かれこれ10年も前の本だが、日本で静かに広がっていた里山資本主義の流れに元気づけられた。UターンとかIターンとか言われてた頃（もう少し後かな？）だと思うが、今はどうなっているのだろうか。と思ったら、最近また新しい本が出ていたので、そちらも読んでみたい。

休暇の意味も込め、一時的に火盗改の任を解かれた平蔵が向かうは京の街。当然静かに旅を楽しめるわけはなく、鬼の平蔵危機一髪となる3巻。このシリーズはどちらかと言うと悪役が主役となるのだが、今回は平蔵が割と前に出ていて新鮮だった。

江戸の風景がなんともよい。自ら前線に立つ平蔵もしぶい。根っからの悪党から、少し道を踏み外してしまっただけの者まで、法を犯してしまう人もさまざま。第2巻では妖盗葵小僧が特に印象に残った。許せん悪党だ。

かれこれ10年も前の本だが、日本で静かに広がっていた里山資本主義の流れに元気づけられた。UターンとかIターンとか言われてた頃（もう少し後かな？）だと思うが、今はどうなっているのだろうか。と思ったら、最近また新しい本が出ていたので、そちらも読んでみたい。