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2022年12月の読書メーターまとめ

夢追人009
読んだ本
3
読んだページ
75ページ
感想・レビュー
3
ナイス
25445ナイス

2022年12月に読んだ本
3

2022年12月のお気に入り登録
19

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2022年12月のお気に入られ登録
14

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2022年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夢追人009
太宰治さんの短編小説で、現実の奥さんが語る日記小説。題名が偶然今日だったという事もあり興味を魅かれ面白く読みました。私は著者について殆ど知りませんでしたが、ユーモアに理解のある方なのだと本編を読んで強く印象付けられましたね。本編は1941年の12月8日、日米開戦の日の庶民の貧しい家庭の反応が描かれておりまして4年後の敗戦の事など全く頭にない呑気で脳天気な浮かれ気分に満ちていますね。太宰治自身が作家として登場し、方向音痴の常識知らずで、つい最近まで北極が一番寒くて南極は一番熱いと思い込んで錯覚していました。
夢追人009
2022/12/08 22:27

それから前年1940年が紀元2600年で百年後の二千七百年は読みが「しち」か「なな」のどちらで読まれるのかについて友人と心配し、もしかしたら未来の人は「ぬぬ」とでも読むんじゃないかなどと馬鹿な事を言っています。まあ、こんな風に自分を道化にして書いても全然平気なのが大らかな性格である事を示していますね。今は紀元2700年まで残り僅か18年、その時に自分はまだ生きているでしょうかね。まあとにかく本編は愚かで浅はかとか厳しい事を考えずに時代の空気を味わう意味で気楽に読んでユーモアを楽しめばいいのだと思いますね。

が「ナイス!」と言っています。

2022年12月にナイスが最も多かったつぶやき

夢追人009

読み友のみなさん、11月も沢山のナイスを下さって誠にありがとうございました。3ヶ月連続でレビューが絶不調で、つぶやきだけで何とか持ちこたえています。少しずつでも書くようにして、いつか必ず復活しますので今年最後の一ヶ月もどうかよろしくお願いしますね。2022年11月の読書メーター 読んだ本の数:2冊 読んだページ数:656ページ ナイス数:26286ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/868158/summary/monthly/2022/11

かすみん
2022/12/01 20:23

今月もよろしくお願いします🎄

夢追人009
2022/12/01 20:25

かすみんさん、こちらこそ今月もよろしくお願いしますね~!

が「ナイス!」と言っています。

2022年12月の感想・レビュー一覧
3

夢追人009
処女作「二銭銅貨」と同時期に書かれましたが、掲載誌の「新青年」誌が海外作品の翻案かと疑った為に掲載がズラされたという作品ですね。前作にも登場した松村が聞き手として出ており、私は初読みで正統派のシャーロック・ホームズ譚を思わせる好短編で面白く読みました。列車による礫死体として見つかった女性の事件を捜査した名探偵・黒田刑事が証拠を基に推理して夫の富田博士を殺人容疑で逮捕するが、偶然現場に居た探偵趣味の大学生、左右田(そうだ)五郎が見つけた一枚の切符の手掛かりを基に独自の推理を展開して意外な真犯人を暴く話です。
夢追人009
2022/12/31 23:19

まあ今日のいろんな推理作品で鍛えられた目線で読むと真相の意外性は少ないですが、丁寧に論理を積み重ねて理詰めで立証していくクイーンばりの名推理はお見事です。難を言えば、説明が少々回りくどく感じるのと素人探偵がプロの刑事への対抗意識からか「どや、素人なのに俺の推理は凄いやろ!ざまを見ろ」という風な露骨に厭味ったらしく高慢ちきな態度を込めて文章を書いている点ですね。最後に一点だけ気付いたのは肝心の一枚の切符がどういう由来の物なのかについて一切触れていない点で、これは作品を印象付ける為の小道具だったのでしょうね。

が「ナイス!」と言っています。
夢追人009
江戸川乱歩の処女作で大正12年(1923年)の発表ですから来年でキリの良い丁度100年目なのですね。この作品は私が今から数十年前に初めて買った小説文庫本に入っていまして今回は久々に電子書籍で再読しました。まあ確かに字体は古臭くて読み難いですが、時代を検証する意味で何処も変えずにこのままの形で読み継がれるべきだと思いますね。まあこういうタイミングで読む気になった事にも何やら運命を感じますね。本編の内容は殺人事件は起こらず名探偵も出て来ない暗号小説で、最後の最後に読み手を騙す欺瞞トリックが仕込まれていますね。
ひなた@低浮上
2022/12/30 10:39

文豪ストレイドッグスで知ったのですがそれからは、少年探偵団なども読むようになりました。乱歩さんの作品は面白いですよね。

夢追人009
2022/12/30 11:33

ひなたさん、コメントをありがとうございます。乱歩さんは10月21日生まれで私と同じの、てんびん座なのですね。そういう事もあって親近感も湧きますし、日本のミステリー界を発展させた父として永遠に愛されて尊敬され作品が読み継がれる偉大な方ですね。

が「ナイス!」と言っています。
夢追人009
太宰治さんの短編小説で、現実の奥さんが語る日記小説。題名が偶然今日だったという事もあり興味を魅かれ面白く読みました。私は著者について殆ど知りませんでしたが、ユーモアに理解のある方なのだと本編を読んで強く印象付けられましたね。本編は1941年の12月8日、日米開戦の日の庶民の貧しい家庭の反応が描かれておりまして4年後の敗戦の事など全く頭にない呑気で脳天気な浮かれ気分に満ちていますね。太宰治自身が作家として登場し、方向音痴の常識知らずで、つい最近まで北極が一番寒くて南極は一番熱いと思い込んで錯覚していました。
夢追人009
2022/12/08 22:27

それから前年1940年が紀元2600年で百年後の二千七百年は読みが「しち」か「なな」のどちらで読まれるのかについて友人と心配し、もしかしたら未来の人は「ぬぬ」とでも読むんじゃないかなどと馬鹿な事を言っています。まあ、こんな風に自分を道化にして書いても全然平気なのが大らかな性格である事を示していますね。今は紀元2700年まで残り僅か18年、その時に自分はまだ生きているでしょうかね。まあとにかく本編は愚かで浅はかとか厳しい事を考えずに時代の空気を味わう意味で気楽に読んでユーモアを楽しめばいいのだと思いますね。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/06(2265日経過)
記録初日
2018/01/20(2371日経過)
読んだ本
3025冊(1日平均1.28冊)
読んだページ
488888ページ(1日平均206ページ)
感想・レビュー
3025件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
現住所
奈良県

参加コミュニティ1

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