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2024年10月の読書メーターまとめ

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読んだ本
25
読んだページ
7597ページ
感想・レビュー
25
ナイス
69ナイス

2024年10月に読んだ本
25

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

zatugei
この著者、初読み。辞書を作る編集部員たちの話。言葉に対する深い考察の本だと思ったが、西岡に寄り添った語りになったあたりから、俄然、人間味と社会性に焦点があたり、奥行が広がった。一冊の本に15年かかる事実の重さにも改めて気づかされた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
25

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雑誌「自由人」に連載のお祭りレポートの単行本化。「ありゃまあ」の視点でお祭りをレポートするのが良い。コロナを経て、どうなっているのかと見てみるのも面白いかも。
が「ナイス!」と言っています。
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再読。貧乏長屋の大家の殺人事件が、かつての盗賊団と裏でつながっていたことが、偶然、わかってしまう。この偶然という、探偵物では禁じ手が、この亜「捕り物帖」では許される。
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再読。卯之吉の蘭学癖がたっぷり発揮される。このころまで八巻家には、たぶん先代から引き継いだ小者がいて、あれこれと手伝ったいるようだ。
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29巻まで読んで、また初巻に戻る。やはり最初は、硬い。それでも面白さは格別。卯之吉が同心として初出勤の日のあれこれは秀逸。先輩が何もしない卯之吉に対し、あてつけに茶を淹れると、のほほんと「すまないねえ」の一言には笑った。
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再読。音楽高校受験に失敗した有名ヴァイオリニストの娘が、心ならずも新設の女子高に通うことになる。なんらかの屈託を抱えながら、なんとなく通学している少女たちが、学校の行事として合唱をせざるを得なくなるところからドラマが始まる。中心はヴァイオリニストの娘だが、そのまわりのクラスメイトの心の動き。そこから見えてくる別の少女たちの別の顔。高校2年の冬のはじめからわずか半年のドラマだが、こころの成長が見える。「羊と鋼の森」が本屋大賞になったが、わたしはこの作品のほうが好きだ。
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ホームズ・・・が面白かったので、こちらも読むことにした。「坊っちゃん」の人格の破綻については小林信彦の作品で指摘されていて、その点は本作も同様。しかし本作は、原作の三年後に設定し、まだ事件が生々しい時代にしたことで、当時の社会情勢が浮かび上がってきた。大変な作品ですね。
が「ナイス!」と言っています。
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この著者、初読み。辞書を作る編集部員たちの話。言葉に対する深い考察の本だと思ったが、西岡に寄り添った語りになったあたりから、俄然、人間味と社会性に焦点があたり、奥行が広がった。一冊の本に15年かかる事実の重さにも改めて気づかされた。
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シリーズ29作目。世直し衆の連作大団円。将軍主宰の頼母子講というアイデアはお見事。
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シリーズ28作目。第一話・名声の浮橋。由利之丞が主人公。第二話・利根川決壊。銀八の故郷の利根川堤が破壊されて・・・。脇役が活躍することがつづく。そうなると卯之吉が後ろに下がってしまう。ノーテンキなことがこの作品の眼目だと私は思うのだが、その眼目が薄れてしまうように感じる。
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シリーズ27巻目。女掏摸と殿様、悪行の橋。竹馬の約束。の三作。一作ずつの短編。第一話は水戸の殿様と女掏摸の心のふれあい。第二話は江戸の街に住む武士と浪人の虚しい心根。第三話は小大名の二、三男に生まれたものの屈託。いずれもよくできているが、卯之吉はうしろに引っ込んでしまった。
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シリーズ26巻目。前巻あたりから設定が変わってしまった。老中も別人だし、吉原の遊びは深川の遊びに変更。テレビドラマになったことと関係しているのだろうか。卯之吉の太平楽ぶりも変質してしまったように感じる。
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ホームズと夏目漱石を掛け合わせて、イギリスと日本の比較して精神文化批評を行うという、手の込んだ作品。「吾輩は猫である」が猫を通しての日本人論・文化論であることに倣っている。文章もうまい。もっともそれだけに読み手の能力が問われる。わたしにはかなり手ごわい作品だった。
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シリーズ25作目。3巻つづきの結末。金の精錬方法や相場などについての考証。さぞ大変だろうと思う。このシリーズ、テレビで人気らしいが、歌舞伎でもできそうだが、どうだろう。
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シリーズ24作目。テレビとリンクしているとのことで、いままでとテイストが違う。短編3作というのも異例。しかしながら、おそらくこの作品群の「おちゃらけ」のベースにある哀しさを表に出したということなのだろう。3作とも佳作だと思う。
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シリーズ23作目。卯之吉と将軍の弟・幸千代君がひどく似ていたというところからのドタバタ。テイストが違うと思ったら、テレビドラマ化が関係しているとのこと。前回、濡れ衣を着せられた村田鐵三郎の話は、未収集なのが気になる。
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シリーズ22作目。北町奉行についた上郷と若年寄酒井信濃タッグによる老中追い落としの悪巧みもどんどんエスカレート。蕨の北に堰があったのか。浦和の南あたりに沼がいくつもあるが、あのあたりのことかな。
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シリーズ21作目。犬か。いろんな趣向をからめてくるなぁ。楽しみました。
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シリーズ20作目。船の冒険。阿蘭陀船の帆の貼り方まで知っているとは!
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シリーズ19作目。銀八が下総出身と知れる。下総にある小大名の御料地の複雑な支配形態について言及していて、勉強になった。
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シリーズ18作目。砂糖か。薩摩の密貿易をネタにし、それを燃やす手口。結構な捕物帳です。
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シリーズ17作目。前回のつづき。ここまで引っ張るか。しかし、物語の展開はおもしろい。新潟からの使者・市太郎の正体が現れるあたりはかなりのもの。
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獅子舞の本は少ないから、貴重。全国の獅子舞をフィールドワークして書き上げた本。しかし、取り上げられている獅子舞の数が少ない。また踏み込みも浅いように思う。たとえば、角兵衛獅子は差別の問題は避けられないはずだが、完全にスルーしている。獅子舞は楽しいが、その裏には「楽しい」というだけでは済まされない複雑な人間模様がある。っそれを踏まえたうえでの「楽しさ」だから意味があるのだと思う。
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シリーズ16作目。前号のつづき。話が大掛かりになって事件も、徳川政権内部にまで食い込んでいく。面白いのだが、あえていえば、卯之吉の活躍がちょっと物足りないかなぁ。
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シリーズ15作目。一冊で完結せず。宿場の事件に対しての役所の対応がよくわかる。満徳寺のエピソードが次回にどのように関係してくるのか。以前、30年以上前、満徳寺を訪ねたことがある。なにもないところで、そのころ史跡として保存しようと工事が行われていた。東照宮もすぐ近くにあり、こちらはかなり立派だったのを思い出した。
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シリーズ14作目。神隠しを発見する験力を発揮する山伏のカラクリを謎解きする卯之吉。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/01/03(5074日経過)
記録初日
2011/01/03(5074日経過)
読んだ本
1394冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
458192ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
650件(投稿率46.6%)
本棚
0棚
性別
年齢
69歳
血液型
A型
職業
自営業
現住所
東京都
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