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2025年11月の読書メーターまとめ

たいたいぶん
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11
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感想・レビュー
11
ナイス
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2025年11月に読んだ本
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たいたいぶん
警察署内で起きた不祥事から大きな陰謀が暴かれる話。秘密主義の公安部の恐ろしさを感じる。実際にも記者が変死体で見つかるような事件はよく聞くので、この話は本当にあり得るのかなぁと思ってしまうことがある。警察の広報職員がメインというところに斬新さがある。映画を見る前に読んでおくと思ってたのでこれから映画の方も見てみるが、これは期待大だし、やっぱり公務員は私人であっても記者と関係を持とうのはよくないのだなぁと思わされる
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
11

たいたいぶん
18作目。今作もコロナで土台を失ってしまった人たちが多く登場する。ゼロワンが初めて恋をする「マッチング魂」も現代らしい。暴力団組織に搾取されてている発達障害を持った女子が主軸だが、そのようなことをテーマにした漫画が最近話題になっていた。判断能力が乏しい障害を持つ者が良くないことに騙されることは多い。この女子は家庭環境が良くないのかサポートできる人がいないのだろう。サポートしてくれる人の存在の大切さを感じられる。また表題の作品も残忍で読みづらかった。ただペットを商売にする危険性も感じられる。よく考えなければ
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たいたいぶん
17作目。本書刊行当時まさにコロナ真っ只中であったが、酒類禁止や時短営業など、あの頃を思い出す懐かしいキーワードだらけだった。しかし解説にもある通り、本書が今の半歩後ろを歩いていることからも、あの頃のことを懐かしいで済ませてはいけないようにも思う。文庫化というのはある意味そのような意義もあるのかもしれないと思った。本書はコロナによって生活が一変した人たちが主なテーマ。その中でもコロナ禍とネット社会を感じられる表題作の炎上フェニックスはとても大作だった。ごく普通の人が匿名で憎悪を向ける恐ろしさが感じられる。
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たいたいぶん
オウム真理教からインスピを得たのだろう、確かに2012年頃に逮捕された、長年逃亡していた元信者の女性がいた。ただその逃亡生活に目を向けているのではなく、一人の女性としてい生きている姿、そしてその苦しさに目を向けているのが著者らしい。そして出会った中国人男性との感情のない情交も、著者らしく、やっぱり桜木らしさでとても良かった。また著者の他の本も読んでみたい。
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たいたいぶん
16作目。今作も池袋らしさをふんだんに詰め込んだ本であった。今やほとんど見ないタピオカ店をめぐる短編、確かに実際にヤクザが絡んでいるといったニュースを見た事があるので、そこからインスピを得たのだろう。さらに新宿の次に多いラブホ天国である池袋をテーマにした短編もまた面白い。ラブホは新しく作ることはできないので、もはや大事にされるべき文化の一つなのかもしれない。そんな情交を交わす場所の奥深さが深く描かれている。表題の短編は児童虐待がテーマ。この当時コロナで学校は一斉休校になったが、苦しんだ子供もいたのだろう。
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たいたいぶん
15作目。2019年出版ということで私もなんとなく覚えていることが多い。西池袋ドリンクドライバーは交通事故がテーマであるが、前に平和通りのチェイスを見た事がある。意外にもニュースで頻繁に報じられていないだけで、交通事故死傷者は多いのだろう。目白キャットキラーもそうだが、今作は反省をテーマにした作品が多いように感じる。過去の行いを十分に反省して更生する、そしてそれを周りの人が受け入れることの大切さを感じる。また今作も貧困ビジネスが。ビジネスに合わないと思うし、法による解決と、とても平和的になったなと感じる
が「ナイス!」と言っています。
たいたいぶん
14作目。表紙を見て江ノ島の展望台かなと思ったが、その予想は当たっていた。表題の七つの試練はまさにSNSのいいね欲しさに過激な行為を繰り返すようになったネット社会への警鐘だろう。今は高度なネット社会になっているが、それでもアナログな方法を用いて犯人を突き止める誠のやり方は、色々考えさせられるものがある。過激な投稿を繰り返すのは今はより悪化しているように思えてならない。泥だらけの星は芸能人同士のトラブルが主題。世間の風を逆手に取るのも誠らしいし、芸能界は多額の金が容易に動く場所なので本当なのかと恐ろしくなる
が「ナイス!」と言っています。
たいたいぶん
13作目。薬漬けの母親とその娘を描いた上池袋ドラッグマザーは最近の12歳で売春を強要されられていたタイ人の少女のニュースを思い出した。親が子を売り渡す事件は空想ではなく本当にあるのかと正直絶望したところがあったが、本作はそんな身近には危機が迫っている人もいるのだということを考えられる。そして表題の裏切りのホワイトカードは今も話題が絶えない偽造カード詐欺の話。詐欺はもちろん悪行だが、それをせざるを得ない人もいるのだという、ある意味小説らしい展開だった。朝井リョウとの対談も世代間ギャップが現れて面白かった
が「ナイス!」と言っています。
たいたいぶん
ネタバレシリーズ続編。親友の死をきっかけに警察官になった泉がまたも陰謀に巻き込まれるストーリーだが、警察署内で起きたちょっとした事件から大きな陰謀に巻き込まれる様相はまた驚きの連続だ。黒幕が身近な人だったというのは前回も同様だが、今作はその正体を間近で見たということが前作とは違うところかも
が「ナイス!」と言っています。
たいたいぶん
12作目。本作はブラック企業とYouTuberがメインテーマだった。本書の刊行当時、私もはその当時小学生で、有名な某社長の動画をよく見ていた。ネット社会だからこその恐ろしさがあるが、本作はそのネット社会ならではの恐怖をうまく文章化している。また美容整形に関する短編も今も変わらないだころが、むしろ悪化している。人の美の基準に惑わされてはいけないように感じる。表題のブラックバイトもこの時代の流れを掴んだモノ。当時は電通など過労死が社会問題になっていたが、世間の流れを逆手にとって復讐する物語は様々な示唆がある
が「ナイス!」と言っています。
たいたいぶん
11作目。最近ノマドワーカーという言葉をよく耳にして、コワーキングスペースもよく目にする。そんな業態からもアイディアを膨らましてこんなストーリーを作れる著者に尊敬を感じるし、投資詐欺で被害に遭った力のない者も多いだろう。脅す者を倒すだけでなく、騙してしまった側の人にも警告を与えているのがマコトらしい。そして表題の憎悪のパレードはこの時代だけでなく今でもよく見かける。「君は外国人か」とネットでも外でも聞くようになった。裏でつながっている関係には驚きだし、貧しいことは人々をそれに掻き立てる作用がある事が分かる
が「ナイス!」と言っています。
たいたいぶん
警察署内で起きた不祥事から大きな陰謀が暴かれる話。秘密主義の公安部の恐ろしさを感じる。実際にも記者が変死体で見つかるような事件はよく聞くので、この話は本当にあり得るのかなぁと思ってしまうことがある。警察の広報職員がメインというところに斬新さがある。映画を見る前に読んでおくと思ってたのでこれから映画の方も見てみるが、これは期待大だし、やっぱり公務員は私人であっても記者と関係を持とうのはよくないのだなぁと思わされる
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/23(2943日経過)
記録初日
2019/09/17(2280日経過)
読んだ本
310冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
92777ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
302件(投稿率97.4%)
本棚
4棚
性別
年齢
21歳
血液型
A型
職業
大学生
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://taka76.hatenablog.com
自己紹介

ああああああああああああ
なんでも読みます

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