ネタバレ弔堂、閉店してしまうなんて残念。今も名を残す偉人たちが訪れる店。偉人たちが生きていたころの日常のひとコマを覗き見たようで、興味深かった。弔堂の主人はこれから北に行ってどうするんだろう。また北の地での話が始まったりしないかな、と期待してしまう。

ネタバレ読み終わってしまった。俊介もいなくなり、徳次もいなくなり、だんだん寂しくなっていった。ラスト、はっきりとした結末は示されなかったけど…国宝になったことを知ってどう思ったのか知りたかったし、徳次と再会して違う結末に持っていってほしかった。映画を見た家族に聞いたら、徳次が端役みたいな扱いらしくてびっくり。本では喜久雄にとって大事な人なのに。

ネタバレクイズに青春を捧げている高校、大学生たちが中心のミステリー。登場人物はそんなに多くなく、分かりやすい。主人公をはじめ頭がいいけど純粋な家永くんや、その幼馴染、Qwithの残ったメンバーの間でスレ違いの恋愛なんかもあって、ミステリーとともに楽しめた。シリーズ化しそうでぜひ続けて読んでみたい。

ネタバレ中山七里さんの作品の中ではたぶん一は好きな岬さんシリーズ。正直、なかなか登場せずやきもき。犯人ははじめから怪しげだった人で意外性はなかったけど、やはり音楽描写の素晴らしさが読み応えあり、引き込まれる。榊場さんと岬さんのハーモニー、聴いてみたくてたまらない！次は世界で活躍してる榊場さんに会いたい。

ネタバレ作品の舞台である新宿区落合のあたりを知っていたので興味を持って読んでみた。あそこねーと思えるところは少なかったけど、ひと癖ある管理人さんのユーモラスなキャラや、ワケアリの店子さんたちとの関係などが面白かった。ヒューマンドラマ的な感じで終わるのかと思いきや、最後は謎解きもあって、読み応えあり。

ネタバレゆる言語学ラジオのファン。水野さんは知識豊富だし…話も上手いし、好奇心旺盛で研究熱心、でも謙虚なところがいい。一番面白かったのは、終章。世界が違うと、コミュニケーションの正解も違ってくる。それどころか国内でもその常識が異なることがあるので、誤解が生じやすくなる。人の言葉の使い方と地域性、とても興味がわいた。参考文献がわかりやすく提示されているのもありがたい。