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2024年10月の読書メーターまとめ

tharaud
読んだ本
5
読んだページ
1693ページ
感想・レビュー
5
ナイス
70ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月のお気に入り登録
1

  • えとろん

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • えとろん

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

tharaud
高校、大学時代に読んで、三度目。これまで漱石の作品の中であまり印象に残るものではなかった。諦念を抱えて肩寄せ合って生きるこの夫婦の静かな切なさは、前に読んだときにはまるで想像もつかなかった。漱石、やはり繰り返し読む価値がある。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

tharaud
上巻はおなじみの長広舌。論旨だけなら目次を読めば事足りそうなものを、多種多様の膨大な科学的あるいは文化的トリビアを繰り広げていく、というふうに私は感じてしまった。下巻はどうか。
が「ナイス!」と言っています。
tharaud
高校、大学時代に読んで、三度目。これまで漱石の作品の中であまり印象に残るものではなかった。諦念を抱えて肩寄せ合って生きるこの夫婦の静かな切なさは、前に読んだときにはまるで想像もつかなかった。漱石、やはり繰り返し読む価値がある。
が「ナイス!」と言っています。
tharaud
第一巻読了。難所と言われる冒頭の「商品」を乗り越えてしまえば意外と歴史的な分析が多く、社会への怒りと我慢強さがそれなりにあれば読み通せる。とくに後半は、資本家たちやそのお抱え学者と見做した者たちへのパンチの効いた皮肉を堪能した。ジェレミー・ベンサムは「『筆とらぬ日はなし』をモットーにしたこのけなげな男は、こんながらくたで自分の山なす著書を充満させたのである」、エドマンド・バーグは「この追従屋」「どこまでも平凡なブルジョア」など。20世紀最大の影響力を持った著作がこんな罵詈雑言で溢れているのは愉快でもある。
が「ナイス!」と言っています。
tharaud
著書の書いたトラウマ治療についての専門書をいくつか読み、いい文章を書く人だなと思っていたが、このエッセイにはその滋味が濃縮されている。人が生き延びるために身につけざるを得なかった「鎧」や、極限状況での人の弱さと強さをたくさん見てきた人だからこそだろう。語る人によっては陳腐になりそうな「弱さを抱えたままの強さ」ということばも説得力をもって響く。
が「ナイス!」と言っています。
tharaud
著者は「生まれの偶然性」という観点からこの本を始める。読みながら、これまで自分が難民になる可能性を考えたことがないという事実に初めて気づいた。考えたことすらもない、という地点から始める必要がある。われわれはあまりにもこの世界について無知だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/01(2487日経過)
記録初日
2018/01/03(2516日経過)
読んだ本
514冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
167744ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
207件(投稿率40.3%)
本棚
0棚
性別
年齢
34歳
現住所
東京都
自己紹介

2018年からの記録

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