後味の悪い作品○選...というのに結構な確率で入る本作。 恋人を東尋坊での事故で亡くした主人公は、自身も東尋坊で事故に遭ってしまう。目覚めると、『自分が生まれなかった世界』に転移していた。 まあ何というか...すらすら読めはするが、すごく面白かった！というとそうでもないかもしれない...。サクッと読みたい人はぜひ。

後味の悪い作品○選...というのに結構な確率で入る本作。 恋人を東尋坊での事故で亡くした主人公は、自身も東尋坊で事故に遭ってしまう。目覚めると、『自分が生まれなかった世界』に転移していた。 まあ何というか...すらすら読めはするが、すごく面白かった！というとそうでもないかもしれない...。サクッと読みたい人はぜひ。

あらすじは、ほんと、裏に書いてある通り。 個人的に「自分が最も嫌悪するテーマ・オピニオン」のフルコースだった。性暴力、ホモソーシャル、学歴論、男女共同参画...。あとがきがすばらしく、この嫌悪感を昇華させることへのヒントが多くあった。 かなり読むのに体力がいるけれど、ぜひ、親に読んでほしいな。小学生くらいの親に。