、第3次資料であることは注意喚起しつつ、法政省令通達を繋げて意味を成す1本の条文を読み解く作業を、10年超に渡って心血注いで解説してきた力量で省略し、素人にも分かりやすく語る。 以下、印象に残った点。 そもそも外為法とは、外国為替及び外国貿易法の略で、国際的な平和・安全を期し、健全な対外取引発展、国際収支均衡、日本の経済発展のために対外取引を規制する法である。
が「ナイス!」と言っています。
SEI
ネタバレ東京大学卒弁護士の中崎隆が、企業法務の担当者が熟知する必要があるが、それが最も困難な法律の一つである犯罪収益移転防止法(犯収法)を解説した本。豊富な実務経験を元に、噛み砕いた説明がなされる。 以下、印象に残った点。 まず、犯収法は、名前の通り、犯罪による収益の移転=マネーロンダリングの防止、テロリズムに対する資金供与防止実施確保を目的とした法律。マネーロンダリングとは、組織的犯罪処罰法または麻薬特例法に規定される犯罪の発覚や資金の差し押さえ・没収等を困難にする行為を指し、国際的動行を元に、今日の体制がある
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ネタバレ2023年に91歳で亡くなったMarv Lachmanが記したミステリーのファン界隈の歴史を網羅的に記した書。2005年の初版を2019年に加筆したもの。ミステリーのファン活動は、SFのファン達に比べて層が年配なせいか、シャーロキアン団体が1930年代に現れるまで特になかったことが挙げられる。1968年が、ファン活動の革命の年と呼ばれ、「アームチェアー・ディティクティブ」誌の誕生による。当該雑誌が、ミステリーのファン活動に、ミステリー論文が大学の学位論文として認められるなどの革命をもたらした。
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ネタバレ東大卒業後、参議院法制局に長らく務めた大島俊彦編の法制執務入門書。 主に地方自治法の下で公法人として国と同様に事務を執行する地方自治体職員を念頭に書かれたもの。 民主主義社会では、権力分立の原則下で公正に選挙された代表者が構成する議会が法を定め、法に従って行政権を委ねられた機関が事務を執行する。その立法権と行政権の行使の補佐となるのが、法制執務である。
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ネタバレ日本ミステリ界の巨匠、都筑道夫が物した安楽椅子探偵シリーズの第5弾。解説でも触れられているが、純粋な事件解明の論理が光る初期とは異なり、作風転換しており、推理というより解釈になっている釈然としない話が多い。これを迷走と取るのか心地よい変化と取るのかは好みの問題だろうが、私は前者。 以下、各話の感想。 「落葉の墓」は、新人歌手が殺され、その婦人が失踪。被疑者死亡に終わらせない、自宅で殺害した場合には不自然な物の着想はそれなりに良い。 「凧たこ」は、用もなさそうな妙な場所で凧糸を首られた男が主題。
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ネタバレ名古屋大学高等教育センターFD&SD教職員能力開発拠点による大学職員向けの教務知識をQ&Aでまとめたもの。 いつからか文部省大学局が分厚い教務指針の発行を止めたことを、各大学の主体的取組を促すためと理解し、各教員・職員の教務の生きた知識を広く共有するために編まれた書。以下、印象に残った部分。 第一部では、具体の質問回答の前に、大学の教務が踏まえるべき7つの指針をリストアップ。 教務は、自立した大学の教育・研究に深く関わるため、必然的に担当者の裁量が大きい。 その大きな裁量をフルに活かすためにも、法令や
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SEI
ネタバレ2017年に大学職員の能力開発(SD)の義務化がなされた一方で、未だ必要な知識を体系的にまとめた書がない現状を踏まえ、文科省の教職員能力開発拠点に認定されている愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室が書き下ろしたシリーズの一冊。第一弾として、大学組織の社会的位置付けと運営方法について、便利な理解の指標を提示し、概略を教示する。以下、印象に残った点。 まず、大学という組織を理解するには、大学は、国・市場・大学の三角形の総合作用の中にある、という思考の枠組みが重要。 国から自立した存在ではあるが、その政策影響を
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/06/13(2570日経過)
記録初日
2015/06/17(3297日経過)
読んだ本
914冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
285784ページ(1日平均86ページ)
感想・レビュー
624件(投稿率68.3%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

ミステリビギナー。
これから勉強していきたいです。
投稿感想は備忘録代わり故要約が主。

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