面白かったです。一気読み。前作ではまだぼんやりとしかわからなかった成瀬の本音がこの回では具現化され、表情が見えてきた感じがしました。続編はあるのかな？

新作を早速読みました。最初の2作目くらいまではなんとか読めたんだけど、後半ペースダウンが否めなかったような。優しい本ではあるんだけど、そろそろ脱皮してもいいんじゃないかな。「優しさ」にもいろいろあるんだから。もちろんこの手の作風は青山美智子でしか描けない世界観なんだけど、行き詰まりを感じました。

後半の盛り上がりは東野圭吾ではないと書けないと思う。なんとも切ない幕切れ。前半の説明的な部分が、後半に全て繋がっていく妙はさすが。決して楽しい本ではないけれど、この作品に巡り合ってよかった。

短編集なので、夜寝る前に1つづつ読むとちょうどいいかも。本屋さんに勧められて購入したのですが、とても不思議な感じ。舞台が日本のようでもあればどこか異国のような、もしくは童話の世界のような。それぞれにコーヒーが登場してくるところが面白い。この先どうなるの？というところで話を終えてしまうのが、ずるいです（いい意味で）。普段はあまり読まないタイプの本なので、こういうのもいいかも。誰も傷つかない、悲しまない。優しい作品でした。

名前が多くて若干戸惑いましたが、でも面白かったです。ラストは・・・そうですか〜。なんとなく後半そんな気がしたのですが・・・。ご都合主義的なところもあるのですが、エンタメなので良いのではないでしょうか。舞台が古代エジプトという点が、これまであまり見られなかった設定で新鮮でした。

面白かったです。一気読み。前作ではまだぼんやりとしかわからなかった成瀬の本音がこの回では具現化され、表情が見えてきた感じがしました。続編はあるのかな？