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2024年3月の読書メーターまとめ

秋野ハル
読んだ本
3
読んだページ
731ページ
感想・レビュー
3
ナイス
11ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

秋野ハル
若干のBL風味を伴った、ライトミステリー&ライトホラー&人情小説とでも言うんかな。全体的に淡泊なのは作風だとしても、そこが良さに繋がっている感覚がない。普通に薄味。/常世や亡者、アヤカシといった存在にもーちっと雰囲気が欲しかったな。/その辺で言うと終盤、尺がなかったせいか縁日と神事がほぼすっ飛ばされたのは何気に残念だったかも。せっかくの異世界特有イベントなのになーっていう
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

秋野ハル
ネタバレ4巻までの3歩進んで2歩下がるスタンスがわりと悪くなかったはずなのに、5巻で急に『魔法が下手だけど前向きで諦めない主人公』のカウンターとして『魔法の天才で後ろ向きですでに諦めているラスボス』が出てきて「叶わぬ夢を消して楽になるか、その夢に一生苦しめられるか」みたいな極論レスバトルを始めたあたりで白けてしまった自分がいる。/尺がなかったのか元々こういう予定だったのかは分からない。『たとえ夢が砕けても、その先にだって未来はある』というやりたいことは悪くないんだけど、レスバで消化してほしくなかったなという気持ち
秋野ハル
若干のBL風味を伴った、ライトミステリー&ライトホラー&人情小説とでも言うんかな。全体的に淡泊なのは作風だとしても、そこが良さに繋がっている感覚がない。普通に薄味。/常世や亡者、アヤカシといった存在にもーちっと雰囲気が欲しかったな。/その辺で言うと終盤、尺がなかったせいか縁日と神事がほぼすっ飛ばされたのは何気に残念だったかも。せっかくの異世界特有イベントなのになーっていう
が「ナイス!」と言っています。
秋野ハル
要は後先考えない変人と、それに感化された変人たちの再起の物語。現代世界にファンタジーをぶち込みまくった一夜の夏祭りを駆け抜ける鬼ごっこという粗筋がそそるんだけど、それを裏切らない変な光景を沢山見せてくれる。/行動は大変人なんだけど、変であることにどこか”生真面目過ぎる”『魔王』。そして自堕落に落ちて時に正論で身を守りながらも、それら全てがやっぱり変人な名雪小次郎。2人と回想と現代を結構行き来するんだけど2人の性質が一貫していて、馬鹿騒ぎも十分に描かれているので、終盤の掛け合いがちゃんと胸を打つ。堪能!
秋野ハル
2024/03/21 18:07

最初の方は語り部が”そういうやつ”なのもあり、ちょっと冗長なとこもあったけど、妹が来てから一気に面白くなる。妹と”ニーさん”の2人旅、結構好きなんだよな。/終盤。ちょっと不思議パワーに頼りすぎてたり、大雑把な部分もまぁまぁあるけど、それを許容できるくらいには海岸での語りから最後までの流れが良かった。/なんていうのかなぁ。無駄で無意味な馬鹿騒ぎがもたらすもの、みたいなのを小説全体で表現できてる気がしてそこが素敵だなぁって思う。

秋野ハル
2024/03/21 18:17

案の定森見先生と似てるってコメントが多いし私もそう思ったけど、その一方で結構似て非なる物な気もしている。森見さんはもうちょいねじくれてるっていうか、初手のダルガリア王国が腐れ大学生を連想させ過ぎるだけで、あとは意外と結構ストレートな地の文や物語であったのかもしれん

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/10/14(2389日経過)
記録初日
2017/10/14(2389日経過)
読んだ本
176冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
46997ページ(1日平均19ページ)
感想・レビュー
163件(投稿率92.6%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

ピンと来た本を好きに読み、なにか思ったら書き残します。

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