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2024年5月の読書メーターまとめ

ろいと
読んだ本
5
読んだページ
2267ページ
感想・レビュー
5
ナイス
74ナイス

2024年5月に読んだ本
5

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ろいと
★★★★★ 轢き逃げに遭い重症を負ってしまった小鳩くんは、入院し身動きが取れない中、3年前にも似たような事故があったことを思い出す。それは、小佐内さんと互恵関係を結ぶきっかけとなる出来事だった……彼らに重くのしかかる過去とそこから導かれる真相、そして未来に繋がる幕引きと、小市民シリーズのフィナーレを飾るにふさわしい一冊。完結は寂しくもあるけれど、短編はまだ出るらしい?ので後日譚が語られると嬉しいな。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ろいと

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が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
5

ろいと
★★★★☆ 『三体』の著者である劉慈欣が1999〜2014年に発表した短篇13作を集めた一冊。貧富の差や気候変動といった社会問題を取り入れつつ、独自の着眼点でアレンジした物語はどれも秀逸で読み応えがある。また、あとがきにもある通り「広大な宇宙と小さな個体の対比」の描写が多く、SF世界の壮大さをを身近に感じることができた。お気に入りは『郷村教師』『円円のシャボン玉』『人生』。
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ろいと
★★★☆☆ SF熱が高まっているうちに有名作を読んでみる。舞台は本が禁止された未来の世界、人々は与えられる娯楽を受動的に楽しむだけで、自ら思考する時間を奪われていた。少数派への配慮と情報の効率化によって本が淘汰されてしまうという描写はまさに現代を予言したかのようで、この世界もディストピアへ向かっているのではないかと恐ろしくなる。豊富な知識を持っているにも関わらず昇火士としての職務を全うするベイティーが良いキャラだった。
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ろいと
★★★★★ シリーズ第二部の本作は、三体文明への対抗戦術として立案された面壁計画と、その重責を担う面壁人たちが主役。スケールが壮大になりSFらしい描写も増える一方、ラストの鮮やかな伏線回収と衝撃の結末は極上のミステリでもある。特に物語の核心となる「暗黒森林理論」はフェルミのパラドックスへの解としても秀逸で、著者の発想力に脱帽するしかない。第三部ではどのような展開が待っているのか楽しみ。
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ろいと
感想は下巻に。
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ろいと
★★★★★ 轢き逃げに遭い重症を負ってしまった小鳩くんは、入院し身動きが取れない中、3年前にも似たような事故があったことを思い出す。それは、小佐内さんと互恵関係を結ぶきっかけとなる出来事だった……彼らに重くのしかかる過去とそこから導かれる真相、そして未来に繋がる幕引きと、小市民シリーズのフィナーレを飾るにふさわしい一冊。完結は寂しくもあるけれど、短編はまだ出るらしい?ので後日譚が語られると嬉しいな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/05/28(2223日経過)
記録初日
2018/04/01(2280日経過)
読んだ本
375冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
139706ページ(1日平均61ページ)
感想・レビュー
375件(投稿率100.0%)
本棚
8棚
性別
職業
IT関係
現住所
大阪府
外部サイト
自己紹介

ミステリ中心。なんでも読める人になりたい。

★x5:出会えたことに感謝
★x4:人に勧められる秀作
★x3:それなりに楽しめた
★x2:あまり合わなかった
★x1:時間を返してほしい

漫画・雑誌・技術書などは登録してません。
読書メーター開始前に読んだ本は再読することがあれば登録します(流石に多すぎるので……)

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