友達とか恋人とか好きだとか、尊敬してるとか信頼してるとかじゃなくて、お互いの膵臓を食べたいと思える関係がとてもよかったです。

言葉にするのが難しい感情であったり考えをを言語化してくれている本。個人的には共感することが多く、自分なら〜と考えながら楽しく読めました。

前作の方が怖かったけど、相変わらず続きが読みたくなる構成は見事でした。

友達とか恋人とか好きだとか、尊敬してるとか信頼してるとかじゃなくて、お互いの膵臓を食べたいと思える関係がとてもよかったです。

最後に口に関するアンケートがあります。上手い構成でした、ゾワっとしました。

初めは色々と読みづらく感じましたが、読めば読むほどのめり込んでしまいました。 虐殺器官というタイトル通りのお話で、近代SFですが現代にも通じるところが多々あると感じました。