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2024年10月の読書メーターまとめ

ちゃすくん
読んだ本
9
読んだページ
1791ページ
感想・レビュー
3
ナイス
20ナイス

2024年10月に読んだ本
9

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちゃすくん
俺の生活にはアイロニーが過剰であるか?をサブテーマに据えて読んでいた。周囲の人間が一つの価値観に飲み込まれていることについて指摘をしたくなる、という欲望が一つの要因となっているのだと思うが、言語の環境依存性を認めるという態度によって救われると。じゃあやっぱヴイトゲンシュタインは必読だなぁと。また、小説的な現実の捉え方として離人症的な側面をあげていたが、だからこそ羞恥や怒り等といった自分自身に分かちがたく結びついている感情を、宙吊りにしてしまう小説が面白いんだよなと再認識。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

ちゃすくん
これもまたカテゴリを最初に規定しないという重要性をリマインドさせてくれるような本だったな。仕事や、プライベートという枠組みを解体し、内的・外的と振り分ける作業については自分なりの解釈で実践してみようと思う。
ちゃすくん
アウトライナーでの思考に取り組んでみたくなり、再読。再読ってのは細部で効いてくる。これまで取りこぼしていた部分を拾う意識で読み直すのだから当たり前のことではあるが。読書体験は、起承転結のような大きな括りで物語として記憶する営みだと思う。だから、そこからあぶれるような要素を脳みそが脇に脇にと追いやってしまうのだろう。だが、再読の体験は起承転結の「起」に一度目の体験の記憶がセットされるから、続く「承転結」には新たな思考が読み込まれていくことになるんだな。まぁ、何を言っているかわからないかもだけど。はて。
ちゃすくん
2024/10/17 22:26

では、ここからは個別具体的な感想を。メモから思考を発展させる方法として川喜田二郎の「発想法」に書かれているKJ法のひとつ:グループ編成という方法があげられていたが、これが身につまされる。最初にアイデアを自分のなかでの大きなカテゴリとして括らないという具体的なアドバイスは、自分自身を信じるというスタイルを一度捨てさるということでもあり、執筆、創作を他者を作り出す行為と捉える1つの事例でもあるな、と思う。また、言語は鏡ではないのだから、自分自身をそっくりそのまま映すことはできないんだという断念を考える。

が「ナイス!」と言っています。
ちゃすくん
俺の生活にはアイロニーが過剰であるか?をサブテーマに据えて読んでいた。周囲の人間が一つの価値観に飲み込まれていることについて指摘をしたくなる、という欲望が一つの要因となっているのだと思うが、言語の環境依存性を認めるという態度によって救われると。じゃあやっぱヴイトゲンシュタインは必読だなぁと。また、小説的な現実の捉え方として離人症的な側面をあげていたが、だからこそ羞恥や怒り等といった自分自身に分かちがたく結びついている感情を、宙吊りにしてしまう小説が面白いんだよなと再認識。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/13(2635日経過)
記録初日
2017/09/12(2636日経過)
読んだ本
551冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
126310ページ(1日平均47ページ)
感想・レビュー
250件(投稿率45.4%)
本棚
0棚
血液型
A型
職業
その他
外部サイト
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