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2024年2月の読書メーターまとめ

あゆお
読んだ本
7
読んだページ
1716ページ
感想・レビュー
7
ナイス
141ナイス

2024年2月に読んだ本
7

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あゆお
ネタバレ彼氏がお気に入りの本だからと貸してくれた、素敵な小説だった、自分の醜い心が嫌になるくらいには…。ブーという名前も、謎の一作目の短編も「??」と思いながら読み進めたけど、最後に繋がるのが美しかった、 『お探しものは…』を読んだ時もちゃんと感想を記しておけばよかった
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
7

あゆお
ネタバレ彼氏がお気に入りの本だからと貸してくれた、素敵な小説だった、自分の醜い心が嫌になるくらいには…。ブーという名前も、謎の一作目の短編も「??」と思いながら読み進めたけど、最後に繋がるのが美しかった、 『お探しものは…』を読んだ時もちゃんと感想を記しておけばよかった
が「ナイス!」と言っています。
あゆお
読み飛ばしてしまったところもあるけど、前半部分は噛み締めながら読んだ。思想強め読書。死刑制度が残っているのは世界でも珍しい。死刑囚が減刑される例、それをテレビのニュースで知った確定死刑囚が拍手をするエピソード。罪を犯したことは決して許されないけれど牢屋の中でも人が生きていて、さまざまな感情に突き動かされていることを知る。人の価値は平等だと言って、死刑廃止を訴える人もいるが、人の価値が平等なら、理由もなく人の命を奪った人にこそ死刑を行わなければ不平等だという表現が印象的。
あゆお
2024/02/19 20:01

巻末インタビュー、法務相:命が助かりたいから再審請求を繰り返す死刑囚がいるが、再審請求中の者と病気の者は執行されないという不文律がある、本当に反省して命を奪われてもいい、とその時を待つものから先に手を加えることになる残酷さ。冤罪あってはいけないけど、無期懲役だとしても獄死を遂げたら、結果的には社会復帰を果たせず死刑になったのと変わらないという考え方もある。冤罪はどんな罪に対しても起きてはならず、死刑だけ特別視して語られるべきではないというのに納得。

あゆお
2024/02/19 20:03

死刑をなくすことは、個人的な仇討ちやリンチを認めることにならないか?重大な罪を犯した人を国が責任を持って罰する制度。

が「ナイス!」と言っています。
あゆお
最近流行りの、楽に生きる系エッセイかと思ったら全然違った。生物学的な話はへぇーと軽く流してしまいましたが、一応記録…。「努力すれば何でもできるとか、夢をあきらめてはダメだ、みたいな教育を子どもたちにするけど、自分に向いていなかったり、コストをかける割には得るものが少ないと思えてきたら、途中で損切りしなければいけないことがあることも教えるべきだ。そうしないと、他の可能性の芽までどんどんと潰すことになる。」人生に意味なんか必要ないというのは私も思うけど、それと死にたいことは別だとも思う
あゆお
2024/02/11 20:26

「人生の袋小路を脱する解決策がまったくなく、右を向いても左を向いても真っ暗闇で、にっちもさっちもいかない状態に陥ると自殺が頭をよぎる。たとえば、会社や学校でいじめられたとか、ブラック企業の劣悪な環境により強烈な精神的負担を強いられた場合だ。要するに、こういったケースでは、生きていることこそが苦しいわけだ。病気でなかったとしても、精神的に生きているのが苦しいので、死んじゃったほうが楽だとつい思ってしまう。」

あゆお
2024/02/11 20:28

ところどころ過激派が混ざっていてそれも面白かった。

が「ナイス!」と言っています。
あゆお
筆者の言葉が決して上から目線ではなく、語りかけるような優しさを含んでいるところが読んでいて心地よい、こちらは本を読んでいるだけで話していないのに「聞いてもら」えている気がする。協力を要請するように「あなたに聞いてもらうところから好循環を生み出したい」という思いが温かい。人のケアをするためには、自分が危機を脱しているほうが良いとか、人に優しくするためにはまず自分が優しくされないと、とか「ふつう」という言葉の持つ肯定的な意味と否定的な意味など…勉強になる。この人の言動の裏には、何があるんだ?と考えたい。
まる子
2024/02/11 00:25

今は安易に「ふつう」と言いにくいなー。と感じる日々です😅坊主に思わず反応してしまいましたが、未読でしたら『成瀬は天下を取りにいく』を読んでみてください。坊主になれる気が…するか、しないか😁

あゆお
2024/02/11 20:18

苦しいことを話して「そのくらい普通でしょ」と言われてしまうことと、自分が我慢していることに対して「それはふつうじゃないよ」と言われるのでは大きな違い!という文脈でした。 気になっていましたが、まだ読めていないので今度チャレンジします。ありがとうございます(*'▽')

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あゆお
興味深かったー、恋愛結婚において女性が男性に経済力や容姿を望んでいるのは昔から、それに加えて近年では家事や育児の能力を望むなんて注文の多い料理店すぎることがよくわかりました(笑)マッチングアプリの分析、決定回避の法則(選択肢が多すぎると選べない)、気楽に相手を探せるからこそ、もっといい人がいるのではないかと考えてしまうエラーも面白い。恋愛が3年で冷めちゃうとか悲しすぎる、14番目の月のように、お互いを補って生活を育める相手がいいね、私は自分から告白しました(?)牛窪さんへ
が「ナイス!」と言っています。
あゆお
装丁も美しいし、中にも多数装飾的なイラストがあって楽しく読める、そしてめちゃくちゃ内容が充実している素晴らしい本…。私が書くことの意義を唱えるよりも、この本を課題図書にして生徒全員に読んで欲しい。 ボキャブラリーを、絵に描くときの色鉛筆に喩えているところ、言葉を決めるのが早すぎる話、ひとつの文にひとつのメッセージだけ書くというルール、ことばにすることが『現実にする』ということ←重要 成長している実感があると続けやすいこと、伝えようとすることと相手のわかろうとしてくれる努力…また読もう
が「ナイス!」と言っています。
あゆお
虐待について子ども自身が知る機会がないのはその通りだなぁと思う、学校で教えると言っても教員の主観が混ざる(それこそ古い人間が授業をしたら家父長制の考え方に依る)から、サバイバー、当事者にきて貰えばいいのか…でも、それが生徒の心に刺さりすぎたら?その時の受け皿はどこに?自分は、教採の勉強をしているときに虐待の4種類を知って自分に当てはまるかも?と思いそこから勉強し始めた、理解が深まったのはいいけれど短期間で解決できる問題でもない…。この本で挙げられている、当事者が考える改善策が流石だなと思う、
あゆお
2024/02/03 21:40

というか、こども家庭庁に、非有識者しかいない体制だったのが意味不明だし、ほんと、何しちゃってんの?て感じだし、家庭庁の名付けも意味不明だわー。絶対読んだらモヤモヤするのに、まだ消化しきれてないくせに、こういう本ばっかり手に取ってしまう時期。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/17(2328日経過)
記録初日
2018/01/15(2361日経過)
読んだ本
335冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
92748ページ(1日平均39ページ)
感想・レビュー
270件(投稿率80.6%)
本棚
10棚
性別
職業
教員
自己紹介

読んだり読まなかったり、感想書いたり書かなかったり。ゆるくゆるくが継続のコツ。高校国語科教員ですが、不勉強なので娯楽のための読書ばかりしている場合じゃない…
2022年以来、言語化能力を高めるために全ての作品に感想を書くようにチャレンジしています。
できるだけ様々なジャンルを混ぜて読みたい!

もともと東野圭吾さんが大好きでした。人間関係のドロドロした物語、誰も救われない物語に惹かれていましたが、最近は瀬尾まいこさん、青山美智子さん、寺地はるなさんなど、町田そのこさん、凪良ゆうさんなども読むようになりました。挑戦したいのは、桐野夏生さん、千早茜さんなど…。勤務校の図書館は予算が潤沢ですが、生徒があまり利用していないので、生徒の分まで利用するつもりでいます。

コジコジ、ちびまる子ちゃん、ちいかわ、が好きです!

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