ネタバレ凄まじかった。言葉の洪水。無駄な会話のなかに大切なことを散りばめて、大きな物語を作る。そんな小説。ただ終着した場所が納得できたわけではない。伏線は回収し、人生はこんなものだと示しているが、欠端が虚構であることが明確になった時点で何もかも信じられなくなる。主人公の書く小説にどれほどの価値があるのだろう。語られなかった現実にこそ、読者が読みたかった物語が隠れている、そんな気持ちにもさせる。そして房州書店の人が託すには大金すぎる。中盤はとてもワクワクした。何かその先の未来を、期待できる未来を、教えてほしかった

ネタバレ凄まじかった。言葉の洪水。無駄な会話のなかに大切なことを散りばめて、大きな物語を作る。そんな小説。ただ終着した場所が納得できたわけではない。伏線は回収し、人生はこんなものだと示しているが、欠端が虚構であることが明確になった時点で何もかも信じられなくなる。主人公の書く小説にどれほどの価値があるのだろう。語られなかった現実にこそ、読者が読みたかった物語が隠れている、そんな気持ちにもさせる。そして房州書店の人が託すには大金すぎる。中盤はとてもワクワクした。何かその先の未来を、期待できる未来を、教えてほしかった

ネタバレ面白かった。偽札、クリーンセンター、神隠しとなかなかハードボイルドな世界観であり、そんなに得意な世界観じゃなかったけど、どんどん引き込まれていく。嘘と真の狭間で続きが気になって仕方ない