★★★ 普段女性向けっぽいかわいい小説は読まないのだが、これは楽しめた! 魔法製作所のオーウェンしかり、この作品のブリンしかり、作者はかわいい男性キャラを書くのが上手。翻訳文が大変読みやすい。ロマンス３物語７くらいの割合でちょうどいい。コージーファンタジーなので、急展開などはないが、楽しめた。

★★★ 普段女性向けっぽいかわいい小説は読まないのだが、これは楽しめた! 魔法製作所のオーウェンしかり、この作品のブリンしかり、作者はかわいい男性キャラを書くのが上手。翻訳文が大変読みやすい。ロマンス３物語７くらいの割合でちょうどいい。コージーファンタジーなので、急展開などはないが、楽しめた。

★★★美しい小説でした。文体がとても好み。強く美しいが孤独に暮らすサイベルが、タムやコーリンとの出会いによってよって人間としての感情を得て、愛や憎しみを覚えていく。彼女の心の動きが素晴らしい。また読みたい小説。

★★★良質なファンタジー•ヒューマンドラマ。ファンタジー要素が多くあるものの、どちらかというと人間の心を描く作品。養護施設の魔法生物の子供たちとの触れ合いや施設長との関係のなかで、内気でルールに縛られる主人公がだんだんと変わっていく様子がすばらしい。ロマンス要素も少しある。読了感も良いのでおすすめ。

★★☆オークの傭兵ヴィヴが始めたのはカフェ。RPG風の世界観で、とにかくキャラクターがかわいい。堅物だけど腕のよい職人、ネズミ?のパン職人、でっかい猫(?)、サキュバスの店員、前衛音楽な吟遊詩人…あまり大きい事件は起こらないが(ラスト付近には悲しいことが発生するけど)、優しい人々に囲まれてほっと息がつける

★★★(３巻を全部読んでの感想です) すごい!!! すごく壮大なファンタジー…!! 第一部も第二部も、謎が謎を呼ぶ展開だったのに反して、この第三章ミストクロークはほとんどの謎を解明し、世界への理解を深めてくれる、いわばすべての解答編。キャラクターは皆魅力的だし、ラストは悲しみと感動。第二部を乗り越えたあとにある読了感は言い表せない。また読み返そうと思います