読み友のみなさん、9月度も沢山のナイスを下さいまして本当に本当にありがとうございました。やっぱり身体が疲れて思うように書けませんでした。10月は野球の試合も減りますし私の誕生日も来ますからもう一度気力を振り絞って復活しますのでよろしくお願いしますね!2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:304ページ ナイス数:30279ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/868158/summary/monthly/2024/9
ナゴヤマックラ―が得意気に大笑いしていると「まてーい!」と言って全身が白タイツ姿の戦士・霊感戦隊レイカンジャーが台詞を噛みながら登場する。だが何と衣装の尻の部分がビリッと裂けてしまいケツ丸出しになり「わあああ」と叫ぶと楽屋に向かって走り去り他の二人は舞台が台無しじゃないかと怒りながらも苦笑いするしかなかった。控室に戻った二人に何とか会場の混乱を静めたアイドル女性司会者の星きらりが合流しレイカンジャーがいないのを心配すると俳優の二人はイケメンの彼に気があるのかいとからかうが少しは仲間の身が気になるのだった。
深夜二時に昼間のステージに戻ったレイカンジャー役の俳優・和泉玲自は突然腕に鳥肌が立ち目の前に茶髪の若い兄ちゃんの浮遊霊が現われる。玲自は浮遊霊から暇なので悪戯をしてタイツを破ったと聞くと「スーパーレイカンブラスター」と叫んで光の球体を浴びせバイクで事故死したという霊を成仏させてやる。霊は「衣装の霊の漢字が間違ってたぞレイテンジャー、ありがとな」と言って成仏し消え去る。玲自は先輩二人に連絡しなきゃなと言って会場を後にするが会場の上空に怪しげな暗雲が漂い始めた事を知る由もなかった。続きが気になるラストですね。
よし、彼女の家まで行くぞと決めた秋男はホームセンターで十万円のチタン製槍傘を買ってチタン製装甲車(一台一千万円)を二十万円でレンタルする。だが自宅前に車を停めておいたら邪魔だとレッカー車で強制移動されてしまう。秋男は仕方なしに徒歩で向かう事にして出発するが途中の路上で槍に貫かれた無残な死体を目にする。また借金取り立ての男と会いチタン装甲車がガス欠になってよとボヤく話を聞くが、男はうっかり転んで氷の槍に刺し貫かれて死んでしまう。秋男は歩く内に男の話していた装甲車を見つけるが、やはりガス欠なのか動かなかった。
だが近くに事故で横転したトラックを見つけ僅かな軽油をペットボトルで運んで装甲車に注ぐとエンジンがかかる。秋男は必死で線路を突破し彼女の家に着くと夏子と対面しキスをして抱き合いその夜に結ばれる。彼女はフランスに留学し秋男は警察から装甲車の件で呼び出されるが何とか不起訴で済んだ。だがフランスの夏子から新しいフランス人の彼氏が出来たからと別れを告げられ、いい友達でいようねと言われる。秋男は命がけの冒険は何だったのかと落胆するがこの教訓を次の恋に活かそうと思うのだった。まあポジティヴな考えの強い彼は大丈夫ですね。
だからミリアンだけを日本に残すことはできませんと。彼は悲しみに沈み込んでコンビニでリキュールを買ってきて痛飲し泣いた。彼女を追ってブラジルへ移住しようかとも考えたが生活の過酷さを思って断念した。それから彼は彼女のいるフロアへ会いに行く事を止めた。一週間後ミリアンが彼のフロアへ来て手紙を差し出し彼の唇にキスをして「ヒロ、アリガト」と言い残して立ち去った。それが最後に見たミリアンだった。手紙にはこう書かれていた。ヒロアキと過ごした時間は楽しかったけどブラジルへ帰らないといけません。あなたの幸せを祈っています。
あなたと会えてよかった。ブラジルに帰っても、あなたはいつまでも私の大切な友だち(アミーゴ)です。彼は彼女の優しい気持ちが嬉しくて泣いた。そしてミリアンは帰国し彼は職場を辞めた。それから二十年後、スマートフォンが普及して彼は試しにSNSでミリアンの名前で探してみると彼女の姿を見つけた。ミリアンは昔と同じ面影だったが腕に赤ちゃんを抱いて微笑んでいて母親になっていたのだ。幸せそうで良かったなと思い彼は懐かしさと共にとても優しい気持ちになれた。彼女は僕の運命の人だ。ミリアン、ありがとう。少し切ない恋物語でしたね。
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千年の樹とは何とも魅力的、読んでみたいです。kindle版で無料なんですね。😊
るいさん、ありがとうございます。ロマンティックな設定のラブストーリーですよ。まあ無料のショートストーリーですので、それなりにお楽しみくださいね。