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2024年6月の読書メーターまとめ

Ryo
読んだ本
5
読んだページ
1529ページ
感想・レビュー
5
ナイス
68ナイス

2024年6月に読んだ本
5

2024年6月のお気に入り登録
1

  • くまもと

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • くまもと

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Ryo
ネタバレ皆の心には傲慢と偽善が両立している。私はそれぞれ、「自分のものさしで他人にルールを課すこと」と「手放しにルールを漂うこと」という解釈をした。真実は序盤で偽善の象徴として描かれており、社会や周囲を取り巻く得体のしれないルールにまで従っていた。誰もルールを知らない「婚活」や「東京」というなんとなくの憧れに取り憑かれがちなゲームがあるように。ラストシーンでは傲慢も偽善も取っ払った人間関係を見せられた。辻村さんは他人を観察する天才なのか。ここまで人を選ぶことについて考えたことがなかった。朝井リョウの解説もいいね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
5

Ryo
「そんなの痛いに決まってる」が好きだった。 名前も知らない相手にだけしか思ったことをそのまま言えないという節は誰しもが少しは感じているだろう。自分の思惑を超えて感情を直接口に出せる瞬間は少ない。SMプレイで出る「痛い」が感情をそのまま口に出せる瞬間という見方はさすが朝井リョウ。性格が悪い。
が「ナイス!」と言っています。
Ryo
一重は二重の人類がシベリアを移動する中で氷河期を生き延びるために進化した形らしい。一重の自分のルーツを考えるきっかけになった。教養を学ぶ醍醐味。
が「ナイス!」と言っています。
Ryo
バイバイの手って人の魂を呼び寄せる袖振りがルーツらしいです
が「ナイス!」と言っています。
Ryo
異なる環世界を行き来できる人間は、思考をするからこそ暇になる。 自分の世界に異質のものが入ってき、それに夢中になったとき動物になる。 人間の暇から解放されるためには動物になる必要がある。人間の時間の間に物事を楽しむための準備をし、動物になれる日を待ち構えることが必要だ。 消費社会の一部となって暇つぶしを広告に一方的に与えられるって話は刺さったな。
が「ナイス!」と言っています。
Ryo
ネタバレ皆の心には傲慢と偽善が両立している。私はそれぞれ、「自分のものさしで他人にルールを課すこと」と「手放しにルールを漂うこと」という解釈をした。真実は序盤で偽善の象徴として描かれており、社会や周囲を取り巻く得体のしれないルールにまで従っていた。誰もルールを知らない「婚活」や「東京」というなんとなくの憧れに取り憑かれがちなゲームがあるように。ラストシーンでは傲慢も偽善も取っ払った人間関係を見せられた。辻村さんは他人を観察する天才なのか。ここまで人を選ぶことについて考えたことがなかった。朝井リョウの解説もいいね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/25(2321日経過)
記録初日
2018/02/26(2320日経過)
読んだ本
232冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
62318ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
216件(投稿率93.1%)
本棚
0棚
性別
年齢
25歳
職業
IT関係
現住所
神奈川県
自己紹介

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