次から次へと、冗談みたいな話が大真面目に描かれる(突っ込み待ちなところもあると思う)。とある一族の百年の物語。改行無しの長文が連発され、正直読みにくいのだが、それがこの小説の独特のリズムを作ってる気がした。

「檻」の演出が見事。表現がどんどん先鋭化している。「SAKAMOTO DAYS」とはまた違った意味合いで、アクションが凄い。

史実を知ってると、マリー・アントワネットの行い全てが断頭台に向かっていってるのが分かる。

星野スミレが言ってた「遠い遠い国にいる好きな人」ってのはやっぱミツ夫なんだろうな。「天井うらの宇宙戦争」はあわや大長編スタートかと思った。

この頃はルパンと銭形以外の設定が固まっていなかったからか、名前とかがぶれてる。オチを含めて毎話面白くはあるが、今となっては少し読みにくさもある。

次から次へと、冗談みたいな話が大真面目に描かれる(突っ込み待ちなところもあると思う)。とある一族の百年の物語。改行無しの長文が連発され、正直読みにくいのだが、それがこの小説の独特のリズムを作ってる気がした。

今巻、ロストワールドがいつも以上に手島先生が何故「自分が描きたいもの」に拘るのかが分かる内容だった。「仲間」が見つかることの喜びはまた格別なものがあるのだ。色の使い方も印象的だし、漫画の作り方講座みたいな感じがある。

タンポポの話は感動系だったな。

楽しい時間は永遠じゃない。だが、ここで得たものはかけがえの無いものになるはず。少なくともミツミ達には。

イッチよぉ…。青春してるじゃねぇかよ…。萌とフラグ立ちまくっているのだが、どこまで行っても2人は友人から動かないのがまた新鮮だね。