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2023年7月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
20
読んだページ
3383ページ
感想・レビュー
20
ナイス
132ナイス

2023年7月に読んだ本
20

2023年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
一気買い二冊目。このエピソードは偶然テレビアニメ版で1回分だけ観て「タイトルからは予想つかない時間SF!?」と思って、タイトルを覚えるきっかけになったエピソードなんだけど、通して読むと切ない……! あと、この時の思春期症候群の種明かし?が後のエピソードの展開にも効いているんだな、と納得。しかしまあ、空気読めないんじゃなくて、空気を全部読んであえて読んでない行動をする、というのはこのシリーズに共通のいちばん大事なメッセージかもしれない。
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2023年7月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

2023年6月の読書メーター 読んだ本の数:21冊 読んだページ数:2138ページ ナイス数:81ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814149/summary/monthly/2023/6

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2023年7月の感想・レビュー一覧
20

たこい☆きよし
シリーズ3冊目はなんと時間戦争!? 1975年、1807年、20000年代をひとり飛び回るジム、歴史改変の要素もあり。今の作家に書かせると個々のシークエンスを膨らませて1000ページくらいの大長編にしそうなプロットが200ページでサクサク読めるのが心地よい。
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たこい☆きよし
ポスト・アポカリプスの世界の姿が小出しにされる中、小さな集落でも、子供も大人も諍いを繰り返す…。一方、ヤオの物語を楽しむことがそんな集落の人々の憩いになりつつあった。『魔法使いの娘』シリーズまではぎりぎりかぶっていた少女マンガの薄皮も本作には感じられない。ただ、スリリングなSFマンガとしてある。那州雪絵はどこまで行くのだろうか?
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たこい☆きよし
前巻までは交友関係が広がっていく中でふたりの姉妹関係が逆照射されるような展開だったけど、そのあたりはひと段落して、それぞれに将来の道を定めて準備を始めた感じの展開。まあ、こういう不幸な展開のない幸せなだけのマンガを料理とキャラクターの関係性で読ませるというのもなかなか技ありという気はする。
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たこい☆きよし
むかし話のスタイルで、でもちょっとどこかにアホなポイントのある物語集。クスッと笑えるだけでなく、どこかビターで苦い、大人のための童話集の趣き。
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たこい☆きよし
帝国時代末期に、ロンジット鉱を産出する星を統べてきた大公家、エスパーを「魔法士」として支配してきたその体制下での陰謀劇を描く連作短編+α。読み味はわりとあっさり。帝国のクローン技術とその限界を復習するにはいいかも。
たこい☆きよし
ちょっとふしぎからちょっとこわいまで、いろいろ詰め合わせアンソロジー。アイデアストーリーとしてはいずれも水準以上と思った。冒頭とラストをポスト・アポカリプスな掌編で挟みつつ、戦争をモチーフにしたホラーが複数配置されるあたりに、今の時期に編まれたアンソロジーとしてのテーマ性も感じる。某長編の前日譚もメタ構造で面白い。同長編と関連あるマイクロノベル集の初出が某SNSというのも今っぽい。庄野ナホコさんの表紙も含め、装丁もよい。
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たこい☆きよし
ぎこちないふたりの元に届いた生ハム原木から始まった物語も季節は冬に。料理がふたりをつなげ、友人も増えたけど、やっぱりふたりがいい、というお話。両親手作りのアドベントカレンダーがいい。あと、新家族顔合わせの番外編も。
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たこい☆きよし
植民惑星を時間をかけて探索、開発していた時代を背景に、惑星の調査が進まないまま放置されている惑星には、人類の母星である地球とそっくりの月が…。そこで起こっている停滞の原因にロックが挑む。これもまた、少年キング時代の初期の雰囲気を感じさせる一冊。謎解きは1980年代の日本SFのとある作品を連想させるが、まあ言わぬが花か?
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たこい☆きよし
台湾統治時代の昭和13年春からの1年間、人気女流作家が現地に招かれ講演会をこなしながらいく先々で美味しそうな料理を食べまくる(景観、鉄道の描写も今は見れないものを盛りだくさんに入れ込んである)。相方は現地通訳の少女。おきらくごくらくな百合グルメ小説のように始まりながら、立場の異なる二人の関係が苦い読後感を残す。本編が終わった後のあとがきが多層的な感動をもたらす多重構造。ある意味では推理小説的でもあり、またある意味百合グルメ版『鉄の夢』、という観点ではオルタナティブなSFとも捉えられるかもしれない。
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たこい☆きよし
文化祭のガレット屋であやりの交友関係が広がっていく巻。とはいえ、文化祭とは関係ないけど、自宅でコンソメ自作は普通ハードル高過ぎると思う。あと、りんご飴って包丁できれいに切れるものなのか!? 確かに、縁日で丸ごとかぶりつくよりは美味しそうだ(苦手なのでほとんどりんご飴買わない人なので)。
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たこい☆きよし
ロックが姿を変えて銀河帝国の中核にいた時期、皇帝がトレスからカールに代替わりするタイミングで起きた内紛の陰謀劇を連作短編で描いた一冊。表題作含め音楽をサブタイトルにしているのは古風な劇を意識してのことか。このところ帝国崩壊後の新連邦のエピソードを中心に読んでいたので、設定や名前に懐かしい感慨をもって読んだ。この世界の銀河帝国興亡史の流れをちゃんと覚えてない(笑)ものの、そのあたりを棚上げに、古典的な陰謀劇として一冊で読める。
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たこい☆きよし
前巻のような猟師はやり過ぎにしても、高校生が自分たちでもできる潮干狩り、管理釣り場(ほぼ釣り堀)での食材獲り体験から、看病イベント、料理以外のオシャレイベント、カレー持ち寄りイベントなど盛りだくさん。それにしても、テレ東で実写ドラマになってたのか!? 地方民なので知らなかった…
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たこい☆きよし
ぼくとサビンカはいろいろなことを同じように体験する同輩のようなもの。でも、人間と猫ではいろいろと違いがあって……。ちょっと宝探し感覚も味わえる絵本。楽しい。
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たこい☆きよし
鹿肉再登場だけど、ちゃんと害獣駆除の狩猟のお仕事を取材して、前回登場時は言葉だけの説明だった屠畜処理の過程をけっこう生々しく描写しているのが地味にすごいと思った。作者の本気感が伝わってくる。一方ストーリーでは、謎に包まれていた両親がついに……!?
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たこい☆きよし
このバージョンも出ると思いつつ、前の版で再読はしていた。表紙にどのイラストを持ってくるかと思ったら、前巻同様、「これだ!」という本作にぴったりの一枚。今回の再刊二冊は歴代のハードカバー、文庫と比べてもマストバイだ。で、内容的には読むタイミングごとに刺さる箇所が違って、何度でも読み返す意義が(個人的には)ある。しかし、登場する東京の場所がみんなありありと頭に浮かぶのは30年分の経験の成せる技ではある。ラストシーン後、年が明けたら二人で銀座のビアホールにも行ってみてください(笑)。
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たこい☆きよし
一気買い二冊目。このエピソードは偶然テレビアニメ版で1回分だけ観て「タイトルからは予想つかない時間SF!?」と思って、タイトルを覚えるきっかけになったエピソードなんだけど、通して読むと切ない……! あと、この時の思春期症候群の種明かし?が後のエピソードの展開にも効いているんだな、と納得。しかしまあ、空気読めないんじゃなくて、空気を全部読んであえて読んでない行動をする、というのはこのシリーズに共通のいちばん大事なメッセージかもしれない。
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たこい☆きよし
ふたりが高二に進学して交友関係がちょっと広がっていく巻。友人視点で見るとファッションに奥手な美少女の着せ替えショッピングとか、とっつきにくいと思ってた同級生と仲よくなって家に招待されたら義姉さんが憧れの写真家の娘さんだったとか、けっこう萌える展開? そういえば父の写真をいつも観ていたせいか実は写真に才能ありそう、という設定はいろいろ伏線にもなっていきそうでもある。
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たこい☆きよし
ネタバレ劇場アニメ(とテレビ版数話)だけ観て、観測者ネタの量子論SFを思春期症候群というワードでオブラートに包んでわかりやすく楽しませるあたりに技を感じていたので、劇場第2作公開記念特価にプラス割引まで効いたので、電子書籍で一気買い(笑)。キャラクターの設定や言動がみんなエキセントリックなのはライトノベルの宿命だろうが、後半に行くに従って不安がエスカレートして、極限に達したところからの逆転劇が某V6の番組みたいでちょっとほっこり。
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たこい☆きよし
なぜ「へそまがり」なのか? 魔女の本来のあり方を考えると、なるほど!? 想定も含め佇まいのよい絵本。
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たこい☆きよし
母との約束で3ヶ月で英語を覚えなくちゃいけなくなったフランスの少年カモ。その手段はイギリスのペンフレンドとの文通……なのだが、そこに書かれた英語はちょっと古風で……? 読み始める前、読みながら読者が予想しそうな展開を外して外して、その果てには!? なかなかひねりの効いた一作。一本取られた(笑)!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2561日経過)
記録初日
2015/01/01(3634日経過)
読んだ本
1789冊(1日平均0.49冊)
読んだページ
329836ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
1789件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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