2024年4月の読書メーターまとめ

読んだ本: 10冊

読んだページ: 3501ページ

感想・レビュー: 10件

ナイス: 1599ナイス

2024年4月に読んだ本
10

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2024/04/26
ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫)
- エラリー・クイーン
453
登録
841
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2024/04/22
狼と香辛料 (電撃文庫は 8-1)
- 支倉凍砂
344
登録
5979
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2024/04/18
【新版】火星のプリンセス (創元ＳＦ文庫)
- エドガー・ライス・バローズ
288
登録
183
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2024/04/16
高校事変 IV (角川文庫)
- 松岡圭祐
400
登録
1332
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2024/04/13
触手(タッチ) 下 (ハヤカワ文庫 NV ウ…
- F.ポールウィルスン
269
登録
83

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2024/04/11
触手上 (ハヤカワ文庫 NV ウ 9-1)
- F.ポールウィルスン
310
登録
87
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2024/04/10
さよならの儀式
- 宮部みゆき
416
登録
3777
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2024/04/07
勝利 (ハヤカワ・ミステリ文庫フ 1-40…
- ディック・フランシス
365
登録
80
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2024/04/03
さえづちの眼 (角川ホラー文庫)
- 澤村伊智
352
登録
1373
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2024/04/01
ホーンテッド・キャンパス秋の猫は緋の色 (…
- 櫛木理宇
304
登録
751

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2

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

bookkeeper

2024/04/03

ネタバレ★★★☆☆ 初読。更生施設に現れるこの世ならぬモノから児童を守る能力者。だがいつしか施設は不可解に歪んでいく「母と」。んー…？ちょっと待って。結局誰が誰なのやら。　UFOの目撃談で有名になった町のホテル「あの日の光は今も」。んんー？ちょっと意味が分からない。客が始める謎解きの意図も結末も。訳が分からん不気味さが味なのか？　架守家を襲う怪異「さえづちの眼」。やはり琴子さんが来ると話がぴりっと締まる。神も自然も、ヒトの目に美しく映るものとは限らない。ラストの真相にやられたッて思えるかどうかで評価が変わりそう。

さえづちの眼 (角川ホラー文庫)

澤村伊智

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
10

bookkeeper

2024/04/26

ネタバレ★★★☆☆ 初読。人気の演劇を上演中に劇場内に死体が！名警視リチャードと息子エラリイのクイーン親子が難事件に挑む。　タキシードで観劇に来たならば、遺体のシルクハットが無いのはおかしい、を起点に捜査が進む(当時の服装に関する感覚が無いので、そうなの？と思っちゃうけど)。何故衆人環視の劇場が殺人の舞台に選ばれたのか、帽子を持ち出さなければならなかった理由は…。読者への挑戦の後明かされる、論理で導き出される解決編は知的な刺激に満ちている。が、そこまでが長い…。自ら推理しようと思って参加しないと退屈になるかも。

ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫)

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ★★★★☆ 初読。行商人のロレンスは独り立ちして7年、それなりの信用も実績も勝ち得始めて、店舗を構える夢を追っている。のどかな穀倉地帯で知り合った、五穀豊穣の神を名乗る娘ホロとの旅が始まった…。　ケモ耳ともふもふ尻尾、何故か廓詞で話す女の子。小悪魔のようにも健気な風にも振る舞う。何やら色んな属性てんこ盛りですが、あまりあざとくは感じない。ロレンスが駆け引きに長けていて適度な距離感を保っているからか、貨幣の改鋳という経済的なテーマのせいか。共に孤独をその身に抱えた2人連れのこれからの旅路が楽しみです。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ★★★☆☆ 再読。南北戦争期の軍人ジョン・カーターはふとした拍子に火星へと転移。そこは失われつつある資源を巡って獰猛な原生人や怪物が争う異世界だった…！　眉目秀麗で紳士的、決断力と運動能力に恵まれた主人公が凶暴な敵を退け、絶世の美女の姫君を救い…思春期の男の子が夢に見たら「いい夢だったなぁ」って幸せな朝を迎えそうなお話し。初めは少しはらはらするが、その内「はいはい、どうせ大丈夫だから」と慣れてくる。優しい侍女とか番犬と仲良くなる辺りまでが楽しかったかなぁ。バージニアの紳士は決して侮ってはダメだぞ、と。

【新版】火星のプリンセス (創元ＳＦ文庫)

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ★★★★★ 初読。優莉家の兄弟健斗が乗るスキー教室のバスが遭難し、多数の死傷者を出した。健斗の無念を晴らす為に調査を始めた結衣の前に、凶悪な敵が姿を現す…。中盤から敵の本拠地に乗り込み、絶体絶命の戦闘が100ページに渡り展開する。いかついヤツ、頑丈そうなヤツ、武術の達人っぽいヤツ(んぁいくっ(笑))…まあ錚々たる強敵揃いなんだけど、名前憶える間も無く薙ぎ倒していく。正に「出た！死んだ！」状態です。ラストには過去の事件の背後に潜む驚愕の真相が明かされる！が憶えてない…。「モブなんかいちいち記憶してない」

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ★★★★☆ 妻も家も医師免許も失うアラン。上院議員の研究機関の検査で「奇跡の対価」が遂に判明するが…。シニカルなライバル医師のチャールズが世に絶望したのは、娘の難病が大元にあったから。化けの皮を剥がそうと徹底的に調査した挙句に、奇跡の力を認めざるを得なくなる過程が一番感情移入してしまいました。娘さん良かった。泣ける。匿ってもらった先で、また病に苦しむ人がいて…うん、そーなると思ってたよ…。アランは自分の頭に手を当ててみるべきだと思うのよ。そしたら永久に奇跡の力を振るえるのではなかろうか。誰が教えてあげて。

触手(タッチ) 下 (ハヤカワ文庫 NV ウ 9-2)

が「ナイス！」と言っています。

★★★★☆ 初読。熱意ある医者のアランは、力及ばずに亡くなったり治療出来ない患者達に心を痛めていた。死ぬ間際の浮浪者に手を掴まれて衝撃を感じて以来、不思議な力を身に宿したことに気付くが…。　冷え切った仲の妻・公聴会で法案に反対されて恨みを持つ上院議員・養子の自閉症の症状悪化に悩む女性と忠実な召使いなど登場人物が出揃い、展開が楽しみ。奇跡の力には対価が必要らしく、悲劇の予感がします。アラン、馬鹿正直すぎるよね。「触手」っていうから、てっきりウネウネしたアレかと思っちゃったけど、「触る手」なのね。

触手上 (ハヤカワ文庫 NV ウ 9-1)

F.ポール・ウィルスン

あらすじ・内容

bookkeeper

2024/04/11 19:15

召使いがならず者と対峙した翌朝植えた木がスクスク育ちまくるって説明無い分怖い…。

が「ナイス！」と言っています。

bookkeeper

2024/04/10

ネタバレ★★★★☆ 初読。過去の辛い記憶を緩和し新たな家庭を提供する法の恩恵を受けてきた二葉「母の法律」。血の繋がりなんて信じて無いのに何故こんなに哀しいのか。ラストが胸を抉る。　日常風景に溶け込んでしまったありふれた設備。ヤツらの侵略は始まっているのだ「戦闘員」。人生の幕引きを意識し始めていた男の静かな再起ね。　田舎町で起きた事件。保安官の述懐にちらほら紛れ込む違和感…〈周回〉とか〈全停止〉って何？「保安官の明日」。人の性(さが)の起点を探る壮大な実験。　宮部みゆきさんのＳＦ/ファンタジー短編集。

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ★★★☆☆ 再読。主人公のローガンはガラス職人。友人の騎手がレース中の事故で亡くなるが、あるビデオテープをローガンに託そうとしていた事を知る。テープに記録されたものは何か…。　高温の素材から作品を生み出すガラス工芸の奥深さと恐ろしさ。知らない職業の世界を見せてくれる面白さは相変わらず。人を屈服させること、技術の高みで優越感を覚えること…勝利に拘る悪人達の存在感もある。前作よりもかなり競馬シリーズの面白さが戻っている。でも永年シリーズを支えて下さった翻訳の菊池氏とメアリー夫人がいた最後の作なのが寂しい…。

勝利 (ハヤカワ・ミステリ文庫フ 1-40 競馬シリーズ)

が「ナイス！」と言っています。

ネタバレ★★★☆☆ 初読。更生施設に現れるこの世ならぬモノから児童を守る能力者。だがいつしか施設は不可解に歪んでいく「母と」。んー…？ちょっと待って。結局誰が誰なのやら。　UFOの目撃談で有名になった町のホテル「あの日の光は今も」。んんー？ちょっと意味が分からない。客が始める謎解きの意図も結末も。訳が分からん不気味さが味なのか？　架守家を襲う怪異「さえづちの眼」。やはり琴子さんが来ると話がぴりっと締まる。神も自然も、ヒトの目に美しく映るものとは限らない。ラストの真相にやられたッて思えるかどうかで評価が変わりそう。

が「ナイス！」と言っています。

★★★☆☆ 横腹から呪詛を語る人面瘡。連続放火の現場に現れる猫。古い借家の座敷牢にあった女性ものの靴…雪大オカルト研に持ち込まれる恐怖譚。学祭の華やいだ雰囲気、猫に加えられる虐待の恐怖、そして姿を現すノスタルジックな怪異…様々な要素が混然となって味わえる第二話が収穫かな。過去のエピソードの登場人物達も大挙して登場…しているらしいのだが、残念ながら殆ど憶えて無い(笑)。森司君が恋心をちょいとくすぐるコメントを最後に言うだけ言って、逃げを打ってしまうパターンがもはや名人芸の域だ。君ら、もう付き合っちゃえよ！

ホーンテッド・キャンパス秋の猫は緋の色 (角川ホラー文庫)

櫛木理宇

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。