最後は泣いた。私自身、結婚含めて正式でないのも入れると今4つめの名字。血のつながったお父さんに会えて良かったね。きっと会えなくても、いつも優子のこと気にかけてたよ。新しい奥さんや子どもが居てもそれは別。そう信じたい。

マリー・テレーズが72才まで生きたとは。革命の後、弟シャルルと同じような運命を、たどったのだとばかり。後半のマルゴ王妃もそうだが、女性が王家に生を受ける事の過酷さがよくわかった。自分の意思ではどうにもならない事が多すぎる。マリーテレーズは筆者が書いてるように時代が変わったことを受け入れて、前を向けたらもう少し楽に生きられたかもしれない。マルゴは性欲過剰と言われた割には愛人は24人+α、もっと多い人けっこう居たんじゃないかなぁ～なんか色メガネで見られた不幸な女性という印象。お二人とも本当にお疲れさま。

瑠璃姫がついに高彰の妻に！この時代は皆さん10代で人妻になることが多く、はたちの小萩がもう古女房扱い。新しい登場人物も増えて、個性的な宮さまがたも居る。現代語で話すやんごとなき身分の方々が身近に感じられ、すごく楽しんでます。次は不倫編とのこと。どうなるのかなあ…

利休切腹の謎解き。切腹前日から19歳まで遡っていく。そして当日へ。利休にかかわった有名人たちがたくさん登場するが、なんと言っても豊臣秀吉。利休のような審美眼に優れた個性的な人は、天下人であっても決して自分を曲げなかった。意思の強さに憧れる。そんな利休の妻でいるってどんな気持ち？利休にもたずねたい事あるけど、私は宗恩にそうたずねたくなった。

やっとこの年齢になって向田邦子さんの著書に手を出した。向田邦子さん40代くらいの時のエッセイ集。人や物を観察して言葉にあらわすのが流石だと思った。名も無いようなオリジナル料理のレシピもたくさん紹介されて、どれもお酒に合いそう。何の料理だったか生姜をたくさん使ってて美味しそうだったので、その日の夕食に普段あまり使わない生姜の絞り汁入れたら、美味しくなって嬉しかった。男はこうあるべきとか、女のくせにとか、言われてた事も多かったみたいだが、自分の考えをしっかり持って昭和を生きた女性。他の著書もぜひ読みたい。

あ～めっちゃくちゃ面白くて一気読み。いつか瑠璃姫が吉野君に会えますように。吉野君以外にも鷹男、高彰というイケメンに想われてる瑠璃姫がうらやましい！

最後は泣いた。私自身、結婚含めて正式でないのも入れると今4つめの名字。血のつながったお父さんに会えて良かったね。きっと会えなくても、いつも優子のこと気にかけてたよ。新しい奥さんや子どもが居てもそれは別。そう信じたい。

私が中高生の頃はまだラノベなんてなかった（と思う）。若いときに読みたかったなあ～本離れしなくて済んだかもしれない。タイトルだけ知ってて初めて読んだ。すっごく面白い。名作です。

やっと図書館の順番回ってきた！西仏に｢平家物語｣を語り伝えているのが誰かずっと考えながら読んでたけど、私の予想は全く外れた…意外な人物でした（私にとって）。平家物語初心者なので、登場人物をときどき調べながら読み進んだ。大河ドラマ｢鎌倉殿｣見てたので、理解の助けになった。壇ノ浦の戦いの教経と知盛がかっこ良すぎ。最後みんな海に沈むシーンは分かってるのに悲しくて辛かった。こんなにして助けた義経が結局は頼朝に殺された、頼朝ひどい！ でも｢平家物語｣は残って今私たちが読んでいる。

いよいよ源氏物語に挑戦！飽きっぽい私が最後まで読めるのかなと不安だったけど、とりあえず1巻は読めた。女性の名前がハッキリと分からない時代の文章なので誰だか分からなくなったが、ときどき筆者が補足してくれてる箇所もあって、理解しやすかった。大昔の小説だなと実感したのは、ひとりのセリフが何ページも続く事も多く独白みたいで、現代なら短い会話の掛け合いが普通だと思う。そんなところがちょっと読みにくいけど、続きも読んでみようかな。