シーソーモンスターとスピンモンスターの2作。 シーソーの舞台は昭和末期。嫁姑バトルの話と思いきやスパイが絡んだ話で最後は敵との共闘という熱い(？)展開に。 スピンはシーソーの60年後くらいの近未来。嫁だった宮子さんが出てきて嬉しい。AIが人を操る世界の描写が怖かった。 螺旋プロジェクトという、何人もの作家さんでやってる「人と人との対立」「海族と山族はぶつかり合う運命」という設定での、いろんな時代の作品集の一つだった。

シーソーモンスターとスピンモンスターの2作。 シーソーの舞台は昭和末期。嫁姑バトルの話と思いきやスパイが絡んだ話で最後は敵との共闘という熱い(？)展開に。 スピンはシーソーの60年後くらいの近未来。嫁だった宮子さんが出てきて嬉しい。AIが人を操る世界の描写が怖かった。 螺旋プロジェクトという、何人もの作家さんでやってる「人と人との対立」「海族と山族はぶつかり合う運命」という設定での、いろんな時代の作品集の一つだった。

小説じゃない、エッセイともちょっと違う村上春樹さんの文たち 壁と卵とか、Norwegian Woodの解釈とか、アンダーグラウンド関係の話とか、幅広い。 以下、印象に残った言葉。 音楽にせよ小説にせよ、いちばん基礎にあるものはリズム 結婚というのは、いいときにはとてもいいもの ここにいるこの人たちみんなに、それぞれの深い人生があるのだな

平和警察はおそロシアな印象。 正義とは、悪とは、善意とは…問われる。 表紙が風力発電なのは、主軸となる事件の武器の話からなのかな。 前半は拷問とか読んでてキツい描写が多かった。後半は、そこまでの伏線がどんどん回収されていって一気に読めた。