いよいよ玉座を巡る争いも佳境。それぞれの思惑はあるものの決着の時が近付いています。 しかし、改めて荒川さんは上手い！原作があることを忘れさせる緩急の見事さに思わず唸ってしまいました。これならもしかして今後の話も見事に盛り上げて描き切ってくれるのでは？と期待せずにはいられないくらい素晴らしいです。特に今回描かれるザッハークは出色の出来。ここからこれと戦うの！？と思うと、ワクワクが止まりません。一方ヒルメスの心情なんかも丁寧に炙り出してるし。どこまで行くのか分かりませんが、まだまだこの先も楽しみです。

いわゆるファンタジー戦記物ではあるものの、中々壮大な世界観とストーリーで話が進んでいきます。 ポイントは謎の力。世界を治めるべく進軍を続ける東方の覇者エルジャムカ。そして、進軍を受けた草原の民。草原の民にも神の力を持つ少女フランがいるが、そのフランを 想う剣士カイエンはエルジャムカの力の前に敗れ、奴隷となって売り払われて…。で、そこから色々な出会いがありカイエンが立ち上がっていく訳ですが、これで3巻で終わる？というペースです。ご都合主義でもあり、設定の割には話は軽め。でも面白いは面白いです。

表紙のイラストに目を引かれ、あらすじにある民俗学カルトホラーの文言にも引かれ、読んでみようかと。 冴えない容姿でコミュ障のため、人生が上手くいかない島本笑美。そんな彼女がまさかの大手企業モリヤ食品の内定を獲得。しかし、研修で見たのは奇声をあげ這い回る人々だった…。で、そんな妹を心配する兄が心霊案件を扱う佐々木事務所に妹を救出する依頼をするのだが。と、なんとなくそういう話ね、と読んでいくと、これがとんでもない！正に民俗学カルトホラー！！かなり面白いです。あるようで中々巡り会わない種類の面白さでした。

環状連VSインペリアル。それはつまり乙矢と加藤雅の東京三傑の二人の闘いでもある。と思ってたんですけど、色々あって話は違う展開になっていきます。 しかし、ここに来て半グレらしさが無くなってきて、山本節の作品になってます。原作は未読なので分かりませんが、同じ感じなんでしょうか？初期の頃の殺人や薬の話などの陰惨な空気がなくなり、喧嘩ヤンキー漫画になってますね。過去の因縁が絡んでくると、どうしてもドラマにフォーカスされるのも分かりますけど。 次巻予告では過酷な話がありそう。それはそれで次を待ちましょう。

タイガーマスクのマスクを被り、世の中の悪を正す動画を配信するユーチューバーの純。中々の人気を博すが、実際は引きこもりのコミュ障男。で、配信中はジョンと名乗り振込め詐欺と対決したりしていくうちに、悪徳業者の栗山に目をつけられ…。 と、展開がどうなるのか気になりつつ読み進めると、軽快なテンポで話が進みあっという間に読了です。家族の話があり事件がありでいくつか展開がありますが、全体的には軽めのお話。作者もあとがきに書いてますが、一昔前感は拭えない部分はあります。それなりに面白いは面白いですけど。

富を引き寄せる謎の溶岩とそれを追うジョディオ達。新たに仲間になったチャーミング・マンの弟が行方不明になったファラライ山の調査のため、土地を管理するハウラー社とのバトル開幕です。 しかし、今回のジョジョはバトル感が弱い…。話はジョジョなのですがスタンドに勢いがない。直接的にオラオラなパワー系がいないからなのか、駆け引きが地味です。まぁ、ここまでかなりの数のスタンドが出て来てるので、違いを出していくとこうなるのか、とも思いますけど。ガンマンの早撃ち対決じゃないですけど、力強い1対1での勝負！も欲しいとこです。

とうとう来ました！！オールラウンダー廻以来、待ってた遠藤さんのMMA漫画！ 今回は無敗のふたりというタイトルなので、多分主人公が出会った酔っぱらいトレーナーとふたりで無敗で勝ち上がっていく話になるのでは？などと予想しておりますが、とにかく待ってたんです。一巻だけなのでまだまだどうなるのか分かりませんが、とりあえず面白い。格闘技好きは勿論ですが、格闘技を知らない人も読んだら面白いと思います。ということで、一巻はふたりで挑む始めの試合に入ったところで続く。相手がかなり強い中、バッチリ勝ってくれること期待です！

いよいよ玉座を巡る争いも佳境。それぞれの思惑はあるものの決着の時が近付いています。 しかし、改めて荒川さんは上手い！原作があることを忘れさせる緩急の見事さに思わず唸ってしまいました。これならもしかして今後の話も見事に盛り上げて描き切ってくれるのでは？と期待せずにはいられないくらい素晴らしいです。特に今回描かれるザッハークは出色の出来。ここからこれと戦うの！？と思うと、ワクワクが止まりません。一方ヒルメスの心情なんかも丁寧に炙り出してるし。どこまで行くのか分かりませんが、まだまだこの先も楽しみです。