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2024年1月の読書メーターまとめ

たこい☆きよし
読んだ本
19
読んだページ
3578ページ
感想・レビュー
19
ナイス
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2024年1月に読んだ本
19

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たこい☆きよし
表紙だけ見るとチョコレートをめぐる何かのお話を絵本にしているのかと思いきや、さにあらず。カカオ豆の食べられ方、チョコレートが今のような食べ物になるための条件、チョコレートの製造方法の変遷などがきちんきちんと描かれた科学教育絵本だった。ここまで詳しく知らなかったので、すごく勉強になった。
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

たこい☆きよし

あけましておめでとうございます。 2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:4260ページ ナイス数:112ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/814149/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
19

たこい☆きよし
上田早夕里にしてはほっこりしていた一冊目とは対照的にきな臭い展開に。いろいろオカルト要素てんこ盛りだけど、陰陽師の技術が体系として確立されている感じの設定。那州雪絵の『魔法使いの娘』シリーズに近い描かれ方かもしれない。脳内再生を那州雪絵の画風にすると違和感ないかも。特に鬼や化け物とか。それにしても「おれたちの戦いはこれからだ!」というラストのぶった斬り方が少年マンガっぽい?
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たこい☆きよし
劇場版で観た時も思ったけど、とにかく地味なエピソード。この場合の思春期症候群は他のヒロインのケースと違って「治る」前後も含めて、程度の差はあれ現実世界でもありそうで、その解決にもアクロバティックな擬似量子力学も必要ないためだろう。現代の若者の中で起こりそうな課題への解決策を淡々と提示していくため物語の起伏もあまりない。涼宮ハルヒフォーマットの新しい形、という表現形のシリーズだけに、物語を継続するには必須の解決課題とはいえ、不思議なことが起こらないと物足りなく感じるのは致し方ないように思う。
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たこい☆きよし
ひつじのあむあむさんはあみもの屋さん。古着が持ち込まれるとほどいて編み直したり、色を染め直してまた編み直したり。ほっこり系の絵本。
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たこい☆きよし
表紙だけ見るとチョコレートをめぐる何かのお話を絵本にしているのかと思いきや、さにあらず。カカオ豆の食べられ方、チョコレートが今のような食べ物になるための条件、チョコレートの製造方法の変遷などがきちんきちんと描かれた科学教育絵本だった。ここまで詳しく知らなかったので、すごく勉強になった。
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たこい☆きよし
幼なじみ的な古い友だちと新しい友だちの間の関係の変化を丁寧に描くあたりが引き続き好感。主人公の片思いも、実は進展しつつありながら、本人はそのことにまだ気づけない距離感とかもなかなかいい。
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たこい☆きよし
本巻では、我が道をゆくバリキャリ系のいわゆるおひとり様にも見た目通りでない悩みが。これまで出てきたキャラクターも些細なきっかけで心が揺れ動き、些細なきっかけで立ち直ったりする、その振幅が人生が続いていくということかな、と思わせる輻輳的な描き方がいろいろしっくりくる。
たこい☆きよし
マティスの絵画作品ではなく、手がけた建物とマティスゆかりの地をめぐる写真旅。マティスの入門書としてもいいかもしれない。
たこい☆きよし
自分たちのうろおぼえに自覚のある一家、休日に行くところをみんなでメモにして意気揚々と外出するが、メモを書いた目的も忘れているので、行く先々でメモを使ってしまう。ツッコミどころ満載だけど、メモを使った親切が巡り巡って、なべて世はこともなし!? ラストページにちょっとした仕掛けがあるのも楽しい。
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たこい☆きよし
京都っぽい街から満員バスに揺られて地獄正門前で降りると、そこはオニガワラの職場。見張を担当する地獄は日替わり制らしい。職場でも楽な担当と言われるらしい血の池の見張りは、単調な仕事なので愛妻弁当の昼食の後はついうとうと。そんな日に限って大変なことが!? まさかあの文学短編の裏話だったとは(笑)!?
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たこい☆きよし
現在も世界中に流布されているサンタクロースの元になった詩の絵本化。たくさん絵本にされてきた、とあとがきにあったけど、意外と読んでなかったんだな、と思った。詩の由来も解説されていてなるほど。サンタクロースを目撃した視点を誰に置くかが絵本化のポイントなのかもしれない。
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たこい☆きよし
韓国の地下鉄を主人公に、駅ごとに乗り組んでくる乗客を淡々と観察する。淡くざっくりした水彩と、人の顔から看板のハングル文字まで細かいところはすごく緻密で、デフォルメされているけど民族がわかる描き方の人の顔の表現とか、色々と興味深い。細部まで描き込まれた背景にあるものについて考えるのもいいかもしれない。
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たこい☆きよし
くまの一家の年越しをたんたんと描く。小学生の頃はどんなに起きていようと思っても起きていられなかったっけ。今は起きていることもできるけど、若い頃と比べて、起きていた後の眠さが目立つようになった。
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たこい☆きよし
本人は研究者ではなくとも、取材する分野について研究者に匹敵する視点と理解を持って、なおかつ、一般読者が面白く読める本にすることができる。科学ジャーナリストのお手本となるような一冊。
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たこい☆きよし
完結キャンペーンの合本版で第3部まで一気に。印刷産業がらみ、魔法がらみ、権謀術数がらみ、盛り込みすぎなくらいで、今まででいちばんの危機でクライマックス。舞台が中華風じゃなくて中世ドイツっぽいファンタジー世界で現代日本の常識と技術に関する知識で社会を改善していく面白さは十二国記+大江戸神仙伝+澪つくし料理帖+α?とまで言ってしまうと褒めすぎか(笑)!? とはいえ、報連相の徹底と人材育成、引継書の重要性が盛り込まれた巻でもある。
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たこい☆きよし
表紙にある通り、教育目的を兼ねて作成を進めてきた絵本シリーズがついに完結。その完成品を並べて悦にいる主人公が他人とは思えない(笑)。自分で文章書いて、手書きかパソコンで清書、レイアウトして版下作って、コピーして中綴じホチキスで製本した完成品、あるいは印刷所に出して仕上がってきた完成品を目にするたびに、同じようにニマニマしてきたよ(笑)! 一方で、過去の遺恨からまた不穏な展開の予兆が。そういえばこの世界、大粛清で大勢の貴族がいなくなった、という背景だったっけ。
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たこい☆きよし
見たことのある絵も多いけど、初めて見る絵もたくさんあって、改めてその業績の膨大さに感じ入った。表紙の絵は淡い色彩だけど建物の窓の立体感が不思議で全体の中でもかなり目を惹いた絵で、なるほど、これが表紙で納得。まだ手に取ったことのない作品をちょっとづつ見ていきたい。
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たこい☆きよし
表紙にある通り、第三部のミッションのファンタジー方面の魔石収集イベントが二つあり、政治方面ではハッセの街の処分が予想以上にシビア。魔法を駆使する描写も毎回工夫があって、その方面でもよくできている。冬の社交では、想定していた出版物の販売と幼児教育にも進展あり。地味だけど冒頭では活版印刷機のプロトタイプに向けてこの世界にはなかった異業種協業が始まる。盛りだくさんの巻。それにしても、毎年騎士団が冬の主を倒さないと春が来ない?って、これまたシビアな設定では…。
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たこい☆きよし
領主の一族にただ救われただけではなく、教育や働き方に問題があれば現代日本の考え方でがんがん正していく。甘やかされ切ったバカ息子の再教育と、神官長まわりの報連相の欠如と仕事の一人抱えは、そりゃ問題だ(笑)。一方で、初めて知る農村の実態と、改善のために陰謀を巡らせる羽目になるあたりと、ファンタジー展開の魔石集めミッションでの魔獣とのバトルがなかなかシビア。あと、前巻で創り出したネコ…じゃなくてレッサーバスが大活躍(笑)。動物の種類は、一応著作権にも配慮したのか(笑)!?
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たこい☆きよし
貴族社会に舞台が移って新キャラクター続々登場。魔法がらみの描写も増えてきて、そのあたりは普通に近年の異世界転生ものっぽいのだろう。第二部での生活環境、身分差、陰謀劇などのシビアさがいったんリセットされる一方、印刷技術ではついに活版印刷とガリ版印刷の実用化! 技術の順番や所要コストが逆転してるのは異世界事情(笑)。技術普及にかかる莫大なコスト負担のために発案したのは、この世界の社交にはなかったチャリティコンサート!? その主役はなんと表紙のあの人!? 「推し」の概念が持ち込まれるスタンピードぶりが楽しい巻。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/12/09(2931日経過)
記録初日
2015/01/01(4004日経過)
読んだ本
2031冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
366141ページ(1日平均91ページ)
感想・レビュー
2031件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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