「世間相場よりストレスを感じない仕事」を選ぶことができれば、人は資本主義のラットレースから脱出でき、「自己内利益」を増やすことができる、と著者は言う。マルクスの「資本論」とロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」のエキスに、著者独自の考え方を加えた「働き方の指針」。「自己内利益を考える」「自分の労働力の価値(資産)を積み上げていく」「精神的苦痛が軽い(少ない)仕事を選ぶ」。

「世間相場よりストレスを感じない仕事」を選ぶことができれば、人は資本主義のラットレースから脱出でき、「自己内利益」を増やすことができる、と著者は言う。マルクスの「資本論」とロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」のエキスに、著者独自の考え方を加えた「働き方の指針」。「自己内利益を考える」「自分の労働力の価値(資産)を積み上げていく」「精神的苦痛が軽い(少ない)仕事を選ぶ」。

徳間書店　創業50周年記念作品(本書の帯に記載)。2004年刊行。全4巻、すごいぜ。著者の気迫が伝わってくるようだ。第一巻では、遣唐使として現地に渡った空海が、猫の妖物に取り憑かれた地元の役人を助けようとしたり、密教の高僧と知り合いになるきっかけなどが書かれている。まだ面白い、と感じるところまでいけてない。会話が多いので、やたら改行が多く分厚い本になっている。これを20年前の当時、一冊1800円出して合計4冊買うのは著者のことをよほど認めていないと、できないことだ。