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2025年11月の読書メーターまとめ

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読んだ本
12
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3177ページ
感想・レビュー
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2025年11月に読んだ本
12

2025年11月のお気に入り登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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終戦詔書において安岡正篤の提案した「義命ノ存スル所」を退けて「時運ノ趨ク所」にすることで日本におけるモダニティのグランド・フィナーレとしての敗戦を回避した迫水久常のおかげで、科学的社会主義という「大勢」は(たとえハリボテな擬制としての、モダニティの残滓であっても)未だ死んではいまいと反日・反天皇制左翼たる私はニンマリとする。
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2025年11月の感想・レビュー一覧
9

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独身者機械。
が「ナイス!」と言っています。
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終戦詔書において安岡正篤の提案した「義命ノ存スル所」を退けて「時運ノ趨ク所」にすることで日本におけるモダニティのグランド・フィナーレとしての敗戦を回避した迫水久常のおかげで、科学的社会主義という「大勢」は(たとえハリボテな擬制としての、モダニティの残滓であっても)未だ死んではいまいと反日・反天皇制左翼たる私はニンマリとする。
が「ナイス!」と言っています。
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300ページ過ぎるまで誰でも知っている大田南畝の情報が並べられているだけでだいぶつまらないが、終盤の、形而上学的視座としての「理」を打ち出す曲亭馬琴との、それぞれの息子の境遇の差異という面から対比し、そこから寛政異学の禁における「理」の道徳化→大塩の乱・天保改革の失敗→幕末・明治維新という儒学的形而上学の失効後の「事物」(=尊王攘夷と文明開化)の時代への変移を見るのはさすがに上手い。そしてその「事物」志向は、すでに狂歌の時代たる1780年代から、他ならない南畝によって立ち現れていたのではないか。
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リードコンポジターなる聞き慣れない職業の、何をやっているのか説明されても最後までまったく理解できない職場の描写が面白いのでするする途中まで読めるのだが、131~136ページの描写はもはや描写の域を越え、男と男が仕事着のまま抱き合う重たさと熱さの質感を読者にもたらす。われわれは日常の中でさえ、現実の域を一飛びに超えなければ、現実に触れることができないのである。
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死に方、もっとどうにかならなかったのか。全部台無しになった。
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なんだよこれBLかよ。話変わってきたな(歓喜)
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新井白石の天皇・朝廷権威を相対化する「武人」としてのアイデンティティと歴史観を繙き、18世紀初頭の朝幕関係における緊張感を見直す名著。関ヶ原以降の徳川体制の確立を天皇家への「天命」の変革への近接(易姓革命への近接=未到達)と見る「謀叛人」(日野龍夫)的な荻生徂徠と、関ヶ原合戦自体が「天命」の変革(天皇家に代わる徳川家=武人への「天命」降下)として天皇家をすでに「徳」のための道具としか考えていない白石の差異は、まるで日本資本主義論争の徳川バージョンのようでめちゃくちゃ面白い。
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ご都合主義や違和感を感じる点は多々あり、正直読み飛ばしてしまう部分すらあるのだが、不意の強烈なビンタのようなコマやページに電撃的に喰らってしまうと、もうどうでもよくなる。それが第8話19~20ページと第9話17~18ページと第10話19~20ページにおいて共通する、読者がページを開くことによって不意に襲いかかる電撃的な感動であること言うまでもない。特に第10話20ページ1コマ目の柿内遼馬の断言の強度を表す、ページの右上隅に配置された「家族」のフキダシ、この素晴らしき加速よ、あとは永遠になるだけだ。
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伊藤剛の「キャラ/キャラクター」の分類を、その身体と環境が記号的かつ物語的、そしてわれわれ読者の読み方にいかに関わるかという「環世界シークエンス」の捉え方で統合するアイディアは新しい。ならば次に考えるべきは漫画を読む「われわれ」の社会的・身体的なあり方ではないか。90ページで示された『新寶島』論の「わたしたちの意識は、環世界の中でいつの間にかこの係船柱に留め置かれさえする」という感覚から、現代オタクのカップリング萌えにおける「壁になりたい」という主/客の曖昧な欲望を分析できるかもしれないと思った。
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ユーザーデータ

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395お気に入られ11月の読書メーターまとめ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/02(3049日経過)
記録初日
2017/08/02(3049日経過)
読んだ本
2290冊(1日平均0.75冊)
読んだページ
589825ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
1180件(投稿率51.5%)
本棚
23棚
性別
年齢
27歳
職業
営業・企画系
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/orosi_nimo?t=66RBNsUbHAbSdLHHBul89g&s=09
自己紹介

カプ厨。談志・陳平の言いたい放だいと昔のガキ使とめちゃイケのナレーションが好きです。

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