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2024年3月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
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感想・レビュー
23
ナイス
75ナイス

2024年3月に読んだ本
23

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
図書館の新着コーナーにて。画家を目指す少女が画材屋で自分の名前と同じ名を持つキャンバス地に魅せられて父親に買ってもらったものの、自画像を描いてみると…。理に落ちた説明になりそうな要素は散りばめられつつ、正解は提示しない描写と展開が深い。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

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2024年3月の感想・レビュー一覧
23

たこい☆きよし
古代の闘技場のような「鏡の檻」へと送り込まれるロック。これまでに登場したことのある特殊能力のオンパレードのサバイバルだが、送り込む方も「もしや」と思っているあたりの腹の探り合いもあり。一方のジャマー開発は発想を逆転させての人造超能力者の創出に成功!? 巻末の短編は事故で未知の生存可能惑星に漂着した植民船の物語。ちゃんとこの巻に収録されている意味はある。
たこい☆きよし
図書館の新着コーナーにて。画家を目指す少女が画材屋で自分の名前と同じ名を持つキャンバス地に魅せられて父親に買ってもらったものの、自画像を描いてみると…。理に落ちた説明になりそうな要素は散りばめられつつ、正解は提示しない描写と展開が深い。
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たこい☆きよし
世代的には高樹のぶ子さんあたりに近い、『マイマイ新子』あたりの時代から現代までを過ごしてきた視点と、主に映画を中心とした教養が随所に散りばめられた辛辣辛口エッセイ。挿画のレイアウトも自由さが増して、挿画そのものも立体物を構成したアートが中心で美しくもカオス。『ミツバチのささやき』はサブタイトルだけで本当にミツバチの話をするエッセイだったが、『マルメロの陽光』の主演?の画家アントニオ・ロペスの描いた冷蔵庫の絵画の話題におり混ぜて氷式冷蔵庫の話題が出てきたりするのも楽しい。タイトルのシロをめぐる猫の話もよい。
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たこい☆きよし
仲のよい母娘。でもお父さんはいない。お母さんはこうのとりさんが運んできてくれた、というけど、こうのとりさんに聞いてみたら本当にそうだった!? それじゃこうのとりさんはどこから? 御伽話的かと思って、動物さんたちのお話をもとに遡ってみたら、行き着いた先は意外とリアル!?
たこい☆きよし
大勢の子どもの日常をちまちま描く。カバーめくるとそれぞれのおうちでおはよう、裏カバーの返しにはおやすみ、中では四季折々、さまざまな時間帯の子どもたちの生態が生き生きと描かれる。たまにドキッとするようなことも描かれているのがアクセントになっているのかも。
たこい☆きよし
翻訳したものを校正のために再読。単純誤字脱字が多いのは、最近の予測変換機能の使い勝手の悪さにも一因があるかも(昔の変換辞書の単純学習の方が物書きにはよかった)。ともあれ、いろいろ偏った内容とはいえ、一見別分野と思える論文を組み合わせて考察する著者の理解力と構成力には改めて脱帽。もうちょっとでセルフパブリッシングお届けできます。
たこい☆きよし
意外に読んだことなかったイギリスの昔話。「ヘンゼルとグレーテル」的な親が子どもを森に捨てる導入部から、3人姉妹が末っ子のモリーの機転で嫁入りを順々に決めていく。3人兄弟の王子たちの存在感のなさと、けっこう残酷なモリーの所業が伝承おとぎ話っぽい。このバージョンは絵本の画風に味があってよい。
たこい☆きよし
すべてのピースが収まるところに収まっていきつつ、予定調和感がないのは、出てきたキャラクターひとりひとりの考え、行動にそれぞれに感情移入できるポイントがあるからだろう。5巻のコメントによれば全体の構成はもともと決めてあったようだけど、これだけきちんと描き切っているのは見事。電子書籍のフェアがなければ読まないままだったと思うけど(あと、たぶんにジャケ買い)、予想以上の拾い物だった。たまに読み返したくなりそう。
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たこい☆きよし
いざ、告白、の後のぎこちなさが微笑ましい一方、神力のありかをめぐって急展開。とはいえ、友人関係も恋愛関係も家族関係もそれぞれのあるある感の描き方が上手い。それだけに、修学旅行以来の神力発現の流れも納得感あり。
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たこい☆きよし
この巻は年始の挨拶回りから節分、バレンタインまで。「お化け」というまるでハロウィンみたいな仮装イベントがあるとは知らなかった(笑)!
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たこい☆きよし
金子姉妹合作の料理じゃなくて愛猫トラーの工夫を凝らしたイラストがあしらわれたエッセイ集。マンガ家ではよく雑誌を休刊、廃刊に追い込む雑誌クラッシャーというのがあるけど、エッセイストにもあったのか(笑)!? グラビア誌「太陽」に始めり、複数の雑誌を転々として書き継がれたエッセイは、その連載移転の事情まで語ったり、時には予定枚数をオーバーしてひとつの料理の話が次回に持ち越されたり、いろいろとフリーダム(笑)。文学や映画の教養の素地が混じりつつ、一貫して辛辣な書きっぷりが清々しい。
たこい☆きよし
中学を出てすぐ上京した二人の初めての年末年始。その歳でも「お店出し」して舞妓さんになっていると大晦日ぎりぎりまでお座敷とか、正月は舞妓さんたちが普段は食べられないハンバーガーに群がるとか、ほんわかした雰囲気の中にいろいろ仄めかされているかな。青森への帰省イベントもあり。料理はいつにも増してフツーのメニューばかり。
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たこい☆きよし
最大のハプニングがわだかまりを解くきっかけに。そしてやってくるバレンタインイベント。そこに修学旅行以来の因縁が…。時折出てくるこういう陰湿が今世紀の学生生活のリアルなんだろうけど、性格いい子がそういう中で身を潜めて生活しているのも、そっちの視点で見るとちょっと地獄っぽいかも。一方、なぜか戻った神力の行き着く先が見えてきて、またちょっと不穏な予感で次巻へ。
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たこい☆きよし
今巻は女性二人コンビのマンガ家の共同生活、離婚男性の息子とのコミュニケーション、集合住宅に長年暮らした男女が共同で暮らせるリノベなど、やや社会的に標準から外れた人々の生活を変えていく展開。一方で、主役コンビの関係が進みそうな進まなそうな…。
たこい☆きよし
漢字Talk 6の時代に作画環境をMacにした六田登が青年誌に散発的に発表してきた心理の闇を抉るような作風の短編、中編群をオールカラー化して一冊にまとめたコンセプトアルバムのような作品集。当時の環境でできる表現としてはよくここまで、という感じだが、やはり作品が重苦しくおどろおどろしいので、読者は選ぶと思う。あと、デジタルネイティブが増えている中では試みそのものの価値は伝わりにくいだろう。
たこい☆きよし
うぇぶりの無料公開にて続きを。この巻はいっしょに青森から上京してきたすーちゃんの「お店出し」(舞妓デビュー)がメイン。人が大勢いるところに、二人で田舎を思い出すあたりにほろっとする。しかし最近、サイトとかでプッシュされる料理マンガは、料理以外が主眼のものが多いのかな。
たこい☆きよし
空気読めない新世代の営業社員登場。今回は一冊丸ごとかけて、三等分した敷地に同じ間取りで建売されていた住宅を、夫婦とも在宅勤務、主夫の家事動線、専業主婦の誇り、とそれぞれの家庭の事情をやんわりと解決していく。同じ工務店にリノベしてもらったのが疎遠だったご近所の話の種にもなりそう? あと、家族経営の工務店に現代的なコンプライアンスが? 巻末にはドラマ化のレポートも。デビュー当時から読んでるけど、まさかこんな日が来るとは! 作者と感動を共にした。これは幸福なドラマ化だったようでその点もよかった。
たこい☆きよし
すべてがうまくいく世界に違和感を感じて自分から殻をやぶって、いろいろなことがかけ違った世界に戻り、一からやり直し。とはいえ、これまで積み上がってきたそれぞれの気持ちまで無になったわけではない。ちょっとずつかみ合い始めたか、と思ったところで、シリーズ最大のチョンボ!?
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たこい☆きよし
人との距離感の取り方は、一見普通に会社員生活とかをしていて、社交性ありそうに見えても…、というのは実感できる人が多いんじゃなかろうか。それなりのキャリアウーマンとして生活はしつつも、実はゲームと映画くらいしか趣味がなく、料理も興味なし、という「普通の人」が、心と身体の瓜を破っていくこのマンガのある意味クライマックス。この後もいろいろありそうだけど、まずは多幸感に浸るのがよきかな。
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たこい☆きよし
主人公の実家話。弟の結婚式で田舎に帰ると結婚結婚言われる居心地悪さから、身勝手な父親の主導する実家建て替え問題に。新婚のお嫁さんの「ないわー」が全部持ってくと思ったところで、お母さんの爆弾発言炸裂でひっくり返った(笑)。まあ、それで反省するあたりここのお父さんはまだたちがいい部類だな…。あと、時系列では並行するペット飼いどうしで結婚することになったカップルのエピソード。
たこい☆きよし
原著は1954年。シンプルな線とベタな濃淡のない配色とモノクロで、日本で言えば長新太とかを連想させる。ニューヨークを舞台にネコがネコどうしで誕生日をお祝いする微笑ましいおはなし。キャラクター表が巻末のカバー見返しにあり。1992年にパルコ出版から『黒ねこジェニーの誕生日』として出たことがあり、シリーズ化もされているようだ。そっちも読んでみたいかも。
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たこい☆きよし
雪の中で狩りをしていたこぎつね。暖かくて美味しそうなにおいにひかれて、一軒のお家に突っ込んでしまい、ひとりのおじいさんに拾われる。なるほど、この視点があったか、と思わず手を打つクリスマスの物語。ほっこり。
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たこい☆きよし
漁業用の網にかかって漂っていたところを日本の漁船に拾われ、「ヨシ」と名づけられ、南アフリカケープタウンの水族館に保護されて成長したアカウミガメ。ケープタウンで自然に帰され、いったんはアフリカ沿岸の営巣地に行きかけたものの、定着せず、はるかインド洋を渡ってオーストラリアへ。つまり、生まれはオーストラリアだった、という壮大な物語が事実ベースだという驚き。味わいのある絵がまたよきかな。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2330日経過)
記録初日
2015/01/01(3403日経過)
読んだ本
1547冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
283449ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1547件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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