境界知能の当事者としては「もう少し頑張れ」って言われて「もうすでに頑張ってるんだけどなぁ…」と思うことはよくあったので共感した。 当事者からの視点と支援者からの視点両方載せてるのでぜひ悩んでる人にはおすすめだと思う。 ただ「こういった手法はダメ」と言うばかりで、結局のところどういった手法が良いのかはあまりなかったのが残念なところ。これまで言ってきたことを踏まえて自分で考えろということかもしれないけれども。

安倍晋三に最も近いと言われた元NHK岩田記者の本。 安倍晋三回顧録にない話も入っており、とてもよかった。 小池新党は瓦解すると予見し小池人気に焦ることなかったという逸話にはさすがだなと思ったり。

私のフォロワーが書いた本で彼のXにてアフガニスタン旅行の話等は見ているが、そこにもない事が多く述べられておりとても読んでて面白かった。 彼は今もまた別の場所を旅しているが、また新たな本を書いてくれることに期待

学術書ではあるものの、読みやすくわかりやすく述べられている。イラク戦争後のイラクの混乱をうまく解説した本。結局米国の支援を利用して各々が権力闘争を繰り広げていた。この本が執筆した当時はまだマーリキー首相時代だが、この後ISILとの戦争が発し、ついにマーリキーは首相を辞任し、後には首相暗殺未遂事件が起こることは周知の通り。アメリカはシーア派を優遇した時点で間違っていたのでは…

特殊法人日本航空の設立から日航機墜落事故、経営破綻から稲盛体制まで…銀行や政治家の思惑が入り込んだ社内政治に正直ドン引き… 稲盛体制も退任前にはV字回復したと聞いた事があり、再建は容易かと思いきや無理やり塾生にJALを使わせたりと再建は容易でなかったことに驚き。 さらに日航機墜落事故後の伊藤会長といえば、「沈まぬ太陽」で会社の腐敗と戦う英雄的人物のように描かれていたが、実際はワンマンでこんなに嫌われ、良い業績を残していなかったということにも驚きだった