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2024年4月の読書メーターまとめ

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読んだ本
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2619ページ
感想・レビュー
7
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2024年4月に読んだ本
7

2024年4月のお気に入り登録
1

  • ミカママ

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • ミカママ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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幼いわが子と近所の女児を殺して死刑になった遠縁の女・響子の遺骨引き受け人になったことから、ほとんど見ず知らずの響子の人生に興味を持った主人公。人間関係の濃密な田舎の町で、古い家制度に縛られて苦しい生き方を強いられてきた女たちの苦悩を知ることになる。話としては悪くないのだけど、個人的には日本語の使い方にちょっと違和感があって、あちこち気になった。数ページの間にまあまあ目立つ言い回し「箸をつけた」が何度も出てくるとか、「~すると、~すると、~した」とか。言葉と物語にもう少し丁寧さや立体感が欲しかった。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年4月の感想・レビュー一覧
7

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期間限定移住先のカナダで乳がんが判明し、両乳房を切除することになった作家の記録。身体的な苦痛や病気をどこか他人事のように感じて自分の身体から心が乖離している感覚や、西洋的な愛に対する日本的な情の話、幸せも苦悩もすべては開示したくない気持ちなど、共感できることが多かった。身近な人ががんになったとき、仲間たちでグループをつくって順番に食事を届けるMeal Trainというシステムを知っていたらよかったな、というか考えつけばよかったな。がんサバイバーにかけられる「勇敢」という言葉についても、考えさせられた。
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内戦が始まったシリアから船で新天地を目指す少女アミーナ。故郷の思い出、シリアの歴史に名を残す女王ゼノビアのように強く生きてほしいという両親の願い、自分のために有り金をはたいて船に乗せてくれたおじさん、優しい同乗者たち。海に呑みこまれてしまうには残酷すぎる人間の希望がつまった物語。あれからウクライナでも戦争が始まり、ガザへの侵略があり、イラン周辺もきな臭く…。自国の英雄も他国にとっては殺戮者。海の底でアミーナが見たゼノビア丸は、こんなことをいつまで続けるのかと問うているような気がした。
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1950年代アメリカで当然のようにおこなわれていた女性差別に苦しみつつ、化学者としてのキャリアを築こうと悪戦苦闘しながらシングルマザーとなった頭脳明晰な女性が、ひょんなことからテレビの料理番組の司会者となり、周囲にも変化のさざ波を起こしていく物語。「化学」といわれただけで拒否反応が出る完全文系脳の私でもまったく問題なく面白く読めた。ジュリー&ジュリアのタフバージョンに化学のひねりを入れた感じでしょうか。論理的に考えることで不条理に立ち向かい信念を貫く姿は夢物語と思わなくもないけれど、勇気をもらえます。
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幼いわが子と近所の女児を殺して死刑になった遠縁の女・響子の遺骨引き受け人になったことから、ほとんど見ず知らずの響子の人生に興味を持った主人公。人間関係の濃密な田舎の町で、古い家制度に縛られて苦しい生き方を強いられてきた女たちの苦悩を知ることになる。話としては悪くないのだけど、個人的には日本語の使い方にちょっと違和感があって、あちこち気になった。数ページの間にまあまあ目立つ言い回し「箸をつけた」が何度も出てくるとか、「~すると、~すると、~した」とか。言葉と物語にもう少し丁寧さや立体感が欲しかった。
が「ナイス!」と言っています。
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スコロマンス魔術学校を卒業したエルたちが戻ってきた現実世界はエラいことになっていて、今度はロンドン、ニューヨーク、ムンバイ、北京、ポルトガルのシントラ、さらには魔法界と現実世界とを行ったり来たり。学校時代の親友以外とつるむ時間が増えるあたりは現実的な流れかな。政治的な駆け引き、魔術、友情、恋、親子関係のもつれ、とこれまでの伏線を回収するのに大渋滞。文章の流れがわかりにくいところはぼちぼちあるけれど、分厚い本だし、一文一文大事に読むというよりは勢いで読めってことなのかしらね…。意外な展開で話は面白いです。
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1巻よりはだいぶ死人が減った印象で、ダークファンタジーといえど無駄死に反対派の私としては少し心穏やかに読めた。面白かった。1巻で世界観はつかめたのでだいぶ読みやすくなったものの、論理/設定が多少飛びがちなところがあり、特に今作のキモでもある学校の意図をめぐる考察のあたりは読み直してもその場では理解できなかった。あとの流れで、ああそういうことね、とわかってはきたけれど。エルの皮肉とおぼしき箇所が皮肉とわかりづらいのも残念。かなり分厚いし独特の世界だから仕方ないかもだけど、も少しストレスなく読めれば最高。
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まあ当然のこととして有名どころの作品が多いわけですが、読んでいなかったり、読んでいても忘れていたりする本も多く、おさらいと宿題の確認を兼ねた読書という感じ。本文は日英対訳のうえ簡単な単語帳的なものもついていて親切だけれど、日本語訳はちょっといただけないところもあるかなあ…せっかくなら英語のページを読んで理解するのがよいのではないかと思いました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/01/08(2306日経過)
記録初日
2017/12/21(2324日経過)
読んだ本
581冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
162720ページ(1日平均70ページ)
感想・レビュー
426件(投稿率73.3%)
本棚
0棚
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