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2024年11月の読書メーターまとめ

なこ汰
読んだ本
10
読んだページ
3900ページ
感想・レビュー
10
ナイス
173ナイス

2024年11月に読んだ本
10

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なこ汰
本のタイトルから少女が戦争に駆り出されて、撃ちたくないのに撃たなければならない葛藤みたいなものが描かれていると勝手に思っていた。そうともとれるかもしれないが、でも全然違った。まず"敵"の概念が違った。守りたいものがそれぞれの登場人物によって違っていてそのために戦っている。女だったり子供だったり故郷だったり我が子だったり。。色々な生き方があったけれど、どれも共通しているのは強い女性だということ。ということで"少女"という概念も覆される。イリーナも素敵な人格者だった。
なこ汰
2024/11/17 19:12

あと、戦争物って情景が浮かびにくいイメージだったのだけれど、この本は情景がありありと目に浮かんだ。それくらいリアルで、生々しくて、臨場感たっぷりで、戦争というものがどういうものかイメージしやすくなった。

なこ汰
2024/11/17 19:19

そして、"敵"という概念さえないターニャの生き方には、この本で登場するからこそ、強く心を打たれた。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
10

なこ汰
予想以上に"ともぐい"だった。動物にも人間にもなりきれなかった男の心情は、おそらく人間側に染まってしまっている自分からは想像できないようもので、かと思えば根源的なところで共感する部分もあったり。動物と人間の関係性とか、動物である人間のことを色々考えされられる作品だなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
最近ひたすら色んな本を読んでいるけれど、こんなに没頭した本は久しぶりだった。ページをめくる手が止まらなかった。主人公が最終的にとった行為は絶対に正しいものだけど、雨宮の意見とどっちがより正しいかなんて、私にはわからなかった。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
心情や行動に共感できない部分ももちろんたくさんあるのだけど、でもどっか大きいところでとても共感できてしまう。だからこういう本は好きだ。弱さをこんな風に表現して残してくれてありがとうございます、という気持ちになる。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
最初の章があまりにも綺麗すぎたから、この本は好みではないかもなと思いつつも読み進めたら、結局後半になるにつれてぐいぐい引き込まれた。特に最後2章が好き。すごく共感する部分があり、それに対する答えみたいなものも示してくれて、すごく優しい本だなと思った。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
村上春樹さん初紀行文集(私にとっての)。この人の好奇心の旺盛さがすごいし、持ってる知識の奥深さがすごい。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
本のタイトルから少女が戦争に駆り出されて、撃ちたくないのに撃たなければならない葛藤みたいなものが描かれていると勝手に思っていた。そうともとれるかもしれないが、でも全然違った。まず"敵"の概念が違った。守りたいものがそれぞれの登場人物によって違っていてそのために戦っている。女だったり子供だったり故郷だったり我が子だったり。。色々な生き方があったけれど、どれも共通しているのは強い女性だということ。ということで"少女"という概念も覆される。イリーナも素敵な人格者だった。
なこ汰
2024/11/17 19:12

あと、戦争物って情景が浮かびにくいイメージだったのだけれど、この本は情景がありありと目に浮かんだ。それくらいリアルで、生々しくて、臨場感たっぷりで、戦争というものがどういうものかイメージしやすくなった。

なこ汰
2024/11/17 19:19

そして、"敵"という概念さえないターニャの生き方には、この本で登場するからこそ、強く心を打たれた。

が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
太宰作品を一度は読んでみたくて。時代が違うから前提も違うし、作者のこともほぼ何も知らずに読んだのであまり理解はできなかったのだけど、解説を読んで心が震えた。「(太宰は)自己を破壊する下降指向に徹したのである。自己の欠如感覚を埋めることなく、逆に深めた。青年期の傷つきやすい裸の心の肌を、衣服で被うことなく、ごまかすことなく生涯痛みに耐え、露出し続けた。弱さを一生涯持ち続ける強さがあった。」絶対に『人間失格』は読もうと思った。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
不気味なお話。人はいくつの顔を持っているのだろう。人間不信になるわ。
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
ずいぶん久しぶりに村上春樹の本を読んだけれど、以前と感じ方がすごく変わっていた。前から好きだったのだけれど、なんかすごくすごく美しいな、と。長い長い詩のよう。光景が目にありありと浮かぶし、その光景がキラキラしている。そしてこの方が書く男性はやはりとても素敵(笑)孤独も悪いもんじゃないなと思わせてくれる。「孤独が好きな人なんているのかな?」だけどもね。ハードボイルドももう一度読みたくなった!読まなきゃ!
が「ナイス!」と言っています。
なこ汰
とにかくやっと読み切ったぞーーー!!感がすごい。直木賞は納得です。高木大尉の最期が印象に残った。未来を予測することは、過去を知ることの鏡。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/10/29(2595日経過)
記録初日
2017/10/29(2595日経過)
読んだ本
150冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
59451ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
48件(投稿率32.0%)
本棚
0棚
自己紹介

歴史小説にはまってました。今は原田マハさんのアート小説に魅せられています。本当の今の今は色んな作家さんの小説を読んでみようとしています。

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